唇が乾燥する、痒みがあると、つい舐めたりつむんだりしてしまう口の周りの乾燥や痒み。つい癖になってしまいガチなので、いつの間にか口周りが荒れてしまう。痒みが治まらない場合は、唇を噛んでしまうことも起こってしまいます。辛いですよね。そんな痒みは皮膚の問題以外にも原因があります。
このような痒みは感覚過敏によって起こることもあります。この感覚過敏は筋肉や神経の働きに異常をきたすと起こります。では、どのようにして、解消してけばいいのでしょうか。英気治療院の取り組みを交えて解説させていただきます。
パッとみてわかる見出し
1,唇がかゆい理由
- 唇が乾燥している
- 顔の周りの神経が緊張している
- 血液の鬱滞がある
唇は汗をかくことができません。そのため、乾燥することで口の周りの水分を奪ってしまいます。そうすることで乾燥する痒みが起こりやすくなります。
また、唇周囲の神経や血液の鬱滞が起こると、痒みを感じやすくなります。顔面神経や三叉神経という神経があります。これらの神経が緊張することで赤みやすくなり、場合によっては感覚過敏が引き起こされることもあります。
このように、唇はその周囲の問題が痒みという異常を知らせるサインを出すのです。
唇が乾燥する場合は、リップクリームなどで潤わせることで解消できます。
しかし、それだけでは不十分です。その理由は、なぜ乾燥してしまったのかの原因への対処がないからです。
それでは、唇が乾燥や神経の緊張が起こる原因について深掘りしていきましょう。
2,唇がかゆい原因
- 食いしばりなどのこわばりがある
- 乾燥のために痒みを感じやすくなっている
- 体の中に熱がこもっている
乾燥することで、唇を積むんだりなめて皮膚が乾燥します。繰り返すことで炎症が起きたり感覚過敏になることもあります。その原因は、口の中の粘膜が少ない、唾液が少ないなどがあります。
舌を見るとひびがあれば体の中に熱のこもりがあります。
また、栄養不足やその偏りで粘膜の代謝がうまくいかないことで乾燥することがあります。そのような場合は、栄養のバランスを見直す、体で消耗していないかを確認していきます。
痒みは、乾燥だけでなく、神経の緊張による感覚過敏でも起こります。
その1つに食いしばりがあります。三叉神経は全体に渡って張り巡らされています。その神経は耳周囲からも出ています。
この神経が緊張すると感覚異常が起こりやすいです。そのような場合は、神経の緊張を緩める、感覚入力をすることで、痒みに過敏になった異常を解消することができます。
3,一般的なかゆみへの対処
- リップクリームで保湿
- ペルペスの薬を塗布する
- 皮膚科への受診
唇やその周囲に痒みを感じたら、まずすべきは、痒みだけが起きているかを確認することです。
その理由は、単純疱疹(たんじゅんほうしん)つまりヘルペスのこともあるからです。ヘルペスはウィルスなので相応の薬があります。唇周りが痛痒い、腫れるなどの症状も伴います。
その場合は、一度皮膚科へ受診して確認されることをお勧めいたします。そうでない場合は、乾燥による痒みも多いです。その時はリップクリームの塗布をします。それに加えて口の中もうるおすことで、乾燥することを予防することができます。
しかし、ヘルペスでもない、乾燥もしていない場合は、神経の緊張を疑います。そんな緊張は首肩こりや食いしばりなど唇以外に問題が起きていることを疑います。
4,英気治療院の取り組み
- 首を緩めて顎にかかる負担を減らす
- 頬周りの動きをよくして唾液の分泌を促す
唾液の分泌と神経の緊張をまずは行います。
食いしばりや首の硬さが顔周囲の神経を緊張させます。また、顔にある神経そのものを緩めることとともに、顔の筋肉を動かすことで唾液の分泌を促せます。そうすることで唇の乾燥も解消できます。
このように、唇が乾燥したり感覚が過敏になるのは2次的なことが多いです。その場合は、唇そのものへのケアと唇に負担かがかからないための対処も必要になります。体全体を通じて整えることで痒みが必要のない体にすることができます。
5,この記事のまとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
唇の痒みは、乾燥以外にも起こります。まずは炎症や乾燥に対する対策を講じます。それでもまだ残る問題は、唇そのものに原因がありません。
首肩こりや食いしばりなどの体のアンバランスで起こる負担を解消することで、唇にかかる負担も減っていきます。それがかゆみの根本をよくする方法にもなります。
是非とも、痒みが起きた時に伴って起きている体の不調にも目を向けてみてくださいませ。
お電話ありがとうございます、
川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。