目次
1,妊娠中に出る痒みの特徴
妊娠中には「妊娠性掻痒感(にんしんせいそうようかん)」と言う、かゆみがでる症状が起こりやすいです。
妊娠中には、ホルモンバランスの変化、皮膚のひきつりなどが原因でこのようなかゆみが起こりやすいです。しかし、素体にアトピー症状を抱えている場合には、このような一般的な妊娠性掻痒感とは異なったかゆみが起こります。
アトピー性皮膚炎を合併している妊婦の場合、50%以上が妊娠中に皮膚炎が増悪し、25%は改善したとの報告があります。また、妊娠中の中期〜後期において増悪する傾向があるとのことです。そのような場合には、原因が異なりますので、対策や対処の仕方を変える必要があります。
2,妊娠中に出る痒みの原因
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/63/2/63_KJ00009262742/_pdf
- 肌の乾燥
- ホルモンバランスの乱れ
- 肝機能の低下で胆汁分泌が悪くなる
- 汗によるかゆみ
- 下着の締め付け
- 皮膚のひきつり
- 細菌やウィルスなどによるかゆみ
妊娠することで、体型の変化や体の中のホルモンバランスが変わります。それによって、痒みを感じることがあります。多くの場合、妊娠を終えることでかゆみが治まるものが多いです。
一般的なアトピーのかゆみの原因
- 皮膚の乾燥
- バリア機能の障害
- 皮膚に対する刺激
- フィラグリンの欠乏
妊娠中の掻痒感とアトピー発症の要素が重なることでかゆみは増大していきます。
アトピーの方が妊娠した時に感じるかゆみの原因
- Th2サイトカイン優位
- 女性ホルモン分泌↑
- エクリン汗腺亢進
- 妊娠自体のストレス
- フィラグリン発現の減少
- 薬の使用量の減少
アトピー体質の場合には、一般の妊娠中のかゆみとは異なる変化が起こることが報告されています。妊娠中には、女性ホルモンの分泌亢進が起こります。この女性ホルモンは、ラットの実験で、ヒスタミンを放出する肥満細胞の活性化に影響を及ぼす影響が報告されています。
汗をかくことがアトピー性皮膚炎の増悪因子ですが、妊娠中には、このエクリン腺の機能亢進が起こります。天然保有因子であるフィラグリン自体が、妊娠中に減少することは不確かであるが、Th2サイトカイン環境は、後天的に表皮のフィラグリン発現の低下を生じさせるため、可能性は否定できない。
参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/63/2/63_KJ00009262742/_pdf
4,妊娠中に湿疹がでたときにすべきこと
- 肌へのストレスを減らす
- クリームなどで皮膚をマッサージする
- 下着のサイズの調節
- 柔軟剤などの界面活性剤を減らす
皮膚そのものに加わる刺激や乾燥を助長するものを避けることで、かゆみの原因を解消できます。
日常生活でもできること
一般的には、抗炎症や抗ヒスタミンなどの薬が医師の診断のもと処方されることもあります。妊娠中には、できるだけ薬を使いたくないというのが本当のところかと思います。そこで、ヒスタミンを含む食材を避ける、抗ヒスタミン作用のある食材を食べるなど日常の食事で変えることも1つの手です。下記のサイトにオススメの食事方法の記載があります。
5,妊娠中の痒みを繰り返さないための予防法
皮膚の柔軟性が体型の変化についていけない場合にこのようなかゆみが起こりやすいです。ですので、皮膚そのものを柔らかくすることで、かゆみが起こるのを防ぐことができます。
基本的には、妊娠中の掻痒感に対するケアを優先します。それでも、残る場合には、アトピーに対するケアをを行います。特に、薬の使用ができなくなることに悪化が多く見られます。普段から、薬以外の対処を行うことで、搔き壊しの予防ができます。
6,整体で妊娠中の痒みが良くなる理由
皮膚の柔軟性は、姿勢や内臓の影響を受けます。そのため、肩こり肩こりや腰痛を持っている方は、皮膚がひきつりやすく妊娠せんなども起こりやすい傾向にあります。整体をすることでそのようなかゆみの予防にも繋がります。
7,整体を受けた方がいい場合
もし、このような場合には、整体を受けることをオススメしております。
・薬を飲んでもなかなかかゆみが止まらない
・皮膚のひきつりがきになる
・お腹の冷えや胃腸が弱い
もしことのような場合には、整体を受けることで解消できます。
