ふくらはぎの湿疹は姿勢と循環を確認する

湿疹ができる部分に負担がかかることが多いです。湿疹は負担のかかった部位にできることもあります。しかし、体の反応として出るケースもあります。今回はそんな反応で出るケースについて考察していきます。

ふくらはぎに湿疹ができるとき

ふくらはぎに湿疹ができる時に、伴ってふくらはぎがどうなっているかも観察してみましょう。そうすることでどんな負担や反応が起きているのかを読み解くことができます。

むくみがある

ふくらはぎにむくみがあれば、筋肉がうまく使えていないかもしれません。第二の心臓と呼ばれるふくらはぎです。そのふくらはぎがうまく機能していないこともあります。

筋肉が張っている

筋肉が張っている場合は、ふくらはぎに負担がかかっていることもあります。循環としての反応以外にも体を支える役割も担っています。

重だるさがある

重だるい場合は、疲労が溜まっていることもあります。伸び縮みがうまくいっていない時は老廃物が蓄積しやすいです。

姿勢の負担は前屈み

ふくらはぎの反応から体に起きている問題を読み解くことができます。その1つに疲労うや強張りがあります。これは姿勢の問題で起こりやすいです。そんな姿勢の負担を読み解きましょう。

前傾姿勢で脛がはる

前屈みになるとつま先に体重が乗りやすいです。その時には常に爪先立ちをしている状態なのでふくらはぎは硬くなりやすいです。

指の踏ん張り

体が不安定だったりすると足裏からふくらはぎにかけて硬さが出ます。また、つま先重心の場合も指で地面を踏ん張ってしまい、硬くなることがあります。

靴の負担

はいている靴が合わないことでもふくらはぎに負担がかかることがあります。自分の姿勢や身につける靴の影響でふくらはぎは疲労して硬くなり続けると湿疹や痒みが出ることがあります。

循環の負担は全身と内臓

ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれています。循環の反応がふくらはぎに出やすいです。そんな時は、ふくらはぎと合わせて内臓などの循環に関連する臓器のケアも必要になります。

ふくらはぎは第二の心臓

ふくらはぎは歩くなどの運動で末端の血流を戻す役割も担っています。しかし、疲労して硬くなると、かえって巡りを滞らせて血流を送る心臓などへ負担になることもあります。

寝ているときに痒みやすい

ふくらはぎは活動しているときは機能します。しかし、寝ている時は動きがありません。内臓や呼吸の働きで循環させているときに、ふくらはぎは冷えたり強張りがあると痒みを感じることがあります。

試してみるべきケア

内臓や姿勢の問題でふくらはぎに湿疹や痒みが出ることがあります。そんな時には、冷えや硬さを伴うことがあるので、その問題を解消すると痒みや湿疹もかくなりやすいです。

  1. ゆする
  2. 伸ばす
  3. 縮める

硬い筋肉は湯することで緊張を解消することができます。それでもなかなか伸び縮みしない場合はストレッチで伸ばすと良いです。ポンプの機能を促すために爪先立ちなどして動かすことも有効です。うん不動以外にも足湯や足裏のマッサージなど関節的に巡りをよくすることでも楽になりやすいです。

まとめ

ふくらはぎは姿勢と循環の影響を受けます。そのため、湿疹や痒みが出た時の状態を確認することで、なぜ湿疹が出たのかが読み取れます。その上で、ふくらはぎにかかる負担を軽減して、本来の働きに整えることで皮膚に湿疹が出にくくなります。ぜひ、皮膚だけではなく、体全体を整える意識を持ってみましょう。

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