主訴と経過
20年来のアトピーで悩んでいる
身体所見
セルフケアでは
チェック項目
変化の兆しは
この記事のまとめ
この症例では、見た目はアトピーのような症状を呈していますが、実態は炎症以外の痒みによる搔き壊しが起きています。赤い、痒いだけではアトピーと判断できません。赤くてもなぞって見ると白くなる、時間帯のよって色合いが変化する場合は、炎症以外の痒みを疑います。その目安にpHの変化があります。持続する炎症の場合はpHが高くなる傾向があります。傷などの一過性の炎症であればさほど高くはありません。水分量やキメを観察することで、なぜ痒みが起きたのかが明確になります。今回は搔き壊しによる、傷や乾燥、肌の構造の崩れ、筋肉の強張りによる鬱血などが痒みを引き起こしていました。一番影響のある乾燥と、掻き壊す原因である強張りから対応しております。このようにして、状態を整理することで、今何から対処すれば良いかが明確になります。今回は、このような症例でした。
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川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。