慢性湿疹の原因は、金属アレルギーかもしれません。金属アレルギーは、他のアレルギーと反応の仕方が異なりますが、症状の出方が似ているので混同しがちです。今回はそんな金属アレルギーについてお伝えさせていただきます。
金属アレルギーは、慢性的な湿疹の原因でもあります。基本的には、原因になる金属を除去します。
その上で、反応が起こりにくいように過緊張を解消すると良くなりやすいです。
金属アレルギーの種類
局所性金属アレルギー
全身性金属アレルギー
全身性金属アレルギーとは、食事に含まれている金属に血液を介してアレルギー反応を起こすものです。全身性金属アレルギーは、血液を介して起こるため、離れた部分でも反応が起こることがあります。
金属アレルギーの五つのタイプ
- 手足難治性小水疱タイプ
- 多発性痒疹結節タイプ
- 体幹の多型紅斑タイプ
- 慢性蕁麻疹タイプ
- そのほかの全身症状を伴うタイプ
手足難治性小水疱タイプ
多発性痒疹結節タイプ
体幹の多型紅斑タイプ
慢性蕁麻疹タイプ
そのほかの全身症状を伴うタイプ
肩こり、頭痛、めまい、ほてりなど自律神経失調症などの随伴症状を伴うケースもあります。
金属アレルギーを起こしやすい物質
- 水銀
- ニッケル
- パラジウム
- スズ
- クロム
アレルギーを起こしやすい金属
アルミニウム、チタン、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、パラジウム、銀、インジウム、スズ。イリジウム、白金、金、水銀
どんなものに含まれているの?
ニッケル
クロム
コバルト
パラジウム
イリジウムや印字リウムとともに歯科金造として使用
スズ
金属アレルギーの誘発
- アジュバンド作用
- 内分泌撹乱物質
- ストレス
アジュバンド作用
内分泌撹乱物質
ストレス
Th2細胞の活性をあげ、アレルギーを起こしやすくする
金属アレルギーは慢性炎症を抑える
重金属の排泄経路
金属アレルギーが起きる仕組み
金属アレルギーと慢性炎症
過緊張解消でアレルギー反応を起こしにくくする
- 局所の金属を除去
- 口腔金属
- ストレス発散
- 筋肉の緊張を緩和
- 血行を良くする
- お腹を柔らかくする
- 呼吸が楽な姿勢を作る
体に負担がかかることを排除した後は、体の感受性を整えます。辛い苦しいと言ったことを、きちんと自覚できるようにするということです。
そのために、まず体の筋肉を緩めることが必要です。筋肉を緩めることで、緊張を緩和するとができます。
また、血行循環を良くすることで体はリラックスできます。
自律神経を整えるには、お腹を柔らかくして、呼吸を整えることが有効です。治療院では、これらのアプローチで金属アレルギーが発症しにくい状態を作っていきます。
この記事のまとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
金属アレルギーには、種類多タイプの違いがあります。一般的なアレルギー症状とは出方が異なります。また、局所だけでなく、食事などを介して全身症状としても起こります。体の状態と周囲の環境を変えることで良くなります。また、慢性的な炎症を解消することでアレルギー症状も起こりにくくなります。
是非とも、記事を読んで実践してみてくださいませ。
お電話ありがとうございます、
川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。