- 手指の傷ができる原因
- 手指の再生を促す湿潤療法
- 整体との相乗効果
- 整体を受けたほうがいい場合
肌はバリア機能の破綻とその状態によって刺激が加わりひび割れが起こります。それを防ぐには早期回復が有効です。湿潤療法は短期間で肌を修復する方法としてお勧めの方法です。ワセリンで潤して、ラップで密封します。そして包帯でずれない良いに固定することで短期間で肌は再生します。
アトピー性皮膚炎でも肌の再生を最優先にします。それは菌の感染など2次被害を防ぐためです
手指の傷ができる原因
手指にひび割れができるには幾つかの理由があります。その多くは刺激が過剰に加わり、再生が追いつかいない状態になります。はじめからこのような状態になるわけではありません。保護する皮脂などを落とし続けた結果、肌がもろくなってしまうこともあります。また、手指への血流が悪いために再生が追いつかないために起こることもあります。このように様々な影響で手指は傷つきます。
手指のバリア機能がなくなる
手指は他の皮膚と違いあ光沢層と呼ばれる層があります。そのため他の皮膚とは違った肌触りをしています。また、物をつかんだりと異物に触れることもありこのような形状になっています。
そんな手指ですが洗剤で皮脂を落としすぎたりすると守るバリアーがないためもろくなってしまいます。また、関節運動が過剰になったり炎症によって肌の代謝が活発になりすぎても起こります。
このようにして肌を守るバリアー機能の破綻が手指を露出します。そのため様々な刺激によって皮膚の岐のが破綻してひび割れが起きてしまいます。
刺激が加わる
刺激には種類があります。手指は関節が多いので握る運動だけでも皮膚へストレスが加わります。また、皮膚に弾力がないことで関節運動が起こると関節部分に切れるが入ります。
関節部分のひび割れの主な原因は、バリアー機能ん破綻と関節運動が大きいです。
また、アトピー性皮膚炎などで関節部分へ炎症が起きて細胞自体がもろくなることもあります。物理的な刺激で亀裂は入りますが、皮膚自体がもろくなるまでのきっかけは異なります。
皮膚の再生が追いつかない
傷つと炎症が起きて短時間に修復されます。しかし、炎症が起こり続けると、かえってもろくなります。
また、血液のめぐりが悪い場合は必要な栄養素が届かないため、皮膚細胞は脆い状態で再生します。そのためひび割れを繰り返してしまいます。
手指の再生を促す湿潤療法
傷ついた原因も大切ですが、それをいち早くよくすることが先決です。傷口が治らなければそこから菌が親友して化膿することもあります。このような2次被害を防ぐためにも適切な処置をして肌を再生させます。その方法をご紹介いたします。
潤いを与える
皮膚は潤っている方が再生しやすいです。かさぶたなどにして時間をかけるよりも、潤いを与えた方が組織の修復は早いのです。
傷がでできたときは皮膚がないので無条件で乾燥します。そして肌が露出しているため無防備です。その肌を保護するためにもワセリンなどで蓋をします。そうすることでやけどのようなヒリヒリしや感じもなります。
密封する
ワセリンで傷口を保護しても、時間とともに乾燥します。その乾燥を防ぐために、サランラップなどで密封状態を作ります。やけどのように浸出液が出ている場合には水で清潔にしてからラップのみでも肌の再生は可能です。
ひび割れのように凹みがあるときはその凹みも隙間なく埋めた方が良いのでワセリンを塗ることをお勧めします。
保護する
ワセリンを塗って、ラップで密封状態を作ります。これだけでは少し動いただけでずれてしまいます。それを防ぐために包帯などで固定します。包帯だけでは取れてしまう場合には自着生バンテージというゴム製の包帯をお勧めします。
密封しているときにむずがゆ感覚が出てきますこれは皮膚が再生しているときに起こるものです。ちょうどかさぶたを剥がしたくなるようなときにも同じ感覚が起こります。それを剥がさないためにも包帯での固定は有効です。
整体との相乗効果
整体では血液の流れを良くして治癒を促進させることが出来ます。
湿潤療法は治癒させる環境づくりです。整体と組み合わせることでより早い傷の手当てができます。
整体を受けたほうがいい場合
もしこのような場合は整体を受けたほうがよいです。
・湿潤療法をしても良くならない
・傷がふさがってもすぐ割れる
・手足の冷えがある
・皮膚が分厚くなっている
・汁が出ている
このような場合は整体で解決できます。湿潤療法での保護だけでは不十分です。整体と組み合わせて早めの回復をさせましょう。
もし、自分の状態で何をしたら良いかわからない場合には一度ご相談くださいませ。一緒に適切な方法を見つけて体をよくしていきましょう。
お電話ありがとうございます、
川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。