本日のお題としましては頭の痒みについてです 。
頭皮や痒いこういったことは皆様ないでしょうか ?
もし、頭皮がかゆいのであれば、頭皮の問題、これを解決すれば、本来は終わりです。
皮膚の問題は、皮膚に直接何か刺激があったり、皮膚に異常があれば、皮膚にケアをすれば終わりなんです。 でも、そこの負担や問題が別のところから来ている場合というのは、皮膚だけのケアではうまくいかないこともあるのです。今回の症例というのは、そういった皮膚以外の問題が痒みを起こしているという、そういった問題ですね。
まず大事なのは 頭皮がかゆいそういったとき 頭皮以外 体で何か起きていないか 体の異常をよく見ることが大事です。他にも、どんな時に痒みが出るか、これを記録することによって、何が負担になったか、何が問題か、これが見えてきます。こんな感じで細かく見ていきますので、本日もよろしくお願いします。
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皮膚以外の痒みはどこから来るのか
今話したように皮膚 表面が何か異常が起きていれば湿疹とか赤みとか いろんなものが起きます。
でもそこに、起きている感覚の問題これは皮膚表面以外にも問題が起きて感じることもあるんです。
例えば、骨格、頭で言えば頭蓋骨であったり、脳の問題だったり、神経の問題だったり、これらがおかしくても、頭は痒みを感じることがあるんです。
また頭の問題特に頭の中でも耳の上 側頭部という場所は実は肋骨とか呼吸とかの影響を受けるんです そういったところが分かった上で記録を取ると、 記録の取り方も変わってきます。
浅い呼吸は気が付きにくい
まず今回の話で、先ほど話したように何が問題かというところを見ていくと、呼吸が浅いか浅くないか、この自覚症状があるかないかというのはとても大きいんですね。
自覚症状というのは、実は意識にその変化が上がってきた時に初めて起こるんです。
ただ それをより普段から気にしていれば、意識に上がりやすい。言い方を変えると、気にしていれば変化したことに気づきやすくなるんです。
呼吸が浅いか浅くないかっていうのは、例えば立ちくらみがしたとか何か勉強とか作業をしていて意識が飛びそうだとか眠いなって時に呼吸が浅いかも酸欠かなって思うこともあるんです。けれども、本来は普通に過ごすことができていますなので、息が切れるとか息が上がるということはなかなかないです。 だから息が浅いってのは気づきにくい。
歩いている、息が上がる、階段を登る、なぜか疲れやすいこういった運動という負荷を加えると、自覚症状として上がりやすかったりする。けれども、そうじゃない人は、呼吸が浅いか浅くないかというのは分かりづらいです。本来、肺というのは右と左にあります。右と左でしかも上中下右と左では 左の方が2つ右の方が3つの部屋に分かれています。もっと言えば、前だけじゃなくて横や後ろ3 Dで膨らんだり 縮んだりっていうのを横隔膜の力とかこの骨格の力を使って行っているので、息が吸えるだけじゃなくて、どこまで深く入るか肺のどこまで満たされるかみたいな意識をすると同じ呼吸ができるって言っても変わってくるんですよね。
浅い呼吸が頭に負担をかける
そんな呼吸実はこの頭の痒みと影響があったりするんです。どういうふうな影響があるかというと、まず肋骨っていうものは中に心臓とか肺とかそういったものが収まっています。それで、それそのものが膨らむには骨だけじゃと動かないです。なので、筋肉の力を使って骨というのは動くんです。 この鳥かご状の肋骨、胸郭と言うのですが、胸の前の方で胸骨という平たい骨、そこから細長い骨です。 肋骨というものがあって、それが背骨についている。背骨、肋骨、胸骨、これで鳥かご状の周りを作っています。そして、底辺には横隔膜という筋肉がついていて、その横隔膜がドーム状になっている。それが上に縮むことによって、肋骨が広がります。
開く下に落ち込むことによってお腹の呼吸になる。こんな動きをして呼吸というものが動か動いているんです。なので、この息が吸える吸えないっていうのは背骨が硬いか硬くないかということの影響も受けるんです。 背骨が硬くなってしまうと、胸がしっかり膨らまない膨らまないと浅い呼吸になってしまいます。また、それが固くなったりする意味としては今感染症が流行っています。基本的には、粘膜というところで守ったり体のリンパとかで防衛ラインがあるんです。そこで体が感染しないように守ってるけども、そんな100%守れないんで、空気に乗って入ってきたものはこの肺とかでも守る力があ流ので、そこで戦います。外部の異物と戦うために血液が肺などに集まります。基本的に異物の処理では炎症というものが起きます。このような炎症は、レントゲンとかで見ると白いもやに見えるんだけど、そんなに大きいものじゃなくてもそういった戦うということが起きています。
