アトピーとカビ (真菌)

アトピー性皮膚炎は、アレルギー症状が原因で湿疹が出ると言われていました。そのため、年齢によってアレルギー症状が移り変わる、アレルギーマーチと言う言葉もありました。アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症などが年齢の変遷に伴い症状も移っていくと言われていました。しかし、現在では、アレルギーだけがアトピー性皮膚炎の原因ではないとされています。
そんなアトピー性皮膚炎ですが、まずは、アレルゲンがわかれば除去するのが一般的ですカビもそんなアレルゲンの1つです。カビの湿疹などには特徴があります。その特徴や対策を踏まえて解説させていただきます。

1,アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎とは、アレルギー症状を起因とする皮膚に起こる炎症性疾患です。ですので、一般的は治療としては、炎症を抑える薬の外用や痒みの元になるヒスタミンを抑える薬の処方がなされています。ですので、アレルギーにまつわる環境や食事などが身の回りに起きているかをまずは確認します。
次に、アトピー素因というものがあります。これはアトピー性皮膚炎になりやすい要因のことです。フィラグリンというタンパクが少ない、乾燥しているなど様々な要因があります。そのようなそうそに該当する場合に、アトピー性皮膚炎と現在は呼ばれています。

見た目に湿疹があっても、その湿疹ができる原因の違いによって対処が異なるケースもあります。その1つにカビがあります。カビは真菌と呼ばれる細菌の種類です。ですので、真菌に効く薬の処置やカビに対する対策が必要になってきます。

2,痒みがない湿疹はカビを疑う

カビの湿疹

カビの湿疹には形や痒みの特徴があります。
ブツブツしたものやドーナッツのような湿疹があれば、まずがカビを疑いましょう。有名なのはマラセチアというカビ菌があります。また、痒みがなく湿疹ができるというケースもあります。その場合は、皮膚科へ受診して鑑別をしてもらう必要があります。また、症状が出やすい部分にも特徴があります。デリケートゾーンなどではカンジダ菌という真菌があります。これは体の中にある菌の影響を受けて繁殖しやすくなるという場合もあります。他にも、水虫ができやすい場合もあります。カビ菌は皮膚だけでなく、頭皮にも及びます。癜風(でんぷう)というカビ菌がフケによく間違われやすいです。

このように体のいたるところにカビの影響受けて湿疹やかゆみを感じる場合があります。それでは、なぜ、カビがこんなにも繁殖してしまうのでしょうか?その理由は免疫力の低下や普段の生活習慣が影響しています。

3,カビで湿疹が起こりやすい人の特徴

  • 体の中にカビが多い
  • 免疫力が低下している
  • カビが増える食事が多い
  • カビが多い環境にいる

自分自身の体や周囲の環境の2つに分けて考えることができます。

自分自身がカビの影響を受けやすい状態とは

自分自身の体では、カビが多いことと、免疫力の低下があります。カビが多いと他の部分でもカビが増えやすくなります。カビが増える原因は歯科金属や腸内環境のアンバランスがあります。腸内環境で悪玉菌やカビ菌が多いと体のいたるとことにカビが繁殖しやすくなります。また、腸内でカンジダ菌などのカビが多くなるとリーキガットと呼ばれる腸内に炎症が起こり、免疫異常を引き起こすこともあります。慢性的な炎症は体力の低下を招き免疫力そのものを低下させることもあります。

周囲の環境でカビが多い状況とは

住居や気候の変化でカビが多くなることがあります。住居環境ですと、洗濯槽のカビや湿気の多い部分の影響です。他にも食べ物でカビを含むものを食べていると体でカビが増えやすくなります。また、梅雨など湿度が多いと、空調を整えないことでカビが増える、空調内のカビが舞ってしまいカビを受けてしまうことがあります。このような身の回りにあるカビへの対策をすることで、体に対してもカビが繁殖しにくくなります。

4,カビの湿疹対策

  • 出ている湿疹には皮膚科で薬を処方してもらう(抗真菌薬)
  • カビを含む食材を避ける
  • アマルガムの除去
  • 汗を拭い衣類を清潔に保つ
  • 空調や洗濯機のカビを除去する

アマルガムとカビ

汗をかいて痒みが出る場合は、汗に対しての問題のほか、汗によってガビガ増えてしまうことがあります。また、汗によって衣類に染み付いたカビがしみることもあります。自分自身の体であれば、清潔を保つように、汗を拭う、衣類を着替えるなどすると良いです。また、洗濯槽のカビであれば衣類に染み付いてしまうので、洗濯槽そのもののカビ除菌をします。そうすることで、汗をかいても痒みにくくなります。

さらに、体の中では腸内環境を整えることも大切です。アマルガムという水銀を含む歯科金属や腸内細菌そのもののバランスを整えることも大切な要素です。腸内環境はお通じの良し悪しなどにも反映されます。お通じが良い時は、便の匂いがない、ガスが出ないなどの特徴があります。

5,英気治療院の方針

  • 体の過度な緊張を整え内臓が動きやすくする
  • 体のめぐりを促し免疫を整える

英気治療院では、主に自律神経を整えることで、体の免疫機能を調節します。緊張が強すぎることで免疫機能が働きにくくなります。また、めぐりが悪いことで自然治癒力が機能しにくいので、体のめぐりを促していきます。このようにして体が治る状態にしていきます。体は過度なストレスや緊張状態が続くことで、免疫機能の低下、ストレス抵抗が弱まっていきます。その結果、カビが繁殖しやすくなるだけでなく、内臓の機能そのものが弱ってしまいます。その代表的な例が副腎疲労です。ですので、負担を減らして治る力を引き出す方針を取っています。

6,この記事のまとめ

さて、いかがでしたでしょうか。

体に出る湿疹の原因がカビが原因のこともあります。そのカビによる湿疹を防ぐには免疫能力を高め体や周囲の環境を清潔に保つことで可能になります。是非とも、まずは健康な体づくりを目指していきましょう。そうすることで、皮膚も強く丈夫になっていきます。

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