- 腸もれとは
- 腸漏れで起こる体の変化
- 腸漏れとアトピー
- どのようにして治療をするのか
- こんな方法がおすすめです
1.腸もれとは
腸漏れとは、「リーキーガット症候群」をわかりやすくいったものです。このリーキーガット症候群とは、腸粘膜に炎症が起きてしまい、未消化な食べ物までも体の中に入ってアレルギー反応などを起こしてしまう病態を持っています。
1-1.リーキーガット症候群の原因とは?
- カンジダ菌の増殖
- 貧血で鉄剤を取っている
- 小麦に含まれるグルテンや乳製品のカゼインなどの摂取
- アマルガム(水銀を含む詰め物)
1-1-1.カンジダ菌の増殖
カンジダ菌とは、体なのかにいる菌です。カビの菌の一種でもともと体の中にいる菌です。しかし、このカンジダ菌が増殖しすぎることで腸内に炎症が起きてしまうことがあります。
1-1-2.貧血で鉄剤を取っている
慢性的な炎症があるときに貧血になりやすいです。単純な鉄が不足している場合の貧血であればタンパク質や鉄の摂取をすることになります。しかし、体の中に慢性的な炎症が起きている時の鉄の摂取は危険を伴います。その危険とは、鉄は金属なので、酸化しやすいです。炎症が起きていると、活性酸素が多く発生しています。その中に金属が入り込むと、酸化して細胞を脆くしてしまいます。鉄は、諸刃の剣なのです。
1-1-3.小麦に含まれるグルテンや乳製品のカゼインなどの摂取
グルテンやカゼインとは、人の酵素では中々分解できないたんぱく質です。乳糖不耐性でお腹を壊しやすい人もいます。このような消化できないたんお悪質が体に入ることで、腸粘膜に炎症が起こりやすいのです。
1-1-4.アマルガム(水銀を含む詰め物)
アマルガムとは、水銀を含む金属です。歯科の治療で使われており、現在はその危険性が明確になったことで、使用されなくなっています。このアマルガムから、実は水銀が漏れていることがわかっています。この水銀は体の中で有機水銀となり害を及ぼします。体の中のカンジダ菌がこの有機水銀を無害な水銀へ変換しようと増殖します。その結果、カンジダが異常増殖して腸に炎症を起こしてしまいます。
2.腸漏れで起こる体の変化
- ガスが溜まりやすい
- 下痢や便秘を繰り返す
- アレルギー症状
- 自己免疫疾患
- 慢性的にストレスを感じる
3.腸漏れとアトピー
体に慢性的な炎症があると、アレルギー症状が起こりやすくなります。皮膚と腸には相関があります。炎症が起こることで皮膚にもその影響が起こります。腸内環境の最近バランスが崩れると皮膚の菌バランスも崩れます。そのようなこともあり、アレルギー症状が起こりやすくなるので、アトピー症状も発症しやすくなります。
4.どのようにして治療をするのか
治療方針は、3つの流れで行います。
1、慢性炎症の解消
2、腸内環境の改善
3、デトックス
この3つの順に行います。菌バランスだけでは不十分な理由がここにあります。いい菌を入れてもそれがいつく場所の環境が崩れて入れば、効果を発揮しにくいのです。
5.こんな方法がおすすめです
腸の修復に必要な栄養素を摂取する。(ビタミンA、E、グリシンなど)
カンジダの除菌
カンジダ菌の増殖を抑えるために発酵食を控える
食物繊維を多く服も食材で、善玉菌を助ける
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川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。