赤ちゃんの肌荒れ基準

アトピーとの判別が難しい

赤ちゃんは生後急激な環境の変化に対して適応しようとします。
その適応反応として肌は著しく変化します。
乾燥や分泌物の影響もありこれをアトピーと間違ってしまうこともあります。
そのような背景もあり、乳幼児のアトピー性皮膚炎の診断には生後4か月以上などの

1~2か月は分泌物による湿疹

人間の成長には急速に加速する時期があります。
それを成長期といい小学生に上がる前を1次成長期といい、中高生にみられる時を第二次成長期といいます。
また、生後急速に適応と成長が起きるときはこの1次と2次に対して0次とします。
ホルモンの分泌などが活発なため、時にはそれらが制御できないときもあります。
生後すぐの時期にはこのような活動が活発なために分泌物により毛穴が詰まり炎症を起こすこともあります。

2~3カ月は乾燥肌

急速な成長は体内のホルモン分泌以外にも筋骨格系も発育します。
特に筋肉や骨の成長に対して皮膚の成長が追い付かないときには乾燥肌が見られることもあります。
それはストッキングを引き延ばしたように、網目が大きくなるため肌を十分に保湿できないことが考えられます。
この現象は、皮膚の成長が追い付くことで自然と改称されていきます。

4か月以降はアトピーの可能性も

0次成長期での活発な発育が落ち着いてくると、分泌物や皮膚の影響は少なくなってきます。
この時期では成長期による内部の影響は落ち着いてきます。
一般的なアトピー性皮膚炎では、これ以降にも炎症などの症状が現れるときにアトピーの診断がされやすいです。
しかし、4か月以降ではなくそれまでの発育の過程を考慮しなくてはいけません。
発育には個人差があります。時間と共に解消できる問題を返って阻害してしまうことで自らの力で適応不全を起こすことさえあるからです。