【アトピー アレルギー】繰り返し症状が出る悪循環を断ち切る

悪循環する理由 「治癒よりも負担が増え続ける」

アトピーで起きている痒みが慢性化するのは、かゆみと炎症の悪循環が生じるからです。この悪循環に陥ることにより単一の方法ではなかなか抜け出せずに慢性化していきます。まずは、悪循環がどのように起きているかを見ていきましょう。

痒みの悪循環

  • 痒みで皮膚を傷つける
  • 炎症で皮膚が脆くなる
  • 脆い皮膚は刺激に過敏になる
  • 過敏な皮膚は痒みを感じやすい

慢性化する皮膚の痒みや炎症は、かゆみと炎症を相互に繰り返し生じることで起こります。慢性化している場合は、炎症と痒みのどちらが先かはわからなくなっている状態です。その場合は、止められる症状からブレーキをかけていく必要があります。そうすることで、症状の起こり方に変化が起こります。痒みや炎症にばらつきが出た時に影響力のあることから対処することでこれらの悪循環のサイクルを脱することができます。次は、この悪循環で起こる痒みどのようにして起きているかを考察していきましょう。

イッチ・スクラッチサイクル(痒みの悪循環)

始まりがどこだかわからなくなる

アトピーの痒みはどこから来るのか 「原因は症状が起きた時にある」

痒みの感覚は炎症以外にも起こります。もし、単一の炎症反応のみであれば、ある程度の期間を経て回復していきます。しかし、炎症反応以外に痒みの感覚が繰り返し起こることで、皮膚の修復が追いつかずに、皮膚は脆弱なままになってしまいます。そんな痒みが炎症以外で起こる理由を見ていきましょう。

  • 炎症によるシグナル
  • 神経の伝達不良
  • 皮膚の強張り
  • 老廃物の蓄積
  • 体液の滞り
  • 皮膚の乾燥

炎症以外のかゆみは、神経、こわばり、血液の滞り、老廃物の蓄積、皮膚の乾燥などざまざまな状態で起こります。炎症を抑える薬を塗ることで治る症状は、炎症によるものです。もし、薬を使用しても変化が見られない症状やかゆみは、炎症反応以外で起きていると考えます。その場合は、薬を塗る以外の対処が必要となります。それでは、起きている症状が薬以外と区別するための見方を次に見ていきましょう。

今の体がどうなっているのかを観察

痒みのタイミングの前に対処して変化を見る

炎症と痒みは原因が一緒ではない

起きている症状は、必ずしも炎症によって起きているわけではありませ。神経の過敏症や体液の滞りなど皮膚以外の問題でもかゆみは起こります。次は、炎症とそれ以外とを区別するための見方をご案内いたします。

炎症の反応での経過

  • 期間とともに寛解
  • 異物の処理
  • 組織の修復
  • ピークは3日
  • なだらかに鎮まる

もし、起きている症状が炎症の反応であれば、ある程度の期間を経て治っていきます。その理由は、炎症反応が起こる理由が組織の修復や異物の処理を目的としているからです。これらの目的を達成できた場合、炎症の反応は治っていきます。炎症反応のピークはおおよそ3日となり、その後はなだらかに落ちていく経過をたどります。また、薬を使用することで症状が沈静化する反応を示します。もし、薬を使用してもあまり大きな変化が見られない場合は、炎症以外の問題として区別していきます。次は、炎症以外での問題の見つけ方を見ていきます。

炎症以外で起こる変化

起きている症状が炎症を抑える薬を使用しても変わらない場合は、炎症以外の可能性を考えていきます。

  • 薬が効きにくい
  • 特定のタイミング
  • 炎症以外の反応もある
  • 必要なケアで治る

かゆみを感じる反応が特定のタイミングで起きる場合は、炎症反応以外に負担となる刺激があると考えます。その場合は、体の強張りや皮膚の張り付きなどかゆみ以外に起きている体の反応を観察していきます。もし、強張りの場合は、柔らかくする、張り付きの場合は、皮膚をずらすようにマッサージするなど適切な対処をすることでかゆみは和らいでいきます。最後に皮膚を良くするための具体的な方法をご案内いたします。

やってみる対処

  • 皮膚の保護
  • スキンケアで保湿
  • 傷がなければ骨を磨く
  • 血流を促す(アイロンなど)

多くの場合、皮膚が弱いために症状が起こりやすいです。ですので、皮膚の保護を第一に考えてケアしていきます。皮膚の保護としては、スキンケアの他に、包帯やフィルムを貼るなど物理的は保護も有効です。そのほかに、内側からの血流を良くする、皮脂や汗の分泌を促すなどの皮膚の環境を整えるケアも良いです。皮膚に傷がない場合は、骨を磨くように、皮膚の張り付きを剥がすマッサージも有効です。かゆみを伴う場合は、衣類やタオル越しにスチーム機能を切ったアイロンでも良くすることはできます。このようにして、基本となるケアをすることで、皮膚は元の丈夫な状態に戻りやすくなります。ぜひ試してみてくださいませ。

皮膚が丈夫になるケアと並行して

神経や血流など皮膚以外のケアも行う

川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」