新生児のアトピー
新生児とは出生後0日から28日の期間を指しています。
アトピー性皮膚炎の医学的定義としては「新生児“アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰り返す、かゆみのある湿疹を主病変とする慢性に経過する疾患であり、患者の多くはアトピー素因をもつ”とされています。
また、慢性化したものの定義は、“乳児では2ヶ月以上、その以外の年齢では6ヶ月以上”がめやす隣っています。
これらの背景から、生後4週の新生児をアトピー性皮膚炎と診断するのは困難です。
アトピーという診断はできない
それでは、どのような状態がアトピー様症状とされるのでしょうか。
その1つが乾燥肌です。
生まれつきアトピーで生まれてくる子はいないと言いますが、乾燥肌で生まれれくる子はいます。その場合、アトピー素因を持つ両親や親族がいるばあいにあアトピーだと決めてしまい、この様な新生児アトピーという言葉が出てしまったのです。
乾燥肌を作る環境
それでは、生後から乾燥肌になる原因はどの様なものがあるんでしょうか。
1つは栄養不足です。母体から送られてくる栄養が不足すると乾燥肌になります。特に亜鉛やマグネシウムな土が不足すると起こります。この2つの栄養素による不足は、大人であても乾燥肌になります。
生まれてからの環境が影響する
さらに新生児の乾燥肌には生理的なものもあります。それが環境への適応反応です。
胎児の時は羊水の中で生活するため、大気の乾燥とは無縁です。生まれ出てから今まで潤いの中でいたのが急に乾燥する環境になったものだから、急いで乾燥する環境に適応すべく変化します。赤ちゃんの成長速度と適応能力はずば抜けているため、その速度が尋常ではないためあたかも脱皮をしている様に見えます。
この様に環境ん変化に対する適応反応として、皮膚の代謝が活発に起こることで見られる乾燥はだもあります。
整体でできること
皮膚の乾燥は、生理的なものと、そうでないものがあります。むやみに沐浴をすることで乾燥肌を作ることさえあります。
赤ちゃんの適応能力はとても強いものです。
これらの反応は体の外からの刺激に対する応答です。うまく働くためには、脳をはじめとする刺激を受信する側を整えることで可能です。
赤ちゃんの頭の柔らかさは、環境に対する柔軟性でもあります。産道を通る際の刺激もその1つです。もし帝王切開などの場合には、頭蓋骨への刺激がないために、うまく適応反応を起こせないこともあります。整体では頭蓋骨を調節することでその様な刺激と反応を調節することもできるのです。
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川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。