苔癬は整体とスキンケアでよくなる

苔癬とは皮膚の変形です。

この皮膚の変形の多くは、搔き壊しを代表とする皮膚への刺激を長期に加え続けることによって起こります。似たような変形では、手足にできるタコがあります。

これらは、体重のかかり方やペンの持ち方など持続的に刺激が加わることで起こります。このようなタコを解消するためには、立ち方や靴を変える、ペンを持つ加減や扱うペンそのものを変えるなどして刺激を加えないことをします。そうすることで、皮膚は変形をする必要がなくなるので、時間をかけて元の肌に戻って行きます。

搔き壊しによる皮膚の変形も同じことがいえます。つまり、掻き壊す刺激を極力控えて、皮膚の代謝をよくすることで元の肌に戻って行きます。

当院へ来られた方が、今まで苔癬の治療でどのようなことをしてきたのか、あるいは勧められたのかを伺いました。その結果、このような回答が得られました。

・ステロイドを塗る

・レーザーなどで苔癬を除去する

このような方法はシミ取りと似ています。しかし、シミの場合は、レーザーで除去しても再発することもあります。その理由は、シミができる原因を取り除けていないことがあります。シミは、紫外線などの刺激によってできると言われています。確かにメラニンが出るのは、そのような刺激に対する変化でもあります。それでは、紫外線を避けることや紫外線いよって刺激を受けた肌のケアも同時にする必要があります。また、紫外線を受けることが少ない部分でもシミはできます。これは、紫外線のみがシミの原因というわけではないのです。

このように、皮膚の色素沈着でも、原因を除去した上でケアをする必要があります。苔癬でも同じことが言えます。皮膚が変形する刺激を除去した上で皮膚の再生を促すことが必要です。つまり、掻き壊す原因の痒みの原因を除去する必要があるのです。単にレーザーで焼いても繰り返し変形が起きるリスクは取り除けないのです。

当院では、いくつかの手順を追って治療を進めて行きます。

・カウンセリング

・セルフケア

・栄養のアドバイス

・施術

・LINEでのフォロー

・スキンケアのアドバイス

これらを総合して肌をよくして行きます。

基本的には、セルフケアをはじめとする、自己管理が大切であるという方向で進めて行きます。

苔癬は刺激が持続的に加わったことで起きる、皮膚の変形です。しかし、その刺激は搔き壊しなどによって起こることが多いです。痒みの原因は１０人１０通りです。その原因を細かくさぐっていきます。

持続的な刺激が変形を作ります。その逆に、いいことをする、いい状態を維持することができれば皮膚は良くなっていきます。その方法がセルフケアです。例えば

・痒みを感じた時のケア

・皮膚を柔らかくするケア

・痒みが起こる前に気づける方法

・皮膚の色を綺麗にする方法

などお身体の状態に応じてご紹介させていただいております。

食事の問題で肌が荒れることはあります。しかし、今何が不足しているのかなどを把握することが簡単ではありません。当院ではいくつかの方法で体を見ています

・体に出ている症状から読み取る

・測定器を使い計測

・マイクロスコープで肌のキメまでも観察

このように、細かい部分までも継続的に観察して体の状況を把握することに努めております。そうすることで、些細な変化にもいち早く気づくことができ、早期の対処ができます。

苔癬は体の外からの刺激で起こります。そのため、肌は固く厚くなっていきます。そのような状態では、血液の巡りも悪く、皮膚の生まれ変わりが遅くなっていきます。スキンケアでは、そんな皮膚の代謝を促して、元の柔らかい素肌に戻るように環境を整えていきます。

苔癬の出る方の多くは、痒みを伴っています。その痒みは、筋肉や神経、姿勢などによっても起こります。施術では、内臓や骨格なども整えて、痒みを起こらない体にしていきます。

辛さを感じる時は、いつかは分からず、突発的なこともあります。当院では、少しでもいい状態にするためLINEで２４時間フォローしております。そうすることで、辛い時に適切な対処ができます。

このような場合は、治療を受けることをお勧めいたします。

・対戦が広がってきた

・薬を塗っても変化が見られない

・このままの肌で変わらないと諦めている

・鳥肌が戻らない

・絶対に皮膚を綺麗にしたいと思っている

そのような場合は、迷わず施術を受けてくださいませ。一度苔癬ができはじめると広がるのは早いです。私が責任を持ってよくしていきます。