口とか喉に異物が入った場合は、多少入ったからといって別にイガイガしたりとか咳込みってしないじゃないですか?それぐらい小さいものだったら症状も出なかったり自覚もないんです。でも、そういったものが広範囲に及ぶと、入っているところは本来は呼吸でガス交換をするところなんだけど、それがうまくできなかったりする。 その結果、肋骨が閉じたり、背中が硬くなって、いわゆる寝坊勢とか、巻き方ってなりやすいんです。それだけでも、首や肩が凝りやすかったり、疲れやすいっていうようなことは起きます。でも、その状態が続くと、実は頭っていうところが 膨らんだりすることがあるんです。例えばいきんだりすると、体の圧力を加えるとのぼせるとか顔が赤くなるっていうような負担が上にきます。それに近いような状態が起きます。その結果、頭が膨らんだり圧力が加わったり、何ならここらへんから下の血の巡りが悪いから顔に血が溜まりやすい。いわゆる赤な顔になりやすい。ここの胸郭とか呼吸器の問題が首から上にも負担になっている。こういったことがあるんです。その結果、膨らんだり巡りが悪かったりして血が溜まったり、張り付いたりいろんな負担がかかることによって痒みが起きる。なので、手首を耳のてっぺんに当てて、ペタペタペターってあったこの時の大きさとかあるいはこの輪郭とかそれを朝昼晩で確認をする。それが時間とともにどう変化するか。またかゆみを感じた時に、かゆみを床の頭頂部に感じた時に輪郭だとか頭皮の硬さが伴って硬くなったり変わっていないかなど痒み以外のデータを取ることによって、呼吸が浅くて頭が疲れて頭が膨張しておかしくなった結果痒みが出たよねみたいな感じで分析することもできるんです 。
お風呂とリラックスした時の痒みの分析の仕方
今話した通り、2つのかゆみがあったりします。大事なものは、なぜそうなったかっていう、いわゆる原因というかきっかけを探るときにポイントがあります。それは、「どんな時に痒みを感じたか」このデータも大事なんです。先ほどまではその部分痒みがある部分がかゆみとともに どうなっているかという状態についての話でした。今回は どんなときに,つまり「状況」ですよね。「どんな時に」「どこが痒くなりますか」というような質問も結構します。
例えば、お風呂で温まった時に本来はここに血が溜まっているところに余計に血が溜まってしまったり、血が溜まったところに熱がこもってしまったり、あるいは急に血液が良くなることによって痒みが出るなど。 お風呂に入ることによってのいい面もあれば、負担になる面もあるんです。お風呂で体が温まった時に痒いとか、汗をかいてきたら痒い。もしそういった問題があれば、そこでの温まるとか、めぐりが良くなるというようなものが、痒みを誘発している可能性があります。
もしそうであれば、何をするかというと、その部分を温めることによって痒みが出るかという再現性を確認します。温まると痒みが出るというのは、アーティミンというタンパクがあって、40度から43度くらいの熱の刺激を与えると、痒みを感じるというような報告があります。 なので、温めると痒くなるのであれば、そこのタンパク質の問題があるであればやることが変わります。でも、部分的に一部分的に温めたとしても痒みが出ないのであれば温まることだけではない。例えば急に温めるとか血流が良くなった結果、温まって汗がかいてみたいな、もうちょっと幅広く見ていかなきゃいけないです。
もう一つの痒みを感じるというような報告もありました。これはリラックした時に痒みを感じたというケース。緊張が緩んだ時もそうだしそもそも 一つの原因ではなく複数の原因があることもあるんです。だから温まったときはこうだから、リラックス先はこうっていうふうにはやらなくて、分けて考えた方がいいです。リラックスした時は、「どこで」「何をしている時に」リラックスをして感じたか。そういった感じでまた1からデータを取った方がいいんですね。その時に同じですよねそのところがどうなっているか またリラックをするっていうのは、その時間が夜なのか、朝なのか、あるいは仕事がある日とない日こういったもので、同じようにホッとした時とかに同じように痒くなるかどうかっていうような、これもまた状況による 再現性っていうのをとるといいです。
先ほどは状態ですよね。温まる、熱の刺激というその状態の再現性だけど、状況ですよねっていうところを見るのとも大事です。 食事をすると痒くなるって人であれば、朝昼晩 どの食事をしても痒くなるかどうかを見るこれに近いですよね。リラックスをした時すべて痒みが出るのか。これも急に緊張してかゆうのがふわっと緩みすぎたことによってなるっていうこともあるんです。こんな感じで、データを取ることによって決めつけでなく、取ったデータから傾向を読み解くことによって、初めてその人のいわゆる仮説というのが成り立つんです。それをすることによって本当に体の訴えや体の声を聞くことができます。
呼吸による体の変化
