【専門家が解説】あなたの膝の痒み、もしかして「カビ」が原因かも?

膝の痒みの原因特定と体幹の重要性

質問者: ポットにカビが生えていて、昨夜それに気づき掃除したら痒みが収まってきました。赤みは少し残っています。

専門家: カビへの対処をして軽減した場合であれば、カビの影響を受けていたと考えます。そのほかに、疑わしい原因として、体幹が弱いことが挙げられます。座りっぱなしで体幹を意識しないと楽になるケースがあります。お腹に力を入れると膝裏の腱が緩みます。座る前に体幹に力を入れてから座ると膝裏が緩みます。

<要約:膝の痒みの原因の一つとして、ポットのカビの可能性が挙がりました。また、体幹の弱さと座り方が膝裏の負担に関係している可能性が話されました。>

体幹の役割と夜間覚醒の多様な原因

専門家: 長く座っているときに膝に痒みが出る場合は、体幹の不安定があり、膝で体を支えてしまっている可能性があります。どんな動きでも体幹に力が入るのが基本です。体幹が弱いとお尻や足で踏ん張ることが多いです。体幹を入れるのはプランクのような感じで、座る前に少し入れるのが良いです。ドローインでも腹圧でもどちらでも良いですが、どんな姿勢でも入れられることが重要です。

質問者: 最近寝返りが全くできず、夜中に2、3回起きてしまいます。腹圧や寝返りができていないことが原因でしょうか。

専門家: 夜中に起きてしまう理由は3つ考えられます。1つ目は圧迫などの不快感や負担で目覚める、2つ目は寝返りができず動きたくて起きる、3つ目は血糖値の乱れです。血糖値が乱れると痒みが出ることもあります。サラシアのような血糖値を安定させるものが良い場合もあります。他に、寝ている時は心臓と肺だけで循環するため、むくみや呼吸が浅いと苦しくて目覚める、という循環の問題もあります。

<要約:体幹を入れることの重要性とその方法が話されました。夜中に起きてしまう原因として、不快感、体の不調、血糖値の乱れ、循環の問題が挙げられました。>

アレルギーの可能性とカビへのステロイド使用リスク

専門家: 寝ている時の痒みは、柔軟剤によるアレルギーの可能性もあります。科学物質が少ないシャボン玉石鹸のようなものが良い場合があります。カビが原因の場合でも、体が過敏になっている時は何にでも反応しうるので、カビを完全に消すまで使用をやめた方が良いかもしれません。

質問者: 1週間前に膝がただれて病院に行き、ステロイド薬を塗ったら良くなりました。カビの部分にステロイドを使っても良いですか。

専門家: 塗って良くなる場所は炎症が起きていました。カビの部分にステロイド薬(免疫を抑制する)を使うと、カビによる炎症の場合、症状が悪化する可能性があります。カビに対して体が弱くなるためです。

<要約:柔軟剤によるアレルギーの可能性と対策が話されました。医療機関でもらったステロイド薬について、カビによる炎症部分への使用は悪化させる可能性があることが説明されました。>

カビ対策(抗真菌薬と環境整備)

専門家: カビが問題なら、まずはカビを減らすべきです。ヘルペスにステロイドを使わないのと同じ理由です。カビには免疫を落とすステロイドではなく、カビが増えないような薬を使うべきです。薬局で買える市販薬もあります。薬剤師さんなどの専門家に相談しながら購入を検討してください。もし、使用する場合には、カビの症状が減ってから赤みがあればステロイドを塗るのが良い順番です。

質問者: カビが原因で目が赤くなりました。

専門家: ポットに水を入れっぱなしでカビが生えていたことに気づいたのは良いことです。家にあるクーラーや洗濯機も掃除しておくと良いかもしれません。シャボン玉石鹸に洗濯槽クリーナーがあります。

<要約:カビ対策として、まず抗真菌薬であるクロマイN軟膏の使用が推奨されました。ステロイド薬はカビの症状が改善してから使用すべきとされました。洗濯機などのカビ対策も提案されました。>

不眠・寝返りと体幹の関連性再確認

質問者: 夜中に起きる問題と体幹、寝返りの関係性を確認したいです。腹圧が入っていないと寝返りが打てず、膝の循環にも影響しますか。

専門家: 座っている時に体幹に力が入らないと膝裏に負担がかかり、長時間座る人の多くは腹圧が入っていません。体幹を意識すると改善します。無意識の寝返りも体幹が入っていないとできません。体幹を入れるイメージはスクワットの全力ではなく、プランクをする時のように少し力を入れる程度です。

専門家: 3日間ほど、立つ、座る、歩くどんな時も体幹を少し入れて生活すると、疲れにくくなりお腹もへこんできます。疲れやすいのは体幹の入れ方を忘れた可能性があります。体幹トレーニングの例を4つ送ります。これは入れ方を思い出すのに役立ちます。手足を使わず体幹だけで寝返りができるようになるのが目標です。

<要約:寝れない問題と体幹、寝返りの関係性が再確認されました。体幹が弱いと膝への負担や寝返りの制限につながることが説明され、体幹を意識して少し入れる練習が推奨されました。>

体幹トレーニングの目標設定と実践方法

専門家: 体幹トレーニングの目標は、手足を使わずに体幹だけで寝返りができる状態を作ることです。まずそれができるか確認し、できないなら体幹トレーニングをします。常に少し腹圧を入れておくことで、疲れにくくなりお腹もへこむはずです。これはプランクで力が入るくらいのイメージです。

専門家: 体幹を少し固めて肩を回すと軽くなるのは、体幹でお腹にも分散できるからです。お腹に少し圧が入ると、呼吸も分散できて楽になります。首肩が硬くなるのも、腹でなく首肩で固めてしまうから。必要な力は5%もいらないくらいです。オンライン面談後に疲れるのも、体幹を使えず固まっているのが原因かもしれません。

専門家: まとめとして、カビにはまずカビに対する薬を塗り、カビがいなくなってからステロイドを塗ります。これは医師や薬剤師さんなど専門家と相談のうえで進めましょう。膝の炎症には体幹の弱さが関係している可能性があり、体幹を少し常に入れるようにすると良いです。体幹を意識して手足を使わない寝返りができるか確認し、できなければ体幹トレーニングをします。できるなら血糖値か循環の問題かもしれません。

質問者: 追加の体幹トレーニングについて教えてください。

専門家: TikTokにあるようなトレーニングや、寝返りする時にどちらの動きが悪いかによってワイパーのような体幹をねじるトレーニングなどが有効です。プランクなども効果があります。何をやっても体幹が入るようになれば変わります。3日間、どんな時も体幹を意識して行うと良いでしょう。

<要約:体幹を鍛える様々なトレーニング方法が紹介され、目標は手足を使わずに体幹だけで寝返りができる状態になることだとされました。日常生活で常に少し体幹を意識することの効果も改めて説明され、全体的な改善策がまとめられました。>

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