寒暖差による肌トラブルと体幹の関連性

肌トラブルの現状とスキンケア

相談者: こんにちは。よろしくお願いします。

専門家: こんにちは。よろしくお願いします。

相談者: 今回知りたいのが、寒暖差が大きくなってきて、その時のケアってことですね。

専門家: そうです。

相談者: なんかすごく乾燥して。肌の調子がすごい変わったんですよ、1ヶ月の間に。敏感になったっていうか、チクチクてか、なんかすごく風とかそういうのに敏感になった気がします。あと、ちょっと掻くだけですぐ傷になってしまったりとか。特に腕の内側とか膝とか。あとなんか毎年冬になるとよくあるんですけど、太もものところがボコボコしてきてなんか赤い湿疹ができるんですよ。内側に特に。

専門家: そういうことであれば、まず考えなきゃないのはスキンケアです。どんなことしてます?

相談者: お風呂に入った後と朝起きた後にセタフィルっていうアメリカの保湿剤を塗ってます。それはどっちかというとクリーム。

専門家: クリームですね。

相談者: すごいあの乳液みたいなんじゃなくてあのすごく硬いタイプです。

専門家: それ朝晩塗るっていうのは夏も塗ってました?

相談者: 夏は塗ってないです。夏はもうちょっとローションみたいなの塗ってました。

要約: 相談者さんの肌が寒暖差で乾燥し敏感になっていること、具体的な症状としてチクチク感、傷つきやすさ、腕や膝、太ももの内側の湿疹があることが共有されました。現在使用している保湿剤は朝晩塗るクリームタイプで、夏は使用していないとのことでした。

根本原因と対策の提案

専門家: 基本的にここまでの話で、まずは皮膚の乾燥が強くなって環境に適用できてないなっていうところだと思うんですよ。ということは外側ではスキンケアで、補水や保湿、つまり潤いを保ったり潤いを与えるけど、そもそも血の巡りを良くする皮脂汗を出すことしないと多分難しいと思うんですよ。塗るっていうことであれば、塗ってる時はマシだけどそれがもう肌からなくなってしまった時に乾燥したり、カサカサの状態になってると思います。脂や汗を出すようなことって何かしてますか?

相談者: 散歩ぐらいですね。歩いたりとかはしますけど汗をかくほどの運動はしてないと思います。

専門家: 入浴はどうです?

相談者: うちはお風呂がないのでシャワーだけなんですよ。

専門家: そうなのですね。なので、入浴してれば汗をかく。体温が変わると皮脂や汗が出るっていう。それがないから環境が変わった時に元々運動する習慣があれば、多分追いつかないなと思うんですよ。入浴がなかったら何をすればいいかというと、別にお湯とかで温めるだけじゃなくて、温めて血の巡りよくするだけでも皮脂や汗は出ます。なので、アイロン療法とか湯たんぽとかを当てるだけでも熱の刺激で血流が良くなったりします。また、手と手を合わせてすり合わせるだけで皮脂汗が出ます。まずはその皮膚の内側から潤いを与えるってことが出てくるんで、それをやられた方がいいかなと思うんですよ。

要約: 専門家は、相談者さんの肌の乾燥が環境変化への適応不足と血行・皮脂汗分泌不足に起因すると判断しました。入浴習慣がないことや運動不足を指摘し、湯たんぽやアイロン療法、肌の摩擦など、体を温めて血行を促進し皮脂汗の分泌を促す方法を提案しました。

太ももの湿疹と体幹の関連

専門家: あと、座って何か作業することが多いですか?

相談者: そうですね。最近職場でスタンディングデスクを買ってもらって、立って仕事もできるようになったので、お尻っていうか、この太ももの後ろ側にあった湿疹はちょっと良くなりました。

専門家: それは良かったです。

相談者: あとは、内ももの内側ですよね。さっき言ってたボコボコ。

専門家: 仙骨って言って骨盤の真ん中に三角形の骨があるけど、そこが硬くなると、内腿も硬くなりやすいです。また、スタンディングデスク買われたのはいつぐらいですか?

