院長紹介

小さい頃はどんな少年でしたか？その時に持ていた夢があれば教えてください。

幼いころからおやつの時間には市販のお菓子ではなく手作りのおやつを食べてる家庭で育ちました。

家族みんなでのものづくりは、楽しい、美味しい、嬉しいの３拍子が揃っていました。

そのようなことがあり、小さい頃はコックさんになるんだ！と意気込んでいました。

モノ作りが好きで、図工教室へいったり、夏休みの宿題でも創意工夫が得意でした。

何かを生み出すことに喜びを感じるようになったのは、きっとこの時の影響だったと感じています。

今では自分で物事を見聞き体験したり、実験をして検証をすることが楽しみになっています。

人のために喜ばれるものを作る喜びは、今でも治療の技術や患者さんが良くなるためのニュースレターなどにも活かされています。

アトピー治療を始めたきっかけは？

私の弟は幼いころからアトピーでした。布団の中やお風呂でも掻き毟っていたのを覚えています。

特にかゆみが強くて布団も血だらけで、耳たぶが切れているくらいひどかったです。

私の両親は食事や衣類も変えてよくしていこうと生活習慣を変えていきました。

そばを食べて痒くなれば「そば禁止礼」がでたり、無農薬の畑を借りたりして家族みんなで協力し行きました。

その甲斐もあって、弟の肌は見る見るうちにきれいになっていきました。

「アトピーは生活習慣を変えることでよくなる」

幼い弟が親の努力と愛情のおかげで綺麗になっていく姿を見て、そう確信していました。

そんな背景があり、整体でアトピーをよくできる技術あると聞いた時も、何の抵抗もなく学ぶことができました。

独立する機会があり、どんなことを通じて人のために働くかと考えました。

私は迷わず家族のことに縁を感じて、アトピーをよくできることを広めていこうと決めました。

将来はどんなことをしていきたいですか？

怪我や病気になってから体の手当てをするのでは、時間もお金も負担がかかります。

気がつかないところで、私たちの体には様々な変化が起きています。その変化に気づけることで、怪我や病気は未然に防ぐことができます。

アトピー性皮膚炎で言えば、冷えやむくみなどが起こります。これらを症状が出る前に改善できれば、湿疹や痒みなどを未然に予防することができるのです。

このように自分の体を自分でよくできることを、治療院や地域の方々へ伝えていきたいです。

特に、赤ちゃんの湿疹や子供の怪我などは家族が手当てをできる。そんなことが当たり前になるような環境にしていきたいです。

現在、治療院以外にはどのような活動をされていますか？

現在は地域の高校へトレーナーとして週に一回出向いております。

また、アトピー治療が受けられる環境を整えるために全国４７都道府県を周り、地域の方や治療院の先生へ治療技術を伝える活動もしております。

世の中からアトピーで悩む苦しむ人をなくしたい。

アトピーを風邪と同じように、改善できる術が誰にでも選べてよくできる環境にしていきたい。

この実現に向けて、今日も精一杯活動しております。