コリン作動性蕁麻疹治療には過緊張の緩和が効果的

コリン作動性蕁麻疹の対処法

コリン作動性蕁麻疹の対処は、汗をかけるかどうかで判断します。

汗をかけない場合は、医師へ相談することから始めましょう。

汗をかきにくい場合は、汗をかく訓練をすることで改善に向かいます。

それでは、蕁麻疹が起きる原因やメカニズムなど深掘りしていきます。

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目次

目次

コリン作動性蕁麻疹の特徴とメカニズム

コリン作動性蕁麻疹の特徴とメカニズム

他の蕁麻疹との鑑別

他の蕁麻疹との鑑別

他の蕁麻疹との鑑別

他の蕁麻疹との鑑別

蕁麻疹の分類

蕁麻疹の分類

蕁麻疹の分類

蕁麻疹の分類

一般的な治療方法

一般的な治療方法

セルフケアと予防方法

セルフケアと予防方法

コリン作動性蕁麻疹とは

コリン作動性蕁麻疹とは

コリン作動性蕁麻疹は、運動、入浴、精神的緊張などなんらかの発汗刺激により出現する蕁麻疹のことです。
この蕁麻疹は、いわゆる冷や汗でも出現し、体温上昇は伴わないことがあります。
主な病態は、汗腺を支配する交換神経伝達物質であるアセチルコリンに対する一種の過敏症とされています。

コリン作動性蕁麻疹の特徴

コリン作動性蕁麻疹の特徴

コリン作動性蕁麻疹の特徴は以下のような特徴があります。
例えば、発汗負荷により誘発が有名です。
他にも、かゆみ以外にチクチクした刺激痛みが出ることが多いとされています。
また、灼熱感を伴うことが多く、皮疹は、手掌、足底、腋窩以外のほぼ全身に出現し、体幹がいちばんの好発部位とされています。

コリン作動性蕁麻疹の特徴とメカニズム

コリン作動性蕁麻疹のメカニズム

コリン作動性蕁麻疹のメカニズム

汗腺を支配する交換神経伝達物質であるアセチルコリンに対する一種の過敏症。

皮膚の中で漏れ出た汗がアセチルコリンを誘発し、皮膚の肥満細胞を刺激してヒスタミンが出ます。これによって膨疹ができるのです。

コリン性蕁麻疹に遺伝性はありません。

病因として, ピロカルピンなどのコリン作動性物質の皮内投与により膨疹が誘発されることから, コリン作動性神経からのコリン様物質が関与していると考えられている.

コリン作動性蕁麻疹の随伴症状

コリン作動性蕁麻疹の随伴症状

腹痛, , 頭痛などを伴う場合も存在する。
難治性では、血管性浮腫、気管支喘息、めまい、腹痛、吐き気、アナフィラキシーを伴うことがある。

 

コリン作動性蕁麻疹の病因

コリン作動性蕁麻疹の病因

  • 汗腺が詰まる
  • ヒスタミン
  • コリン作動性物質
  • 汗アレルギー
  • 血清因子
  • 乏汗症

研究:浜松大学皮膚科の戸倉教授

汗腺のムスカリン性のアセチルコリン受容体の発現がコリン作動生蕁麻疹では減少している。
→発汗時に汗腺周囲にアセチルコリンが出てもレセプターが減少しているので汗腺から汗が出ることができなくなって、余ったアセチルコリンが肥満細胞に結合して蕁麻疹を出している。
受容体の減少は不明

研究:広島大学の秀教授 

汗抗減の精製。
汗公園がマラセチアの位置成分に対する高原であろう
マラセチア:真菌の一部で、常在菌。
汗を大量にかくと、マラセチア菌が増殖し、それが汗の中に抽出されて、汗アレルギーを出すのではないか。

他の蕁麻疹との鑑別

コリン作動性蕁麻疹の分類

  • 汗アレルギー型
  • 自己血清皮内型
  • 発汗低下を合併するコリン作動性蕁麻疹

汗アレルギー型

コリン作動性蕁麻疹汗アレルギー型

  • 汗アレルギー型
  • アトピー素因
コリン性血管性浮腫(女性に多い。重症型)
眼周囲に血管性浮腫を合併し起動症状を併発しやすい
→抗ヒスタミン薬に抵抗性

自己血清皮内型

コリン作動性蕁麻疹自己血清皮内型

  • 汗アレルギー(ー)
  • 自己血清皮内(+)

