顔が赤くなる原因 皮膚の外と内側の問題
炎症で赤くなる
炎症の赤みは、1日中変化しない赤みです。炎症が起こる目的は「組織の修復」と「異物の処理」です。炎症自体は、この目的が達成されることで治ります。もし、繰り返し炎症の反応が起こる場合は、先ほどの組織の損傷や異物がまだ残留しているためと考えます。
ほてりで血液が集まる
熱は水分を集める作用があります。体の中で多い水分は血液です。頭で熱がこもることで血液が集まり赤くなります。この熱へ、脳疲労など内部からのものや日差しなど外部からのものなどがあります。
緊張で充血する
目や頭の周囲の神経が緊張することで、緩めるために血液が集まります。これを充血といます。脳の使いすぎや疲労などで神経が興奮して緊張してしまいます。この充血は神経の興奮や緊張を緩和させることで治ります。
圧力が強くて血液が集まる
体の部分に圧力が加わることで水分が集まります。体の中の水分の多くは血液なので、圧力の加わった部分に血液が集まって赤くなることがあります。例えば、猫背で頭が前に出ることでの食いしばりや顔面にかかる圧力などでも顔は赤くなります。
首肩凝りで血液の浮腫が起こる
血液が顔や頭に多くなることで顔は赤くなっていきます。血液が多く溜まる理由の1つに首肩こりで血液がうまく流れずに溜まってしまうことがあります。このように堰き止められて溜まることを鬱血と言います。血液が同じ部分に溜まることで、乾燥や炎症に発展することがあります。
血液が多いことで赤くなる
炎症はその先に起こりやすい
赤くなった時の対処 熱があれば冷ます・こりや圧力は緩める
炎症は保護と鎮静化
起きてしまった赤みに対して、大きく2つに分けて対応します。1つは炎症に対する対処です。もう1つは、赤みに対する対処です。炎症は、皮膚が弱くなって熱を持っていることが多いので、保護や沈静化する必要があります。一番効くのは薬での対処です。それ以外にも、スキンケアや冷却する方法でも炎症は抑えることはできます。炎症反応は、強く起こりすぎると変えて体には負担になります。うまくコントロールして最小限に止めると良いです。
赤みは血液が集まる理由をなくす
- 火照りは冷ます
- 緊張はマッサージで緩める
- 圧力は顔にかかる負担を減らす
2つ目の赤みについての対処です。血液が多いことで起こる赤みは、熱や緊張、圧力のことが多いです。まずは、熱がこもっている場合は、冷ますケアが有効です。持続的に冷ますことで内部まで冷えて落ち着いていきます。アイスノンなどで継続して冷ますことで楽に抑えることができます。緊張の場合は、神経のマッサージをしたり、脳の活動を休めることで治りやすいです。圧力に関しては、姿勢や食いしばりなどの間接的に顔のかかる負担を減らすと良いです。
首肩こリはマッサージ
血液が溜まってしまう鬱血の場合は、顔や頭というよりも、首肩こりそのものを解消すると良いです。特に、筋肉を直接マッサージするのも良いですが、お腹や背中の硬さが首肩こりを引き起こしやすいので、胴体からケアすると解消されやすいです。
赤くなるまでに過程がある
成り立ちが理解できれば対応できる
赤くならないためにすべきこと
- 脳を休める
- 鼻呼吸をする
- 胸やお腹の呼吸をする
- 汗をかいて発散する
ここまで、赤くなってしまった対処についてご案内してきました。最後は、予防や間接的なケアについてご案内させていただきます。
熱や緊張、圧力が血液を集めてしまうので、それらが頭や顔に加わらないことが予防となります。例えば脳を休めるために、感覚を抑える方法も有効です。耳栓や目隠しをしての仮眠をするとかなり脳は休まります。他にも脳に熱がこもらないために鼻呼吸を意識して行うことも大切です。鼻呼吸ができることで脳の熱を冷ますことができます。また、鼻呼吸は胸式呼吸や腹式呼吸で大切な横隔膜の動きとも関連しています。このように、体全体の機能を整えることで体は良くなっていきます。ぜひ、試してみてくださいませ。
本来の体の機能を呼び起こす
症状を抑えた後にも姿勢や自律神経のケアは必要
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