緊張すると起こること 「緊張は闘うか逃げるための反応」
- 筋肉がこわばる
- 神経が過敏になる
- 血管が収縮する
- 毛穴が閉じるなど
体は緊張すると交感神経が優位に働きます。これは、緊急時に対応する神経で、闘うか逃げるかの行動を起こすために反応します。そのため、筋肉や神経が緊張しやすくなります。これはすぐに動き反応できるためです。また、末端の血管が閉じるのは、戦いのために起起きるもので、傷を負っても重症化しないためです。このような反応は、短期間で一時的なものです。しかし、その反応が強すぎると体に起こる反動も大きくなります。かゆみや頭痛などの症状は過剰な緊張のために起きていることもあるのです。そんな緊張ですが、かゆみを引き起こすメカニズムとして、ヒスタミンを分泌してしまうことも挙げられます。
過剰な緊張が症状を引き起こす
ヒスタミンが増える理由
副交感神経が影響して分泌される
交感神経が優位になると、バランスを取るように副交感神経も釣られて高まるケースもあります。または、交感神経が緩んだ反動で過剰に副交感神経も高まることもあります。このような副交感神経も高まることで、肥満細胞からヒスタミンが過剰に分泌されて痒みを誘発されることもあります。
血管の急激な拡張で分泌される
交感神経が緊張するときに、末端の血管は収縮します。血管の内側の細胞は、急激に拡張するとヒスタミンを分泌します。ですので、緊張しすぎた後の緩む際に急激に血管が拡張することでヒスタミンが過剰に分泌されることもあります。このようにして、緊張のし過ぎがヒスタミンを多くすることで痒みを感じやすくなることはあります。次は、そんなかゆみと緊張に対する対策をご案内いたします。
緩やかな反応に抑える
過剰な反応を知っておく
かゆみの対策にできること
- こまめな水分補給
- 冷えや手汗などがあれば休息する
- 身につけるもので緩和させる
- 緊張を緩和する術を持つ
こまめな水分補給をすることで、緊張を緩和できます。また、末端の収縮した血管が緩やかに拡張していきます。過剰な緊張は、手足の冷えや手足なども引き起こします。そのような状態であれば、緊張が過度に起きているサインですので、休息を取るなどして緊張をコントロールする必要があります。さらに、置き針やヒモトレなど身につけるものでも、体の緊張を緩和できます。このような習慣的に緊張を緩和させることができれば、どを過ぎた反応は起こりにくくなります。まずは、緊張し過ぎているという状態に気づけることが最優先となります。さらには、日頃から緊張を緩和させる習慣として、入浴やサウナ、お灸などの治療を受けていることで、自発的に自律神経をコントロールすることもできます。
自分で自律神経をコントロールする習慣をつける
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
緊張は一時的に身を守る反応としておこきています。しかし、急激な変化がヒスタミンを増やしてしまう恐れもあるので、ちょうど良いさじ加減に止める必要があります。そのためにも、日頃から調節する必要があります。身につけるものや水分補給などして、緊張し過ぎない環境を作ることが大切です。痒みのコントロールは、自律神経を訓練する習慣が適しているので、ぜひ試してみてくださいませ。
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