- なぜ、月経で肌が荒れるのか?
- ホルモン異常の分類
- ホルモン異常の原因
- ホルモンを正常に保つ方法
- 日頃からできるケア
- この記事のまとめ
なぜ、月経で肌が荒れるのか?
それは、体の体調不良が浮き彫りになるからです。
月経前には、高温期と言って、体温が上がります。その時に肌荒れが起こります。それは、体温が高くなることで、代謝が上がり、解毒作用が高まるからです。
生理後に肌が良くなる理由
生理後、女性ホルモンが分泌されます。女性ホルモンは、肌の潤いを高める作用があります。女性ホルモンは、女性らしさを高めるホルモンです。ですので、ホルモンの作用によって、肌がキレイな状態になるようサポートされています。
高温期では、妊娠ホルモンが分泌されます。
肌荒れが生理前の高温期で悪化したように感じます。実際は、生理前だから悪化したのではなく、代謝が活発になることで、体の不調が著名になるのです。
生理後は、血液の排泄により不要なものが抜けます。それにより、体が楽になることもあります。しかし、排泄されるだけでなく、そのあとの女性ホルモンの作用で、肌がより良い状態になるようにサポートされているです。
このように、周期的に起こる生理現象としての月経に際して、肌荒れが起こらないためには、日ごろの体調を整えることで、解消できます。
ホルモン異常による肌荒れ
月経では、2種類のホルモンの作用によって、肌の状態が変わります。この作用は、生理的な変化です。
しかし、中には、ホルモンの分泌異常によって、肌荒れが起こるケースがあります。そのケースについてご説明させていただきます、
ホルモン異常の分類
女性は、ホルモンの分泌異常によって、肌荒れが起こります。その変化は、基礎体温から読み取ることができます。
http://www.yc-tsu.jp/funin/2/より引用
ホルモン異常の原因
- 自律神経の乱れ
- 栄養素のアンバランス
- 内臓の冷え
自律神経の乱れ
自律神経によって、ホルモン分泌はコントロールされています。
ですので、自律神経が乱れる原因である、ストレス、睡眠不足、疲労などが多いと、自律神経が乱れ、ホルモンの分泌異常が起こり、肌が荒れてしまいます。
栄養素のアンバランス
女性ホルモンなどの性ホルモンは、油でできています。ダイエットの様な過度な食事制限を行うと生理が止まることがあります。
このように、食事の摂取の仕方がホルモンも影響を与えます。
内臓の冷え
内臓の冷えは、内臓の機能を低下させます。そうすることで、内臓の疲労で油の分解ができないと吸収ができなくなります。肌荒れ以外にも、お腹を崩しやすくなったりもします。
特に、手足が冷えやすいほとは要注意です。冷えた血液が内臓を冷やしてしまうからです。
ホルモンを正常に保つ方法
ホルモンの状態を正常に保つためには、3つのケアが必要です。1つは食事、2つ目は、睡眠、3つ目は、体の巡りです。
この3つのうち1つでも崩れれば、ホルモン分泌へ影響が出ます。
日頃からできるケア
- 手足の冷えを解消
- 睡眠の質を高める
- 補食をして栄養補給
まずは、足元の冷えを解消することが大切です。手足の冷えは、血液を冷たくします。その冷えた血液が内臓へ戻るため、内臓への負担がかかります。
次に、睡眠時間を確保することです。生理前に眠くなるのは、内臓の働きを優先にするからです。普段の睡眠時間や睡眠において良い睡眠の質が伴っていないと、眠気が強くなります。もし、時間を確保できるようでしたら、20分程度の昼寝や仮眠などがオススメです。
食事においては、完食でお菓子ではなく、捕食としておやつを食べるようにしましょう。栄養素が不足することで、食欲が増します。その時に、量ではなく、必要な栄養素を補給します。特にタンパク質や鉄分、亜鉛などが必要になります。
煮干しなどを小袋で持ち歩くと良いです。煮干しには亜鉛が豊富です。そのほかにはボーンブロスも良いです。良質のアミノ酸が摂取できますし、腹持ちも良いです。
この記事のまとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
基礎体温を測ることで、生理的な肌荒れなのか、それともホルモン異常なのかの指標を取ることができます。
生理的な問題であれば、ホルモンに振り回されないように、普段の生活習慣を見直します。
ホルモン異常では、何が負担になっているかを見つけて、対処します。
体は、必要があって症状を起こしています。その訴えに気づけることで、自分自身の体をコントロールすることができます。
是非とも、この記事をきっかけに見直して見てくださいませ。
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川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。