肘の湿疹は形を分析する

肘に湿疹ができたときには、まずは病院への受診や薬の使用が王道です。しかし、繰り返したり、なかなか改善されない場合は、薬以外のケアも必要になります。そのヒントが湿疹の形を観察することです。

今回は、そんな観察のうち、形から得られるヒントについてご案内いたします。

肘の湿疹の形を観察する

湿疹の形を観察することで、どんな組織に負担がかかっているのかを推測することができます。代表的な2つ事例をご案内いたします。

  1. 菱形の湿疹
  2. 横一文字

菱形は末端と中心の引きつり

菱形の湿疹は、中心と末端で引っ張りあっていることで起こりやすいです。ちょうど皮膚を関節の前後で引っ張りあうと、菱形の引きつりになります。この引き合う負担が皮膚よりも奥で起こっているのです。

横一文字は関節の負担

肘のシワに沿って赤みが出ている場合は、関節の負担を疑います。曲げ伸ばしの繰り返しや、その動きでの負担があることで起こりやすいです。

それでは、これらの負担によって起きた体の反応の対処について解説していきます。

湿疹は3つの組織へ対処する

引きつりや関節への負担は、緊張や、強張り、血流の鬱滞を引き起こします。これらの負担がかゆみや炎症に発展していきます。その結果、慢性的な症状となっていきます。3つの対処をご案内いたします。

  1. 筋肉のこわばり
  2. 過度な緊張
  3. 血流の鬱滞

強張りは筋肉へ対処

強張りについては、筋肉をマッサージやストレッチをして解消していきましょう。ポイントは、湿疹に近い部分から行うことです。もし、皮膚よりも深い部分の筋肉だけの問題であれば、このケアでいくらかかゆみも軽減していきます。

緊張は神経の絞扼

もし、筋肉を緩めても硬さがすくに戻る場合は、神経の緊張を疑いましょう。筋肉を支配している神経に問題が起こりと、筋肉も反応して硬くなります。

血流は関節を動かす

血の巡りが悪いことで、炎症や乾燥が起こりやすくなります。特に関節付近は、血液の滞りが起こりやすいです。そんな場合は、筋肉や関節をよく動かしましょう。肘を曲げっぱなしの姿勢が多い場合は、よく曲げ伸ばしすることで解消されやすいです。

ここまでが、体にかかる負担とそれによって起こる変化です。最後により具体的な解消方法をご紹介させていただきます。

まずこのケアをやってみる

筋肉や神経などへアプローチする理由をお伝えさせていただきました。最後は、具体的なケアについてお伝えさせていただきます。

  1. 末端は手に平を緩める
  2. 中心は胸を緩める
  3. 関節は肘を伸ばす

中心と末端から引っ張り合う場合は、手のひらの硬さを確認しましょう。もし、指や手首周りが硬ければ、その部分をマッサージしましょう。

神経の問題が疑われる場合は、胸や脇周りをよく動かしてみましょう。この問題で硬さが解消されるのであれば、神経の絞扼のこともあります。

最後に、関節をよく動かします。特に曲げ伸ばしだけでなく、内側外側に捻る動きも加えてみましょう。血流が滞りなく流れます。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

湿疹は、その形を観察することで何が問題になっているのかが見えてきます。肘であれば、菱形や一文字など特徴的な形があります。

是非とも、起きている湿疹の分布や範囲を観察してみましょう。改善のヒントになれば幸いです。

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