アトピーとシャンプー 目次
- 頭皮の痒みとシャンプー
- 頭皮が痒くなる原因
- シャンプーの種類とダメージ
- 気をつけるシャンプーの成分
- 頭皮が辛い時の対処法
- 整体で頭皮のかゆみが楽になる
- 整体を受けた方がいい場合
頭皮の痒みとシャンプーの関係
アトピー性皮膚炎の悩みの1つでもある頭皮の痒み。これは頭皮が炎症によって熱のこもりが起きる、刺激に対して敏感になるなどにより起こります。
アトピー性皮膚炎では、顔の赤みや痒み続き、人目につく頭皮の症状も悩みの1つになっています。
このような炎症が起きた場合に、いつも通りのスカルプケアをしていても、よくなるどころか、返ってシャンプーの刺激が炎症を助長することもあるのです。
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頭皮が痒くなる体の状態
頭に圧力が加わっている時
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頭蓋骨のなかには脳や髄液と呼ばれる液体で満たされています。そしてその液体は体のなかを巡っており、頭蓋骨のなかは脳が機能しやすい環境になっています。
しかし、脳に負荷が加わると、過活動となり炎症が起こることもあります。また、その時には脳圧がたかくなるだけでなく頭蓋骨は膨れていきます。
このような状態ですと、膨れた風船のように刺激に敏感になります。頭皮が赤くなるだけでなく、フケなども出やすい状態になっていきます。もちろんシャンプーなどの刺激にも過剰に反応しやすく、痒みを感じやすくもなります。
頭皮が硬い場合
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痒みはいくつかの状態で感じます。その1つにめぐりが悪い状態があります。
シャンプーの種類
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シャンプーは頭髪の洗浄を目的に使用されてきました。その中でも成分を変えることで使用感などに変化も持たせるようになり、いくつかの種類に分かれるようになりました。大まかには3つの種類に分けることができます。
高級アルコール系
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高級アルコール系のシャンプーは、市販されている大部分のシャンプーです。洗浄力が高く、気泡性もすぐれています。そのぶん頭皮下手しする刺激も強いため、炎症が起きている際には適しません。
石鹸系
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石鹸シャンプーは、昔からある石鹸をベースとしたシャンプーです。
洗浄力はあり、毛穴の汚れまで落とせます。石鹸がベースなので刺激は少ないですが、使いすぎると皮脂を取りすぎる傾向にあります。そのため、炎症が起きている時や敏感な時には適していません。
また、シリコン入りを使用していた場合には髪がごわつくような感じになる報告もあります。
アミノ酸系
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アミノ酸シャンプーは、比較的新しく、肌にやさしい洗浄剤と注目されているシャンプーです。
気をつけるシャンプーの成分
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シャンプーには種類があるとお伝えしました。それぞれが明記してあれば良いのですが、なかなかわからないものです。
化粧品には全成分表示法というものがあります。そのためラベルを見ることでどのような成分が使用されているのかがわかります。その成分を元にどの種類のシャンプーなのかを見極めることができます。
高級アルコール系
ラウレス硫酸Na
ラウレス-2硫酸アンモニウム
ラウレス硫酸TEA
石鹸系
脂肪酸Na
脂肪酸K
石けん素地
アミノ酸系
ラウロイルメチルアラニンNa
ココイルグルタミン酸Na
頭皮が辛い時の対処法
痒みが起きる時にはいくつかの要素があります。頭皮の場合ですと、ケアの汚れ、熱のこもり、循環の滞りなどあります。
まずすべきことは、頭皮の状態を把握することです。
炎症が起きていなくても、かゆい場合には清潔にする、使用しているシャンプーを変えるなどが有効です。
また、頭皮自体が過敏になっている場合には、頭皮の保護と再生を促す必要があります。洗い過ぎないこと、循環を促すなどしていきましょう。
フケが出たとしてもそれは頭皮の汚れなのか、日焼けと同じように代謝によるものなのかの区別も必要です。炎症がお余るとフケ自体も治まってくるので、頭皮の状態を把握した上で判断していきましょう。
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整体で頭皮のかゆみが楽になる
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頭皮の下には頭蓋骨があります。首から下の循環が悪いと頭皮への血流も悪くなります。
整体をすることで、頭蓋骨を取り巻く頭皮の緊張が取れ、循環が良くなります。また、自律神経が整うことで、汗腺の調節ができ頭皮の乾燥の改善も期待できます。
整体を受けた方がいい場合
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もしあなたが
・お風呂に入ると痒くなる
・頭が熱くなると痒くなる
・フケが出てしまう
・シャンプーをしないと頭が気になる
このような場合は整体で改善できます。自律神経の乱れのよるホルモン分泌異常、血流障害による頭蓋骨のふくらみなどが起こります。これらは整体でよくできるものです。
ぜひ、気になる場合には一度ご相談くださいませ。
お電話ありがとうございます、
川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。