アトピーがストレスで悪化する前に反応で抑える

アトピー症状が悪化するときは、体のバランスが崩れたときです。症状は、私たちにとって不都合に感じるかもしれませんが、体の状態を立て直すために起きている反応なのです。

そんな症状が起きる理由として３つあります。１つは体にゆとりがない場合に、不快感を感じやすいときです。これは、体力の低下がある時に起こりすいです。２つ目は、体の体力以上に活動している時に起こりやすいです。１つ目との違いは、そもそもキャパオーバーな時に起こりやすいです。３つ目は、負担にはなっているが自覚症状がない時です。体に負担がかかっていても、無理や我慢をしているとこのような感覚が鈍くなってしまい、強い反応でないと気が付きにくくなった時に起こりやすいです。これら３つに共通することは、強い症状の前に、軽い反応ということが起きています。この反応の段階で食い止めることができれば、症状まで発症しなくて済むのです。次は、そんな症状の前に起きている反応について解説いたします。

体は刺激に対して反応します。それが体に不快であったり無理な刺激であれば、ストレスを感じます。体が起こす反応として、硬さ、動きにくさ、反応のしやすさなどがあります。これらを感じ取れることによって、現状を把握しやすくなります。ここで無理をすると、さらに強い反応として症状にまで移行してしまいます。反応の段階て対処すれば、少しの労力で体を良い状態に立て直すことができます。それができない状態において、私たちはストレスを感じて、次第に起きている症状さえも悪化させてしまうのです。ストレスで悪化する流れは、このような経過があるのです。そうとは言っても、体の状態を把握できなければ、対処のしようがないかと思います。最後に、体の状態を良くして気づきやすい体につかづける方法をご案内させていただきます。

最後に、体を立て直す方法についてご紹介させていただきます。

まずは、体がどうなっているのかをわかる範囲で確認していきましょう。例えば、症状が起きている部分の硬さや動きやすさなど直接その部位を観察するのがわかりやすいかと思います。次は、影響力の大きい部分の変化を観察します。例えば、頭の大きさや頭皮の硬さは脳の負担を反映します。そのほかに呼吸のしやすさや背中をはじめとする胴体の動きやすさや姿勢も分かりやすい目安となります。これらの部分に問題があったときに、まずは、触れるさするなどしてみましょう。そうすることだけでも体の状態を感じ取り、良い状態に戻そうと反応します。

次は、緊張を意識して抜ける確認しましょう。具体的には床に大の字に寝てみましょう。腰や首など浮いてしまう部分があれば、その部分が緊張しています。そのまま寝る、さするなどしても緩ませることはできます。このように、体全体に起きている反応を感じることを繰り返していくと、炎症をはじめとする症状が起きる前に気づくことができます。ぜひ、試してみてくださいませ。