実際、治療では、何を行ったかというと、やっぱり呼吸が浅かったので肋骨です。ここらへんをポンプをして肺の浮血をとります。右側をやりました、右の頭頂部を見て輪郭とか大きさとかあるいは呼吸の仕方とか変わったよね。でそれでじゃあ反対側もやります。反対側みます変わったよね。ということで 一つやってしっかりと先ほどの変化を見る。ということで呼吸が浅いと頭頂部が膨らむっていうようなことが出るよねっていうような 確認もしました。何かをするときに 一個一個見てその変化を見てそこからその結果から検証するという作業を一つずつ やらなきゃいけないですなんかやるということにみんなフォーカスをしてやったけどこうだったみたいなことが 結構多いんです。
でもまず、やってみて思ったような変化が出たかどうか。これを積み重ねていくことも大事なんです。原因を知って対策をしてやる。これでうまくいけば全然いいんですけど、なかなかうまくいかなかったり、その期間が長い人っていうのはやっぱり、ちゃんとできていなかったり変化っていうのを感じ取れてないこともあるんで、そこをしっかりとやるとよくできます。だからこそ、自分一人で抱え込むっていうのは難しい人に一緒に協力を仰いでやっていくっていうのがいいかなと思います。
チェックについてお伝えします。先ほど話した通り、頭が膨張するといろんな形に変化します。頭の輪郭を確認するとキノコのような横にこう膨らむように変化する場合もあります。そのほかにも、呼吸をしましょうって言った時に、鼻の呼吸ができるかも大切な観察ポイントです。それだけでなく、胸の上胸の真ん中、胸の下、横、後ろなどもちゃんと膨らむべきところ膨らんでいるかを見ることは必要です。最後に。仰向けに時にしっかりと背中ベターってつくかどうか。こういったところを見たりするとわかりやすいと思います。やっぱり圧力が加わったりすると頭っていうものの輪郭が変わりやすかったり 息は据えているけれどもしっかりと滞りなく淀みなくかつ満たされるように呼吸ができているか。これも意識しなきゃわかんないです。寝るはできるけども本当にリラックスして寝てるかどうかはまだ話が変わってくるんですね。
体の負担の確認の仕方
実際に呼吸がうまくいかないっていう人でよくあるのは、口呼吸になっている人が多いです。ではなぜ口呼吸になっているか?それは、鼻が乾いているからです。鼻の粘膜が乾いていると鼻呼吸ができないのです。まずは口を閉じて鼻呼吸ができるかどうか、これを意識しましょうとお話をします。もし乾いている場合であればお風呂の中に入ると、 湿気があって血流が良いんで鼻ごきが楽になりやすいです。その場合ではm潤いを与えたり 血流良くすることをやってみましょうという話になります。
あとは頭皮の痒みについては、刺激の有無を確認します。例えば、フケが多い場合だったらカビの疑いを持ちます。他にカビに類似するものがないか食べ物とかでカビに関係するものとして、コーヒー、ナッツ、チーズ、キノコみたいなものを食べてないか。他にも口角炎というものになりやすくないかを確認します。また、 腸内のカビが増えている場合には便の状態を確認します。大便をした後に何か残便感があsoudanたりする場合もカビの増殖を疑います。 そのようにカビが多い疑いがあれば、抗真菌の成分が入っているシャンプーを使うと、カビによる負担というのは減ることがあります。とにもかくにも、先ほど話したように、状態と状況の記録を取るというのが大事なので、そういったことを患者さんには話しています。
こんな感じで地道にデータを取っていくことによって、辻褄があってきます。そこで初めてしっかりと変化したものが、症状改善の結果につながるんですね。
症例:風呂に入ると頭が痒くなる
最後に症例を見ていきましょう。
1年以上続くという、症例について共有をしていきたいと思います。
頭皮の痒みが季節関係なしに続くということでした。
その状態については、呼吸が浅い状態です。この呼吸の負担は、季節の問題もあります。そん場合は、 その季節の問題をまず取るということをした方が良いです。理由は、その方の体調と気候の影響とを区別するためです。季節の問題をとってもなお残る反応であれば、体調による呼吸の浅さだと分けることができます。
呼吸を整えた結果として、頭の 輪郭というものは変わる反応が起こりました。
このかたは、忙しいとか緊張しやすいとか頑張りすぎちゃうような方だったので、息抜きをしたりとか切り替えをするような意識を持ちましょうねっていうことお伝えしました。良い状態を保つために、肋骨、ここの呼吸がしやすい状態を意識して頭の輪郭を確認しましょうということをお伝えしました。
日頃から頭の輪郭や呼吸を確認することによって、ここが変わったので痒みやすいなど気づきやすくなります。それを日頃から見ていただく。また治療を受けた日が一番状態が良いので、その日の夜お風呂に入ってどうかなというところを確認をしながら日々進めていくといいかなと思っています 。





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