感覚異常が痒みを起こす
- 猫背などの姿勢不良で骨格が歪んで固まる
- 神経が圧迫されて感覚過敏になる
- 筋肉のこわばりがうっ血を起こす
- 皮膚の引きつりで乾燥する
骨格のゆがみがバランスを崩す
体は常にバランスと取れなくなると、姿勢が固まります。姿勢が固まることで、筋肉や神経などに不具合が起こります。体は疲れやすくなり、ストレスや周りの刺激に対して過剰に反応しやすくなってしまいます。
その症状の1つに、「感覚異常」があります。
神経が圧迫されると痒み安い体になる
神経の役割は2つあります。1つは、脳から命令を伝えること。2つ目は、体に受けた刺激を受け取り脳に伝えることです。
しかし、途中で締め付けや圧迫を受けることで、これらの役割は障害されて、感覚異常を引き起こります。
感覚異常は2つあります。1つは「感覚過敏」です。通常は気にならない刺激にでも、過剰に反応してしまう状態です。
もう1つは、「感覚鈍麻」です。これは刺激に対して反応が鈍くなってしまう状態のことです。神経に問題が起こるとこのような感覚異常を引き起こします。痒みもそんな感覚異常で出る症状の1つです。
- 感覚過敏
- 感覚鈍麻
感覚過敏で痒みやすい体になる
かゆみは感覚過敏でも起こります。服が擦れる、皮膚に触れられるなど些細な刺激でも痒みを感じます。これはアレルギーではなく、感覚異常による痒みです。
感覚鈍麻でかゆみやすい体に固まる
体が固まるkとで、かゆみやすい体になってしまします。猫背であれば、首肩周り残りこわばりの部分に痒みを感じます。
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?それは、ぎっくり腰になるときと同じ疲労の蓄積と動き肩の癖が関係します。体に疲労がたまると、体を無理させないように動きが小さくなり、固まっていきます。そうすることで、神経が麻痺して本来の感覚を感じることができなくなります。
このような麻痺した状態ですと疲れやだるさも感じにくくなって、どんどんん固まっていきます。その結果、体はこりやだるさ以外のサインを出します。腰を痛める場合は、痛みというサインで、それ以上体を動かさないようにします。同じように、かゆみというサインを出して、その負担のかかった部分の負担を解消させようとします。
このような徐々に疲労が蓄積して起こる痒みもあります。
肩こり腰痛の代わりに痒みが出る
かゆみは、筋肉のこわばりでも起こります。
例えば、ほっぺの赤みもその1つです。ほっぺの筋肉が硬くこわばることで、血液の巡りが緩慢になり、赤みや痒みが起こります。
皮膚が引きつると乾燥する
皮膚の引きつりで乾燥や引き裂ける力のサインとして痒みが起こります。身近な例ですと妊娠中のお腹の痒みがそれに当たります。対処するときは、マッサージクリームで保湿しながら皮膚を緩めると解消しやすいです。
皮膚の引きつりは、神経や筋肉のこわばりでも起こります。ですので、皮膚に痒みなどの症状があったとしても、原因は皮膚そのものにないことが多いです。
7つの原因
アレルギー反応以外でも、かゆみを感じることはあります。主に7つの理由でかゆみを感じます。皮膚の癖、筋肉のコリ、体のむくみ、神経の障害、関節への負担、内臓の疲労、自律神経の乱れがあります。
これらのような炎症でない場合は、薬の効き目はあまり期待できません。その理由は、かゆみが起きた原因が肌に炎症が起きているわけではないからです。
皮膚のくせでかゆみが出る
特徴:体を動かすと引きつる。パラパラとフケや落屑(らくせつ)が出る
部位:頭皮、腕、くび、せなかに多い
かゆみ:ムズムズ、チクチク
炎症後の後遺症や姿勢が悪いと皮膚に癖がつきます。シャツのように皮膚も繊維です。体の使い方の癖によって皮膚の繊維はよれてしまいます。その結果、引きつりが起きてかゆみが出ます。
筋肉のコリで湿疹ができる
特徴:猫背や肉体疲労や眼精疲労に多い。筋肉の形に湿疹ができる
部位:首肩、肩甲骨、腰
かゆみ:チクチク
肩こりや腰痛でも湿疹やかゆみが出ます。その場合は、筋肉の形に湿疹が出やすいです。特に首肩周りにはダイヤモンドや富士山の形にできやすいです。
むくみで肌がくすむ
特徴:手足のむくみ、肌のくすみ
部位:腕、足
かゆみ:ムズムズ、広い範囲
手足のむくむでもかゆみが起こります。特に血液やリンパ液が滞ると、かゆみが起こりやすいです。
神経の障害で湿疹や痒いが起こる
特徴:力が抜けない、
部位:腕、胸、肋、顔
かゆみ:ムズムズ、広い範囲
湿疹が線上に出ている場合は神経の障害を考えます。筋肉はパンパンだったり、傷になりやすい場合は、神経の圧迫を疑います。
深いシワにできる湿疹
特徴:深いシワがある。関節以外にシワがある。
部位:肘や膝。首
かゆみ:ジクジク
深いシワがあるところは、関節の問題が多いです。特に肘膝や首周りに多く見られます。この場合は、関節の負担が多気いです。癖になると皮膚がもろくなり体液が出やすい湿疹です。
内臓の問題でかゆみが起こる
特徴:食事をしたとき
部位:お腹や背中。
かゆみ:ムズムズ
肝臓や腎臓の機能が低下すると肌にあふれ出ます。胃腸の具合が悪いと、お腹や背中に湿疹が出やすいです。内臓下垂の問題がきっかけで湿疹が起こることが多いです。
自律神経の乱れでかゆみを感じる
特徴:気温やストレスでかゆみを感じる。蕁麻疹の様なかゆみ
部位:体全体的に広がる。
かゆみ:うずうず
自律神経のバランスが崩れると、かゆみを感じやすくなります。特に、気温や湿度の変化、帰宅すると痒い場合に見られることが多いです。
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