アトピーは完治するものか?
アトピーが完治することを望む人は多くいます。それはアトピーのために苦しんでいる現状があるからです。病気は叩くもの。そのような考えがあるから完全に治ることを願っています。
別に見方をしてみましょう。風邪は完治するものでしょうか?風邪は体にウィルスなどが侵入して感染することで発症します。体はこの事態に対して免疫反応を起こします。免疫反応は体から異物を排除する働きを持ちます。この働きを高めるために、風邪になった時には発熱をして免疫を高めようとします。風邪の症状には意味があります。そして風邪を抑える薬はありますが、風邪を治す薬は存在しません。
アトピー性皮膚炎と同じです。アトピーの症状は必要があって出ています。そしてアトピーの症状を抑えるためにステロイドをはじめとする薬があります。ですが、アトピーを治す薬は今現在存在しません。
これを踏まえてアトピーは完治するのかを考えていきましょう。
言葉の定義
完治という言葉の使い方
病気やけがなどが完全に治ることとされています。
では、完全に症状が出ないときはどのような時でしょうか?それは私たちの生命が機能できている状態です。
病気を必要としない状態であり続けることが、完治している場内とも言えます。
全治
怪我や病気の程度を表すもの。
全治〇カ月などの様な使い方をされます。
これは病状や統計的な見解から導き出されるものでもあります。
寛解
病気の症状が、一時的あるいは継続的に軽減した状態。または見かけ上消滅した状態。
条件によっては症状が起こることもあるし、コントロールすることもできる。
例えヘルペスなどもその例です。体が弱り、免疫が下がることで神経にひそんいたウィルスが悪さをします。そして口の周りなどに湿疹が起きます。
アトピー性皮膚炎もこのような状況になります。体が弱ったり負担がかかることで赤身や湿疹が表に出てきます。病気などに対しては適切な言葉や表現を使わないと誤解を招くことがあります。
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川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。