原因がわからないタイプの蕁麻疹の中に、自分の血液成分が起こる蕁麻疹がある。

発汗低下を合併するコリン作動性蕁麻疹

発汗低下を合併するコリン作動性蕁麻疹

皮膚科:減汗性コリン作動性蕁麻疹
内科的:特発性後天性全身性無汗症(AIGA)
→AIGAに伴うコリン作動性蕁麻疹は発汗低下に伴ううつ熱症状や皮疹出現時に痛みが強い。
→男性に多い、汗アレルギーを発症しにくい。

 

AIGA(特発性後天性全身性無汗症)

特発性後天性全身性無汗症

汗が出ないために、運動をしたりとか、もしくは暑いところ、夏に出たりすると、火照りとか、気持ち悪くなるとか、だるいとか、さらに非常に重篤なときは意識がなくなるとか、そういう熱中症のような症状が出ることもあります。
大学病院のような特殊な施設で発汗を誘発するサウナや運動とかで入り、ミノーる法と呼ばれるヨードのデンプン反応を用いた発汗テストを行い、汗が出ないところがどの程度あるか見ます。全身の25%ですとAIGA症と診断される。

コリン作動性蕁麻疹の分類

  • 他の蕁麻疹との区別
  • 運動や温熱負荷での区別

他の蕁麻疹との区別

他の蕁麻疹との区別

  • 水蕁麻疹
  • アドレナリン性蕁麻疹
  • 寒冷誘発コリン性蕁麻疹

水蕁麻疹

温度と無関係に水との接触により生じる

アドレナリン性蕁麻疹

ストレス時に生じやすう、白暈を伴う点状紅斑。ノルアドレナリンの皮内投与で皮疹の再現を認め、βブロッカーが治療に有効。

寒冷誘発コリン性蕁麻疹

全身の体温の低下、全身性の寒冷曝露によって出現。体温上昇による発汗で生じない。
※全身への寒冷曝露で蕁麻疹様の皮疹を呈する疾患として、自己炎症性症候群のクリオピリン関連周期性症候群(CAPS)には注意が必要

運動や温熱負荷での区別

運動や温熱負荷での区別

  • 局所性温熱蕁麻疹
  • 日光蕁麻疹
  • FDEIA(食物依存性運動誘発アナフィラキシー)

局所性温熱蕁麻疹

皮疹お部位は体全体ではなく、温熱刺激を受けた皮膚局所に限局

日光蕁麻疹

日光の暴露部位に原曲

FDEIA(食物依存性運動誘発アナフィラキシー)

食物摂取と運動が発症に必要。運動や温熱負荷でほぼ毎回皮疹が出るコリン性蕁麻疹特別

一般的な治療方法

コリン作動性蕁麻疹の一般的な治療方法

  • 汗の出るタイプ
  • 汗の出ないタイプ

汗の出るタイプ

・抗ヒスタミン薬
・発汗指導(重症症状をゆう有髪しない程度)

汗の出ないタイプ

・ステロイドパルス
・抗ヒスタミン

セルフケアと予防方法

コリン作動性蕁麻疹の予防法

発汗刺激の回避が基本となります。
抗ヒスタミン薬の内服で効果があれば、ヒスタミンの摂取やアレルゲンの接触を避けます。
自然経過により軽減することが多いとされています。
自己発汗成分に対する1型アレルギーと言う見解もあります。
のどが腫れたり血圧が下がったりしなければ、運動や入浴で積極的に汗をかいて慣れていく。

ヒスタミン対策

ヒスタミンが多いことで、蕁麻疹も起こりやすくなります。

ですので、アレルゲンの摂取や接触をまずは避けます。そしてヒスタミンを含む食材や分泌を促す食べ物は避けることも必要になります。

さらに、過緊張になることでヒスタミンの分泌が促されやすくなります。普段の緊張状態を解消することが、予防に繋がっていきます。

7,この記事のまとめ

コリン作動性蕁麻疹には、分類があります。まずは汗をかけるか、かけないかできちんと区別しましょう。医療機関の受診が必要なものは最優先にします。

その上で、体質や生活習慣の改善が必要なもののケアを行いましょう。

過緊張や食事など気がつかないものが影響することもあります。今一度専門家に見てもらい現状を整理することで見えてくることがあります。この記事が参考になっていただければ幸いです。

蕁麻疹について詳しくはこちら

蕁麻疹

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