相談者: 先月ぐらいですかね。

専門家: であれば、立って仕事をすることが多くなって、内ももが巡りが悪くなったりするとか老廃物が溜まると、そういうボコボコって出やすいかもしれないですね。なので内ももが硬くなったかっていうのは2つあって、立ち仕事する時に多分内側とかすごい意識すると内側使うじゃないですか。それで、今度逆に足だけで立って作業しすぎてるかもしれないですね。今まではお尻とか太もも裏で体を支えてデスクワークだったですよね。今度は立つとか歩くっていう動きがもしかしたら足だけしか使ってないかもしれない。少しチェックをしてみましょう。片足立ちをしましょうか。片足上げて。上げたままでキープする。今度は反対上げたまま保つ。そうすると、ほら、ふらついて内側に倒れるでしょ。これは、ふらついて内側に倒れる時に疲れる足に負担がかかってます。

要約: 相談者さんがスタンディングデスク導入後に太もも裏の湿疹が改善したと報告しました。専門家は、内もものボコボコした湿疹の原因として仙骨の硬化や血行不良、そしてスタンディングデスクでの足だけの立ち方による体幹の弱さを指摘し、片足立ちでバランスを確認しました。

体幹の弱さと症状の連鎖

専門家: 次に多くある人が、お腹に手を添えてお腹をギュッと力を入れてみて。へこまなくてグッと腹筋運動するみたいに。入れてから片足をクッと上げてみて。さっきよりマシじゃない?バランスが。

相談者: マシです。

専門家: なので、いわゆる、小さい頃はお腹とか背中とかの筋肉が動く、使える。そのうち手とか足とかが発達していって釣り合いが取れるっていうこういう順番なんですよ。でも大人になると手とか足っていうところに筋肉がつくとそこだけでも歩けたりするからお腹とか背中の筋肉が弱るんですよ。なので立ってる時に多分お腹触ると、もう1回立ってみて。お腹触ってみて。ペコペコじゃない?

相談者: ペコペコです。

専門家: 立った時に胴体、お腹が全然力入ってないのよ。もう座ってもいいですよ。で、座っていただいた時にお腹触ってみて。ペコペコでしょ。

相談者: うん。

専門家: なんで本来は、たとえ寝ようが座ろうがある程度全力の1割もないぐらい力は入ってるんですよ。で、それができなくなると下っ腹が出たりとか足だけで体を支えたり動いたりすると負担のかかったところに症状で出るんですね。今までは太もも裏がちょっと負担かかったけど、今度は立つっていうその作業で内腿に来ちゃってるんだと思う。

要約: 専門家は、体幹(お腹や背中の筋肉)の弱さが体のバランスを崩し、足だけで体を支えることで特定の部位(内ももなど)に負担がかかり、症状が出ている可能性を指摘しました。お腹の筋肉が本来持っているべきわずかな力が抜けていることが、その根本にあると説明しました。

体幹の再学習と日常生活への応用

専門家: 例えば、前でこうやりやすい時にしっかりかかとに体重を乗せて鏡で見た時に作業をこうしてもいいんだけど、ちゃんと視線を広くするとか距離を取るとか、そういう風にっていうのが1つ。あとお腹に若干ちゃんと力が入るっていう状態を訓練。これはね、そんなに難しくない。なぜか言うと、本来は僕らお腹や背中に力が入って初めて動けるの。でもそれ忘れちゃってるだけだから後で動画送るんで、気になって肘とか足とかでスタビライゼーションって言ってなんか腕立ての姿勢でキープするようなそういうのってちょっとやると「あ、こうするとお腹力入るね」っていうの思い出す。もう3日ね、それ3回ぐらい3日間ぐらいやるともうなんか大丈夫になるから。なので、ちょっと思い出すために筋トレみたいな感じじゃなくて、力の入れ方思い出すっていうのを後で送ります。

相談者: ありがとうございます。

専門家: 立ってる時の内腿の負担っていうのは分散で。ま、体幹もやれば3日坊主効くからなんとなく最初よりもま、急にゼロにはなんないけどいつもよりマシとかボコボコの範囲とかそういったものが減るってない感じ。あんまり体幹っていうのは聞かないけどいい状態にするには例えば内腿の血の巡り良くするかっさをするとかさ、そういった良くするって。硬くなってしまうのを防ぐためにいい状態をどうしたら保てるかなっていうそこら辺の話ですね。今のが。

要約: 専門家は、体幹を意識して使うための具体的な方法として、正しい立ち方やスタビライゼーションなどの訓練を提案しました。体幹トレーニングは、忘れてしまった力の入れ方を思い出すことであり、3日間続けることで効果を実感できると説明しました。これにより体にかかる負担が分散され、症状の改善につながると述べました。

