背中がムズムズして痒みがある。イライラしてしまい、つい手が伸びてかいてしまう。そんなことを繰り返しているうちに、湿疹が広がったり、傷ができるなどしてしまいます。
薬を塗って治ればいいのですが、薬自体も効きにくくなることもあります。不安ですよね。薬を塗って収まっていた時はいいのですが、薬を塗っても治らない場合は、より強い炎症なのか、もしくは炎症以外の痒みなのかを区別する必要があります。そんな炎症以外で起こる痒みを感覚過敏と言います。このような痒みに対する対処を、英気治療院の取り組みを交えて解説させていただきます。
パッと見てわかる見出し
1,背中がかゆい理由
痒みは皮膚と皮膚以外が起こす
背中は体の中で筋肉が広い範囲にあり、お腹よりも厚みがあります。日本人は猫背の傾向が強く、この背中の筋肉が張りやすい傾向にあります。背中は、衣類による摩擦を受けやすく皮膚そのもの引きつりや乾燥も痒みの原因の1つになります。痒みは、このように皮膚そのものによって起こるものと、それ以外の筋肉や神経の問題で起こるものなど複数の要因によって引き起こされます。
特に、多いのは、乾燥や摩擦以外では筋肉のコリやこわばりによって起こるものが多いです。その時の特徴として筋肉の形に湿疹が出やすいです。そんな場合は、その筋肉を緩めることで痒みにくい体にすることができます。
痒みには種類がある
痒みを感じた時に、どのようにしてかきますか?
一般的には、そんなことを意識しないので無意識に痒みを感じた部分に手を伸ばしてかいています。実際は、痒みを感じた時の掻き方に違いがあります。また、痛みと同じように、痒みにも感じる痒みの違いがあります。ヒリヒリ、ムズムズ、チクチクなど痒みの感じ方に違いがあり、その違いの分だけ原因が変わります。
原因が異なるため、対処の仕方もそれぞれ異なります。
それでは、背中に起こる痒みにはどんな原因があるのでしょうか。
2,背中がかゆい原因
- 過緊張で呼吸が浅くなる
- 姿勢不良で筋肉がこわばる
- 血液の鬱滞があり痒みやすい
乾燥や炎症があることで、その状態を解消したく痒みが起こります。異物の除去や摩擦を起こすことで血液が集まり皮膚は潤います。かいて治る問題であれば問題はありません。しかし、繰り返す搔き壊しやかいてもい止まらない問題であれば、それは皮膚以外に問題があると考えます。
その原因に筋肉や神経に不具合がきたすことで痒みを感じやすくなります。その1つに感覚過敏があります。
感覚過敏は、普段はなんでもない刺激でもそれを過剰に感じ取ってしまう状態のことです。汗をかいてかゆい、帰宅する時に痒みを感じる場合も、この感覚異常や感覚過敏が伴って起きていることが多いです。
このような問題が起きている場合は、皮膚へのスキンケアなど以外にも筋肉や神経に対してアプローチする必要があります。
それでは、一般的なケアはどんなことをしているのでしょうか。
3,一般的なかゆみへの対処
- ステロイドなど炎症を抑える外用薬
- 抗ヒスタミン剤などアレルギー反応を抑える薬の内服
- プロペトなど保湿して肌を潤わせる
保湿と炎症を抑えるケアが一般的な対処法とされています。そのケアは王道であり、第一選択としてすべき手段です。この方法を続けることで、皮膚の柔軟性が増して血行もよくなります。本来は、このケアでよくなるものなのです。
しかし、先にもお伝えした筋肉や神経の問題がある場合には、皮膚よりも深い部分へ対処する必要があります。
それでは、どんな風に対処すればようのでしょうか?
4,英気治療院の取り組み
- 針に電気を流し筋肉を緩めることで怖ばわりを解消する
- お灸をすえて血行を促すことで痒みにくい体にする
- 骨格を整えて、神経の走行をただし感覚異常を解消させる
皮膚よりも深い部分の問題は、緩ませて動かすことで解消できます。
癖になっている問題は、鍼灸の対処が有効です。針を打つことで、筋肉の奥深い部分へ刺激を加えることができます。
また、お灸をすることでかく以外の刺激を与え痒みにくい皮膚にすることができます。さらに、骨格を整えることで、筋肉や神経へ加わっていた緊張を解消することができます。
このようにして、体の中へアプローチすることができれば、痒みにくい体にすることができます。
5,この記事のまとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
一般的な対処をしてもなかなか改善されない皮膚の問題や痒みについては、皮膚以外の原因があることを考える方が良いです。
スキンケアや薬の使用によって皮膚そのものに加わる刺激を軽減させます。それと並行して体の中を整えることで、痒みにくい体にすることができます。
ぜひとも、今現在ケアをしている場合には、体の中の変化にも目を向けてみてくださいませ
お電話ありがとうございます、
川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。