アトピーに対して、食事でも様々な改善方法があります。しかし、どの方法が適しているかまでは明確な指標がありません。その理由はアトピーの症状や病態が人によって異なるからです。今回は、症状や病態別に食事の方法を解説いたします。
1,アトピー症状別に食事を意識する
- 炎症
- 痒み
- 落屑・乾燥
- 浸出液
2,アトピーとはアレルギー症状
3,炎症と痒みは別物
4,食事で炎症の対策は抗炎症
- 炎症の元を避ける
- 炎症を沈静化する栄養素をとる
食事で炎症を改善するには2つあります。
1つは炎症を起こす食事を避けることです。もう1つは起きてしまった炎症を最小限に止めることです。
炎症の元を避ける
- 刺激が強いもの
- アレルゲン
- カビを含むもの
- 水銀を含むもの
炎症を引き起こすものは、様々あります。アトピーでは、まずいつも食べている傾向を調べます。その上でアレルゲンの除去や体で影響しやすいものを避けることです。次に起きてしまった炎症を沈静化するものをよく摂るようにします。
炎症を沈静化する栄養素をとる
- クルクミン
- グルタミン
- オメガ3の油
- ケルセチン
抗酸化や抗炎症の効果がある栄養素や食材です。大切なのは偏って取りすぎないことです。
クルクミンはウコンやカレー粉に含まれています。グルタミンは旨み成分で、ボーンブロスなど骨からダシをとったスープで補給できます。オメガ3系の油はフィッシュオイルのサプリなどがあります。ケルセチンはブルーベリーなどに含有されているフラボノイドで抗酸化の効果があります。
6,アトピーは食事と以外とも合わせてケアする
- ヒスタミンを多く含むのを避ける
- ヒスタミンの分泌を促すものを避ける
- ヒスタミンの分泌を抑えるものを摂る
7,アトピーは食事と以外とも合わせてケアする
- マッサージ
- 入浴
- スキンケア
最低限上記のことも含めて網羅的に対策されると良いです。かゆみは感覚過敏や鬱血性皮膚炎のような病態でも起こります。このように複数の要素が複雑に重なり合っているので、アトピーは難治性と言われるのです。
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川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。