パックの種類と特徴

パックの種類と特徴

パックは皮膚と外気を遮断して水分の蒸発を防ぎ、皮膚に潤いを与え、新陳代謝を活発にします。また、吸着作用によって皮膚の汚れや古くなった角質を取り去ります。保湿効果、洗浄効果を重視したもの、部分的に過剰な皮脂や毛穴の汚れを取り除く効果をもたせた小鼻まわりのTゾーン専用、日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐホワイトング効果を持ったものなどいろいろな用途があります。

ピールオフタイプ

皮膚につけたパック剤が、フィルム状に乾いてから剥がすタイプです。パックの膜は顔に適度に緊張を与え、皮膚にハリを与えます。皮膚状の古い角質や落ちにくい汚れも取り除き、皮膚をしっとりとさせます。乾いてフィルムになる成分として、水溶性高分子化合物のポリビニルアルコールなどが用いられます。ほかに皮膚にしっとり感を与える保湿剤や油性成分、吸着効果がある粉末などが配合されています。

ふきとりまたは洗い流しタイプ

皮膚に塗って一定時間後、ふき取ったり洗い流すタイプです。皮膚剤が配合されていないので、吸着作用による古い角質の除去などの効果はやや弱いですが、ソフトな感触で、皮膚に負担をかけずにパックできます。1剤と2剤を混ぜ合わせて二酸化炭素を発生させる炭酸ガスパックもこのタイプです。

貼布タイプ

不織布などのシートに、エモリエントゲルやエッセンスなどを含ませたものを皮膚に乗せるタイプです。顔全体用や、目の周り・頬などの部分用で手軽に使えます。

川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」