ステロイドでリバウンドはウソ
ステロイドを使うと副作用が怖いから使いたくない。ステロイドを使ったらリバウドが出るから使いたくない。このようなことはよく耳にします。しかし、これらはなぜ起こるのでしょうか?そのなぜ?についてお伝えしていきます。そのなぜ?を紐解くことでステロイドでリバウンドが起こることはありえない!と理解できます。
ステロイドが体に及ぼす影響
ステロイドを使用する目的と期間
捻挫などの怪我をすると炎症が起こります。この炎症はある程度の期間がわかります。他にもかぶれやアレルギー反応でも炎症は起こります。これらの違いは炎症が起きるきっかけがことなることです。
ステロイドを使い続ける理由
体には副腎皮質という臓器から自前のステロイドホルモンを分泌するこのができます。このホルモンは、主に炎症などが起きた緊急時に分泌されます。つめり短期的に使用されるものです。
薬のステロイドは人工的に作られたものです。同じように炎症などを抑えるために使用されます。本来はこのこれも短期的に使用するものです。つまり、炎症がおさまれば使用しなくなります。
リバウンドと言われている内容
リバウンドと言われる現象は、ステロイドを中止した途端に症状がぶり返す状態を指します。
先ほどの話でもあるように、ステロイドによって症状のみを抑えているとこのようなことが起こります。
やるべきことは、症状を抑えている間に、炎症を起こした原因を見つけて対処することです。それができないと感覚だけ麻痺して体はどんどん悪くなっているのです。
これがリバウンドの正体です。薬のせいではなく、対応の仕方に問題があるのです。
薬にのみ頼らない方法
原因を知る
なぜ、炎症が起きたかを知る必要があります。そのヒントはどんなときに症状が悪化して、どうすると楽になるかです。
体の状態を変えるだけでなく、どんなときに辛くなるのかをメモ取ると分かりやすくなります。
変化を知る
体は炎症を起こすときに、炎症以外の変化も起きています。その変化に気づければ炎症がひどくなる前に対処できます。例えば顔のほてりや足のむくみなどが代表的です。
体の傾向を知る
私たちの体の基本構造は同じですが、生活の仕方や扱い方によって個人差が出ます。それによる体の傾向を知ることで、症状が出る前に対応できます。
例えば体の疲労具合やお酒に酔いやすいかなどの感覚です。数字では表すことのできないこのような感覚もときには目安になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ステロイドを使うことで恐れられているリバウンド現象についてお伝えしました。リバウンドは対処療法だけで原因が解決していたないため、薬が切れた際に本来の感覚を自覚するために起こっています。
そのようなことを起こさないために、何が炎症を起こしているのか、そして体はどんな変化をして、どのような傾向にあるのかを知ることで防ぐことができます。リバウンドなどで悩んでいる場合には是非とも参考にされてくださいませ。
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