足がかゆい、もしかしたら水虫かも。
急にかゆい痒みの場合は、そのように考えがいきがちです。しかし、毎日のように繰り返し痒みを感じる場合は、違和感などに慣れてしまい、ついボリボリかくことが習慣になりやすいです。そうすることで、皮膚は傷つき、細菌感染にいたるケースもあります。そんな足の痒みの原因はどんなことが挙げられるでしょうか?基本的な考えをベースに、英気治療院の取り組みを交えて解説させていただきます。
パッとみてわかる見出し
1,足がかゆい理由
足がかゆいと感じるときはどんな時が多いでしょうか?
例えば、足が蒸れてムズムズしている時などもあるかと思います。足周りに異物感や不快感を感じる時に、痒みは起こりやすいです。それば、蒸れであったり、衣類による違和感などは、直接触れるなどすることで調節して解消します。ですので、痒みという感覚を引き起こして、その部分に手を当てるのです。では、このような反応以外に、痒みが起こる理由はどんなものがあるでしょうか。いくつかリストアップしてみました。
- 足に異物がありむず痒い
- 足の感覚が鈍くなり違和感を感じる
- 血行不良でムズムズ感じている
- 足のつき方に不具合があり違和感を感じている
皮膚そのものに問題がある場合は、皮膚表面へのアプローチが有効です。例えば、靴下がよれている場合は、靴下をずらしてシワを伸ばすことで解消できます。そうでない場合は、違和感や不快感を感じている状態を解消することで、ムズムズや痒みを解消できます。
皮膚表面の問題であれば、カビなどが有名です。いわゆる水虫と言われる真菌の感染です。免疫が低下すること、不清潔であると足指に水虫ができやすくなります。この場合は、水虫の治療を行うことで解消できます。
他にも、皮膚よりも中の問題でも痒みを感じる場合があります。血行循環、神経の感覚過敏、骨格などの姿勢にまつわる問題です。これらも痒みといして違和感を自覚しやすいです。
しかし、かいて治る問題であれば良いですが、皮膚よりも深い場合は、なかなか改善されません。その理由は、違和感や不快感を感じるようになった原因が皮膚そのものにないからです。
では、どんな原因で上記のような状態になったのでしょうか?
姿勢や血行などについてさらに深掘りしていきます。
2,足がかゆい原因
体が痒みを感じるのは、皮膚に問題が起きた場合にもありえます。そのは、皮膚よりも深い部分に問題が生じた場合です、具体的には、感覚過敏や血行不良、姿勢の不具合で筋肉や関節へ負担がかかる時も痒みを感じやすいです。
では、どんなことが原因で、それらの組織に負担がかかるのでしょうか?一般的にありえそうな事柄を列挙してみました。
- 座りすぎで坐骨神経が圧迫を受けて緊張する
- ガニ股など立ち方に問題があり足へ偏った体重がかかっている
- 内臓の負担があり、猫背でつま先重心になっている
- むくみや冷え症のために、常に足が冷えている
いかがでしょうか?
足そのものに問題がなくても、緊張や血行不良などが起こる場合があります。その場合は、凝り固まった筋肉やめぐりが悪くなった血液を促す対処も必要です。それと並行して、姿勢を正す、お腹を緩めるなどの体のなかや全体を整えるケアも必要になります。そうすることで、痒みそのものが起こりにくい体にすることができます。ぶり返したり、対処しても止まらない痒みには、このような体全体を通しての負担が隠れていることもあるのです。
3,一般的なかゆみへの対処
一般的に、足に痒みを感じた場合、皆様はどのように対処されていますか?
かゆい時には、かく。それ以外に考えられる対処をあげてみました。
- 傷がる場合は、保護をする
- 菌に感染の場合は薬でケアする
一般的なケアとしては、やはり皮膚そのものへの対処が多いかと思います。他にも、しもやけのように明らかに冷えによる痒みの場合は、ぬるま湯で足をゆっくりと温めるケアをされることが多いようです。このように、皮膚そのものへの対処がまず第一選択されます。それで痒みが治るかをまずは、観察します。それでも改善が見られない場合は、皮膚科への受診をして、病名のつく病気かどうかを確認します。このような流れを経た上で、皮膚以外の問題もあると勧められた方が安全に体をよくすることができます。
4,英気治療院の取り組み
それでは、皮膚よりも深い部分に負担がかかり痒みを感じている時、整体や鍼灸では、どのようにして体をよくすれば良いのでしょうか?
一般的な方法はマッサージやお灸で温めることを想像されます。しかし、それでは、足への対処が多いのです。本当に痒みの原因を究明していくと、足以外のケアも必要になることが見えてきます。臨床でよく見られる原因や対処について解説いたします。
- お腹の状態がよくなく自律神経が緊張して冷えている
- 体の感覚が鈍くなり固まっている
- 体の扱い方を忘れてしまい、姿勢が固まっている
猫背や巻き型になりやすい人は、足への負担も多いです。それは、食習慣や仕事などの身を置く環境の影響を強く受けているからです。そんな時は体を緩めるだけでなく、椅子の座り方や食べるものの選別なども含めてケアを行います。内臓下垂の問題は首や足へも影響するので、内臓のケアも行います。ただし、それだけでは、負担が拭えていないので、普段の食生活、入浴の有無なども確認して、必要であればセルフケアを促します。このようにして、鍼灸や整体で体を整えるとともに、日常生活の改善を測ることで、より良い状態へ導いていきます。
5,この記事のまとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
足の痒みには、様々な原因があります。その問題の引き金を見つけることで、体にとって何をするべきなのかがわかります。その問題の多くは、日常生活の習慣の中に隠れていることが多いので、体のケア、皮膚のケアと伴って身の回りの環境を整えることで足にかかる負担を解消できます。このような取り組みが、痒みを感じにくい体にすることにつながります。
是非とも、皮膚への対処で痒みが収まりきらない場合は、体全体や周囲の環境改善にも取り組まれてくださいませ。
お電話ありがとうございます、
川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。