乾燥すると首がかゆくなる理由と対処

背景と自覚症状

背景と自覚症状

現状把握

乾燥は気候ではなく体調によるものかともいます。

首のこりや血流の悪さが乾燥を招いています。

そのため、痒みを感じてかいていたと考えられます。

乾燥する理由

乾燥する理由

皮膚の乾燥は、さまざまな理由で起こります。皮膚が乾燥する大きい影響から見ていくと、気候の変化に伴って皮膚の水分の蒸発が挙げられます。特に秋から冬にかけて乾燥の影響は大きいです。また、皮脂や汗を分泌するための血流が悪くなることでも乾燥症状が起こりやすいです。アトピーの場合では、皮膚が薄く脆いために、水分を保つことができず乾燥しやすくもなります。そのほかに、むくみがあることでも乾燥の症状が起こります。むくみのある時は、外に水分を分泌できない、皮膚が薄く引き延ばされて水分を保てないなどの理由もあります。最後に、摩擦による摩耗や乾燥です。特に衣類や静電気などの影響のほか、掻きこわすことでも皮膚は脆くなって乾燥しやすくなります。これらの影響から、単に潤いを与えるだけでなく、体の内側の回りやこりの改善のほか、痒みそのものを減らす取り組みも乾燥への対応として必要になってきます。それでは、最後に案内したかいてしまう原因や広がる理由について考察していきましょう。

かくと広がる理由

かくと広がる理由

かゆみを感じてかいてしまうことは自然な反応です。しかし、かいて止まれば良いのですが、止まらない場合には、かくと言う行為が適切な対処でないと考えます。かくと言う行為自体は、巡りをよくする、筋肉を緩める、なぞることで潤わせるなど副次的な効果ももたらします。異物の除去以外にかゆみを感じてかく行為で対処すると、硬さや滞りなど体の不具合がかゆみという感覚に依存しがちになります。つまり、感覚のずれが起こり、かゆみ以外の強張りや重さなどが感じにくくなってしまいます。そのため、皮膚を擦るなどの行為が多くなって次第に皮膚に負担が多くなって磨耗して皮膚症状が目立つようになってしまいます。痒みとかく問題以外にも、かく刺激が血管などを刺激してしまい、その結果としてヒスタミンが過剰に分泌することもあります。また、下記なぞることで、滞った部分に刺激が広がって余計に痒みを感じることもあります。このような状態になると、皮膚は脆くなり、痒みを感じやすくなる悪循環に陥ります。最後に、この悪循環を断ち切るためのケアをご案内いたします。

やってみる対処

やってみる対処

首や顔に血流を促すケアを取り入れてみましょう

・米ぬかカイロなどの温熱療法

・入浴中に蒸しタオル

・衣類やタオル越しにアイロン

そうすることで、血流が良くなります。痒みを感じた時にも有効です。

肋骨が閉じてしまった場合はストレッチやカッサで張り付いて筋肉や膜を剥がすようにケアをすることで固まった姿勢も良くなりやすいです。また、状態を把握するためには、カッサをして赤くなるかどうかでチェックしましょう。カッサで赤くなる部分は鬱血している部分です。痒みや痛みなど出る前にこれらの確認で予防もできます。ぜひ、ご活用くださいませ。

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