耳が痒くなる原因
頭に熱が籠る
閉ざされた空間に熱が集まると、外に広がろうと反応します。やかんでお湯を沸かせたときに、口元から湯気が吹きれるのと同じです。頭に熱がこもる場合、目、耳、鼻、口などの穴の空いた部分から熱が逃げようとします。その時の熱のこもりや膨張で痒みを感じやすくなります。
周囲の神経が緊張
耳は脳から神経が通っている部分です。耳やその周囲の神経に負担がかかると、感覚が過敏になることがあります。熱の籠りや食いしばりなどの圧力がその代表的な負担です。
耳に圧力が加わる
耳に圧力が加わると水分が集まります。そのために、熱が篭りやすい、神経への負担は増えるなどの症状が起こりやすくなります。
体が緊張している
精神的にが緊張していると体全体も緊張してしまいます。そんな時は、耳をかきたくなる衝動に駆られることがあります。その理由は、耳の穴を刺激することでリラックスする神経が優位になるからです。精神的な緊張を緩和させようとしての反応が痒みを起こす場合もあります。
痒みは体の負担を解消する反応
負担を減らせば痒みは治る
体で起きていること
冷えのぼせで熱の偏り
頭に熱がこもる理由としては、体全体の熱の偏りのこともあります。手足の冷えが頭に熱を過剰に集中させることもあります。そんな時は、足を温めたり、緊張を緩和させることが有効になります。
呼吸が浅く熱を発散できない
昨今ではマスクで鼻や口元を塞いでしまうことで頭に熱が篭りやすくなります。また、鼻呼吸がうまくできないと頭の熱の発散がうまくできなくなっています。そんな発散や熱の循環がうまくいかないことで頭に夏がこもりやすくなります。さらに、呼吸が浅いことで、胸やお腹が膨らみにくくなることも、頭の圧力の上昇につながります。このような習慣が耳のかゆみを誘発することもあります。
姿勢不良で圧力がかかる
耳周辺には食いしばりの影響で圧力が加わり負担となることがあります。その食いしばりは、緊張して起こるもののほか、猫背などの姿勢不良でも起こります。猫背になると頭の位置は前方に変異して顎で頭を支えようとします。このような負担が耳周囲の緊張やむくみの原因になってしまいます。
気候の影響を受けている
急な低気圧よって体は膨張してしまいます。気候の変化は、熱のこもりや圧力の負担を体に起こします。
症状が起きている部分以外も観察
かいても治らない場合は別に問題がある
やってみるべき対処
- 頭の熱を冷ます
- 頭皮周囲をカッサする
- 食いしばりの解消
- お腹や胸の呼吸をする
まずは、熱の籠りの解消として頭の熱を冷ますことが良いです。例えばアイスノンなどの冷たい枕で首から頭の熱を冷ますのも有効です。他にも、脳疲労などによる神経の緊張は、頭皮のマッサージが良いです。頭そのものへのケアのほか、お腹や背中、肋骨の動きを良くすることで間接的に頭にかかる負担を軽減できます。まずは症状が出ている部分へ直接対処してみましょう。それでも取りきれない問題は、体の状態を見て整えていくと良いです。
熱・圧力・緊張のことが多い
冷ます・緩める・巡らせると良くなる
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川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。