主訴と経過
色々と治療は受けたが、なかなか改善が見られなかった。自分としては、上半身の力みが取れないことが原因だと考えての来院。
顔、腕、膝に痒みがある。
ということでした
体の状態と所見
左足に重心が寄って、関節に負担をかけてる
重心を戻しても、足首周りと重心が低い
右の骨盤が高くなって固まっている
そのため、右の食いしばりもきている
顔や手など露出している部分のpHが高め5後半〜7
肘は5.15と低いので炎症以外の問題(関節、筋肉、筋膜)
という状態でした
セルフケアと治療
セルフケアでは、お尻のケアをして骨盤を歪める状態に戻す。
壁など腕を固定して肩回しをすることで、上半身のこわばりを解消。
肘を脱臼してから、肘の可動域が狭くなったとのことなので、肘を(輪状靭帯)を挟んで肘関節を回して、可動域の改善を図る。
治療では、重心の高さを変えて、足底の感覚を調節。筋膜を整え、巡りの良い状態にする。
チェック項目
座った状態で足上げや足組の差がない
肩を巻くのに違和感が出る
グーパーの差がない
足裏が左右等しく広く(かかと、小指、母指球)感じる
など観察されてくださいませ
変化の兆し
描く頻度や程度が変わる
などあります
この症例のまとめ
炎症が起きている部分とそうでない症状が混在しているケースです。その区別を見極めて治療をしないと、体は変化しません。また、過去の怪我などがきっかけで痒みを起こすこともあります。そのような場合は、肌よりも先に怪我の後遺症を改善することで痒みそのものが起こりにくくなります。今回はこのような症例でした。
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川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。