お腹のアトピー（症例１）

風呂上がりに胴体がかゆい
→乾燥。ヒートテックによる摩擦と水分。
服を脱ぐ時の痒み
→乾燥。

首に痒みがある
→シワのラインに出ている。首への負担

セルフケアでは

＜全体＞
ヒートテックを変える
シワのできる姿勢を控える。

＜かゆみケア＞
かっさでさする
赤くなったところは、温め巡らせる

＜乾燥対策＞
服を脱ぐ前に保湿
さらに、ペットボトルなどで温め巡らせる（皮脂や汗を出す）

浴室で保湿してから出る

などされてくださいませ

できたかどうかのチェックは
服を脱いだ時、風呂上がりでヒリヒリがない
赤みが引く
首の動きやすさ
あばらが動く
眼圧の差がなくなる
など観察されてくださいませ

変化の兆し
傷がなくなる
肌のざらつきが減る
などがあります

肌が乾燥する原因は、３つの理由があります。１つは、汗をかくタイミングが遅い。２つ目は、摩擦による乾燥。３つ目は、汗をかく量が少ないです。

それぞれ原因が異なるので、原因に応じた対処が必要です。

今回は、摩擦によって皮脂や汗がなくなっているケースです。その場合は、摩擦になるものを除外して、スキンケアも併用します。そうすることで、自分で皮脂や汗を分泌できるようになり、スキンケアをする量や頻度が自然と減っていきます。今回は、そのようなケースでした。

土日は忙しくなると便秘気味
お腹の調子が悪かった
ということでした

体を見てみると
お腹の張りがある
横隔膜の動きがもっと出る感じがある
という状態でした

セルフケアでは
お腹を凹ませたままはずむ
デスクワークで肘が机よりも下になるようにする

できたかどうかのチェックは
仕事の姿勢で腕や首の力みがなり
那覇呼吸がしやすい
など観察されてくださいませ

変化の兆しは
疲れにくくなる
お腹のコリが減る
などあります

普段の姿勢が力みをうみます。

体が力むと痒みが起こります。その場合は、どんな姿勢が力みをうんでいるのかを確認して、力まない姿勢を作ることで解消できます。

今回は、デスクの座り方やキーボードを打つ手の位置の問題がありました。その位置を変えることで、力みが減った事例です。

肌のかゆみは減っている
色素が残っている
ということでした

体を見てみると
皮膚に厚みがある
呼吸をしたときに背中が動いていない
お腹の張りとコリがある
という状態でした

セルフケアでは
フィルムを貼って保護

＜腸内環境のケア＞
プロバイオティクス（有用な菌を入れる）
＜筋肉のケア＞
骨まで触れるようにマッサージ

できたかどうかのチェックは
筋肉が柔らかくなる
かいたダメージ鵜が減る
など観察されてくださいませ

変化の兆しは
かゆみの程度や頻度が減る
お腹など柔らかくなる
お通じの匂いがなくなる
色素が薄くなる
などあります

肌にできるヒリヒリした痒みは、肌の摩擦によって起きていることが多いです。その場合は、肌の保護をすることでそれ以上痒みを起こさないようにできます。

特に下着の後によくみられます。また、皮膚の動きが硬い、筋肉の張りがある。関節の動きが悪い部分でもよくみられます。皮膚が引きつることで、肌にダメージを受けやすくなります。その場合は、皮膚の保護と合わせて緩めることで解消できます。

肌の修復に対して、ダメージが多いときにみられる症状です。今回はそのような事例でした。