乾燥肌・痒み対策と体幹強化の総合的なアプローチ

専門家: 乾燥してしまったのが自律神経が反応できなくて乾燥してしまったのがあるんで、温めたりさすったり、そして熱と皮脂を合わせて出てくるんですよ。僕らの体は。なるべく広い面やってあげるとしっとりしてくる感じがあるんで、それを訓練するとどうしてもそのチクチクとか過敏まず過敏っていうのを減る。で皮膚はターンオーバーしてくると、いわゆる丈夫な皮膚、掻いても大丈夫って。まずこれ2つ目の話ね。最後に、とはいえすぐ掻いてしまう。この爪どうにかしたい場合はトップコートって分かります?

相談者: あのネイルですか?

専門家: はい。ネイル、透明な。あれを最初の1日は2回塗って、翌日以降から毎日1回塗って重ね塗りするの。そうすると爪が引っかかんなくなるの。するとかっさと同じようになるから掻いても傷にはなりづらい。ジェルネイルでもいいし。トップコートって言って透明なやつ自分で毎日重ね塗りするし。そうするとダメージの強さが減りますよ。フランスから来てる人もいたけど、だいぶやっぱり乾燥が強いんだよね。ヨーロッパの方は。だから同じように日本ってまだ幸いそこまでいかないけど湿気があるから秋はいいんだけど入浴という習慣があればいいんだけどね。

相談者: そうですね。

専門家: でもあの環境がそういったところであればそれなりに体も馴染むはずなんで、馴染ませるそういったものをやっていくと、寒気来てもそんなにやんなくても大丈夫ってなると思うんではい。まずはその寒暖差とか換気と湿度のその差を少しでもなだらかにするようにやるといいと思いますよ。

要約: 専門家は、乾燥肌対策として自律神経の反応を促すための体温めや肌の摩擦(皮脂汗分泌の訓練)、皮膚のターンオーバーの改善を提案しました。爪の引っかかりによる傷つきやすさ対策として透明なトップコートの使用も勧めました。環境変化への適応の重要性にも触れ、体幹強化と合わせて総合的なアプローチが必要であることを強調しました。

体幹の弱さと身体全体の症状

専門家: 今こうやったでしょ。(スタンディングデスクで腕をつく仕草か)それ上半身で支えちゃうの。肘ついてるでしょ。スタンディングデスク使ってもいいんだけど、手をついてるとこの手に寄りかかろうとしちゃう。お腹の力があるんだといいけど、手をついて足だけでしょ。座ってる時の方が上半身の重さって少ないのよ。立ってる方が上半身の重さってほらこうやった方が多いでしょ。なのでもしディスクを捨てる時に腕とか肩が寄りかかって凝ってるかもしれないよね。僕なんかはこのパソコンがあって文章とか長いこと書く時にキーボードはセパレートにしてます。キーボードだけ別にあって寄りかからないようにしてます。ここにね、寄りかかって湿疹が出ちゃう人もいるんですよ。いや圧迫ですよね。だ、そういったあのスタンディングデスクですけど、今みたいにちょっと寄りかかりながらやってる場合は上半身に負担がかかってる。

相談者: こうやって話してるだけでも痒いんですけど、そういうのも関係ありますかね?

専門家: かもしれないね。寄りかかり。やっぱりこればっかりはね、気づかないと意識できないから、あの、なんか寄りかからないかなとか、あるいは寄りかかったとしてもなんかこういうさ、タオルかなんかをそのパソコンの手前に手を置くようなところに置いてクッションにしてあげると楽かもしれないね。

要約: 専門家は、スタンディングデスクで手をつく姿勢が上半身に負担をかけ、凝りや湿疹の原因になっている可能性を指摘しました。また、体幹が弱いことで全身に負担がかかり、様々な症状が出ている可能性を示唆し、体幹強化の重要性を改めて強調しました。

まとめ

肌トラブルの根本原因は、単純な乾燥だけでなく、体の内側の機能(血行や皮脂汗の分泌)の低下や、体幹の弱さによる姿勢の歪みなど、複合的な要因が絡んでいることが明らかになりました。専門家は、日々のスキンケアに加え、体を温める、体幹を意識して使うといった生活習慣の改善を継続することで、肌トラブルの軽減だけでなく、全身の健康状態の改善にも繋がることを示唆しました。相談者には、今後、体幹トレーニングの動画や関連情報が提供され、1週間後のフォローアップが予定されています。

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