妊娠中の環境は胎児にも影響します
- 妊娠中の環境が及ぼす影響
- 実は胎児の段階から始まっています
- 妊娠中からも整体を
妊娠中の環境が影響します
子供は10月10日で体が作られて生まれてきます。
しかし、その母体にいる環境で、何らかのストレスを受けることで
胎児が体に弱さを持つことがあります。
呼吸器が作られるときでは、喘息や鼻炎
皮膚の場合にはアトピーなどその時期によって異なります。
アレルギーは胎児のころからの問題でもあるのです
妊娠中から体を整える意味とは
安定期に入るまでは、ほとんどの医師や施術家は施術をすることを嫌います。
しかし、母体の環境が不安定ですと、支えることができず胎児を流産してし舞うことが多いです。
不妊症も、子宮の環境が悪く、女性が妊娠に耐えられないので妊娠できないのです。
当院の施術は、爪の色が白くなるくらいのソフトな刺激で行います。
生まれるくるお子様の、状態は、胎児の段階から影響を受けています。だからこそ私はお話しいたします。
もし、あなたが花粉症やアトピーで苦しんでいるなら
同じ思いを子供にもさせたいでしょうか。
生まれてくる子供のためにもあなたが健康である必要があります。誰にでも不安はあるものです。
母子ともに健康な状態を保つことがかゆみのケアだけでなく、生まれてくる子供の体調管理にもなるのです。
8,この記事のまとめ
妊娠中のかゆみには、一般的な体型の変化と、アトピー体質の変化の両面があります。それぞれの原因が異なりますので、適切な対処が必要になります。また、妊娠中の体へのケアは、胎児への影響があります。自分自身だけでなく、生まれてくる子供へのケアにもなりますので、是非とも妊娠中のケアを意識してみましょう。
施術料金
当院の特徴
毎回しっかりと振り返りを行う
施術を受けたときに、体がどうなっていて、どんなことをされたかわからないと不安になっていまいます。私もそのようんことは嫌です。
当院では、その当日にどんな状況だったのかを確認して、施術で行ったことと、体がどうなったのか毎回振り返りをおこないます。
次回までの変化や見ていただきたい点などもおしらせします。受けているだけでなく、日頃から体をよくできるのです。
LINEで24時間フォロー
辛いときになんとかしたい!かゆみはとても辛い症状です。そのときにアドバイスできればと思い導入しました。
辛いそのときのリアルな状況判断ができれば、適切なアドバイスもできますので、悪化させずに済みます。
体の状態に応じて資料で確認
施術中に栄養や日常の過ごし方などのアドバイスをいたします。しかし、言葉だけでは忘れてしまうものです。当院では、その方に応じたアドバイスを資料として紙面にてお渡ししております。
そうすることで、家に帰った後でも見直すことができます。
想い
私も幼い頃悩んでいました。
私の弟や私自身も肌のトラブルを患った経験があります。その時は、食べるものから着るものまで変えることで良くなりました。生活習慣を変えればよくなるものと知って育ちました。
子供のころに学んだ経験は、環境や自己管理で良くなれるということでした。
アトピーは風邪と同じです。
風邪に完治がない、風邪の特効薬がない。それでも風邪で一生悩み苦しむことはありません。それは、その時に応じて適切な対処ができているからです。その方法や道筋が確立されているので悩む人がいないのです。
アトピーもよくできます。
そのためにも正しい道すじを知って対応できれば変われるということを伝え広めなくてはと感じております。
薬にだけ頼るのではなく、「なぜ症状が起きたのか?」その気付きが必要です。その改善のヒントを一緒に考え、改善できることでアトピーの症状を必要としなくなります。
私は、自分が変われたように、セルフケアを通じで変われる人生の手助けをいたします。もし、悩まれている場合には、一度ご相談ください。一緒に改善のきっかけをつかみましょう。
施術料金
初見料3240円(税込)
あなたの今の状況をカウンセリングさせて頂き、原因を特定するための検査を詳細に徹底して行います。そのための初見料として初回のみ頂いております。
施術料6480円(税込)
あなたの体を優しい整体で調節します。(20〜30分程度)
お電話ありがとうございます、
川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。