鼻の下が赤くなる肌荒れ。なぜ、その部分だけが荒れてしまうのでしょうか。それには、きちんと理由があります。本日は2つに問題に分けて解説させていただきます
鼻の下の肌荒れの問題
- 負担がかかる
- 皮膚が脆くなる
肌荒れが起こるには、刺激が加わり負担になっているケースと、皮膚そのものが脆くなっているケースとがあります。それでは、この負担になる刺激や脆くなっていく原因はなんでしょうか。よくある要素をご案内いたします。
皮膚にかかる負担
マスクの摩擦で荒れてしまう
皮膚に対する負担がかかることで肌荒れは、起こります。その負担の1つには、マスクの影響があります。「鼻マスク」と呼ばれるようなマスクの付け方があります。特に不織布のような繊維になると皮膚に摩擦などの刺激が強くなりやすいです。継続的にかかる刺激が皮膚に負担となって肌荒れを起こしてしまいます。
また、マスクを長時間つけていることで、呼吸の水分で蒸れて脆くなってしまいます。このような問題も、肌荒れを助長してしまいます。他にも2つ、皮膚を脆くする問題があります。
皮膚が脆くなる2つの理由
皮膚が脆くなる問題とは、どんなことでしょうか。それは、マスクによる蒸れる問題以外にもあります。1つは、血の巡りが悪いことで乾燥や皮膚に炎症が起こりやすくなることです。もう1つは、鼻の粘膜が乾燥することで周囲の水分を奪ってしまい、鼻の下の皮膚を乾燥させてしまうことが起こります。1つずつ解説させていただきます。
鬱血と乾燥が赤みを起こす
唇周囲の動きが悪いことで、血の巡りが悪くなります。指先や顎など含める橋になっている部分には血液が溜まりやすくなります。唇も同じように、血液の巡りが滞りやすい部分です。
普段は食事や会話などで動かすことで筋肉を介して血液が動きます。
しかし、マスクなどで口周りが隠れると、頬の筋肉の動きが少なくなり、口先だけの動きになりがちです。そのような動きをしていると、唇周囲だけに血液が集まり、集まった血液が他のところに流れにくくなります。同じところに血液があると、乾燥や炎症などに繋がりやすいです。長期間このような珍k巡りが悪い状態が続くと、肌荒れが起きてしまいます。
スキンケア以外にできる対策
鼻の粘膜を潤し乾燥対策
鼻の粘膜が乾燥すると、周囲の水分を奪って潤いを保とうとします。これは、口の周りが乾燥する原理と似ています。唾液の分泌が悪く口が乾きやすいと唇や口の周りが乾燥しやすくなります。口の場合は、頬のマッサージや水分摂取に加え、顎をよく動かし唾液の分泌を促すことで、乾燥対策になります。
唇を動かし血流をよくする
唇は血液が溜まりやすい部分です。しかし、マスクなどで口先のみ動くなど唇だけが動くと血の巡りが悪くなりやすいです。その場合は、頬と一緒に動かすと良いです。ほうれい線が深くなる、口角を上げて笑えない場合は、もしかすると頬の筋肉が動いていないかもしれません。唇の動きとともに、笑顔を作る動きもしてみましょう
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
なかなか治りにくい鼻の下の肌荒れにも原因があります。今起きている問題が見えてくると適切な対処ができます。ぜひ、ご参考いただければ幸いです。
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