美容師で腕にシワができるアトピーへの対処(症例)

背景と自覚症状

背景と自覚症状

美容師で働いている

忙しい時に症状が出やすい

腕を夜寝る前にかいて悪化する

現状把握

現状把握

腕を夜寝る前にかいて悪化する(傷や血が出る

肘〜腕にかけてシワが広がっています

指や手首など動きによて皮膚や膜にシワがより痒みを感じている

美容師でかかる負担とは

美容師でかかる負担とは

1日の中で過ごす時間が長い環境の影響を私たちは強く受けやすいです。そのため、その方の仕事の種類や様式を聞くことがあります。今回の方は美容師をされている方でした。単純による腕が痒いという情報だけよりも、仕事が忙しかった日の夜に腕が痒みやすいという情報の方が、その方にどんな負担がかかっていたのかを探るヒントになります。美容師の仕事での負担は、立ち仕事から髪を切る時の腕にかかる疲労まで全身に及びます。また、水も扱う場合は、手指の乾燥や洗浄による刺激も考慮します。この様にして、その方の現状を正しく把握することで改善のヒントが得られます。次は、腕が痒くなる時にかかる負担を見ていきましょう。

腕の痒みの原因

腕の痒みは硬くなったり滞ることでも起こります。腕は首こりや肩こりでも影響を受けて硬くなります。それ以外にも、神経の通り道である、肋骨や鎖骨などの動きの悪さでも神経が絞扼されて神経の過敏症状で痒みを感じやすくなります。また、仕事柄、指や手首をよく使う場合には、筋肉の形や膜のよれによっても痒みを感じるケースもあります。皮膚や筋肉、筋膜などを観察してより全身状態と乖離していることをピックアップしてアプローチしていきます。今回は、肘の関節以外にもシワができている、かっさでゴリゴリする、赤みが出るなどがありました、この反応は筋膜(ファッシア)の堆積瘀血という老廃物の蓄積の反応です。これらを解消するアプローチが有効と考え対応しました。最後に、案内したケアを共有いたします。

やってみる対処

やってみる対処

仕事で使う筋肉や動きのケアをすることは有効です。ハサミを持ったりと指を握ることが多いので指や手首のストレッチは有効です。また、ストレッチは、筋肉や関節を引き延ばすだけでなく、筋膜(ファッシア)の癖を取る効果もあります。直接的にはカッサを使って引き延ばすことでゴリゴリした堆積は徐々に滑らかにすることもできます。赤みが出た部分は、瘀血という老廃物があり、皮膚の奥で炎症が起きていることが多いので、温熱療法も有効です。最後に、姿勢を気を付けるようお伝えしました。体に無理がかかっていると呼吸がしにくくなります。ですので、常に鼻呼吸が楽にできるように意識しましょうとアドバイスをして施術を終了しました。ぜひ、似たような症状の場合は、お役立ていただければ幸いです。

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