肝臓の位置や役割とは
代謝(解毒処理)
肝臓は、腸管から消化した栄養素が一度集まる場所です。吸収した栄養素を体で使えるように加工したりしています。また、体の中にある、不要なものを処置することも行なっています。
エネルギーの貯蔵
食べた栄養素や得られたエネルギーを肝臓で貯蔵することができます。肝臓で貯蔵されたエネルギーは、解糖系という働きで必要に応じて変換されています。
胆汁の生成
肝臓では、脂の分解に必要な胆汁の生成を行っています。胆汁は油を取り込みやすくするだけでなく、界面活性剤のような働きで腸内をきれいにする役割も担っています。
多くの仕事をこなす肝臓は科学工場と呼ばれる
アトピーで肝臓ケアをする理由
ヒスタミンを処理する
ヒスタミンは物質を集める役割があります。組織の修復や異物の処理などでヒスタミンが分泌されて役割を果たそうとします。ヒスタミンの分泌で代表的なものがアレルギー反応です。このヒスタミンは不要になった分は肝臓で処理されています。
消化の補助
肝臓は、食べたものが消化されて一番初めにたどりつく器官です。吸収したものが体で使えるように解毒処理されます。また、胆汁を産生してあぶらが吸収しやすい補助をしてくれます。
疲労回復の補助
肝臓は体の疲労回復に関連があります。エネルギー不足の場合は、エネルギーを供給してくれます。また、状況に応じてホルモンも作り体を調節してくれます。肝臓は体は機能するために必要な役割を多くになっています。ですので、体の疲労を回復させるためにも、肝臓が働ける環境を作ることが必要となります。
最後に、肝臓のケアについてご案内させていただきます。
内臓のケアは皮膚の問題とつながる
肝臓をよくするケアとは
肝臓の血流を促す
肝臓は赤褐色で血液が多い組織です。そんな肝臓に負担がかかっているときは、血液の滞りも起こりやすいです。温める、圧力を加えるなどすると血流は改善されます。
具体的な方法としては、右の肋付近の硬い部分へ手を当てて呼吸をすると良いです。または、ホッカイロなどを貼って温めるのも有効です。
肝臓の位置を正す
内臓は負担がかかり弱くなると本来の位置を保つことができません。内臓が弱くなると胃下垂のように重力に抵抗できず下方へ落ちてしまいます。肝臓も同じようにyほくなると下方へ落ちてしまいます。右肩が下がる、肩甲骨が巻いてしまう、肋が閉じるなどの姿勢にも現れやすいです。そんな肝臓の位置を戻すためには、背伸びをして肋を伸ばすと良いです。広げて呼吸をすると元の位置に戻りやすくなります。
内臓は位置と形を整えると良い
まとめ
肝臓は体の機能を支える大切な役割があります。
痒みの原因の1つであるヒスタミン代謝など痒みなどにも影響するので、アレルギー症状が起きやすい人には必須のケアです。
肝臓の血流や位置を整えることで調節ができますので、ぜひやってみましょう。
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川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。