寒気がする時のアトピーは自律神経も影響している

アトピーと寒気

1,寒気が起きる時は重度のアトピー

アトピーが重度化すると寒気が起こります。体を外、中、内と3つの視点でみていきます。外側は皮膚や感覚器、中側は血液や神経、内側は内臓や脳があります。

 

アトピーの重症度は炎症の起きている範囲ではなく外、中、内のどこまで影響を受けているかの深さで決めていきます。寒気は内臓まで影響が出た時のサインなのです。つまり、重度のアトピーによく見られる指標の1つです。

2,寒気が起きる3つの原因

3つの原因

アトピーで寒気が起こるに3つの段階を経ていたります。はじめは炎症が広範囲に起こる。次に血液の分布が中側から外側へ集まり続けます。そして、内側の血液も外側へ向かい、内臓が冷えていくのです。

炎症による血液の移動

肌の炎症

食べたものをエネルギーや体に作り変える過程を代謝と言います。炎症とはこの代謝が活発になったものです。傷ができた場合など一過性に炎症が起こり組織の修復を早めます。

 

もともと炎症とは短期に起こるものです。その時に体の材料が必要になるので血液を集めます。炎症で赤くなるのは血液が集まっているためでもあります。

自律神経の異常がおこる

内臓と自律神経

炎症が慢性的に起こり続けると体の機能に異常をきたします。しかし、炎症が起こらないと体の修復などができないため、炎症を止めるのではなく、炎症が早く治るように血裔を供給し続けます。

 

体の水分には限りがるので体の徐々にあるところから炎症の起きている部分へ供給されます。体は徐々にその環境に馴染んでいき、いつの間にか体の外側に血液が集まるのが普通になります。

内臓が冷える

お腹の冷えと内臓

体の血液が炎症の起きているところへ集まり続けます。その結果、体は疲れやすくなります。また、血液の供給が続くので内臓へ向かう血液さえも外側へ運ばれます。その結果、内臓の機能が衰えていきます。

 

血液は体温を運んでいます。またその血液は内臓によって生産されるので、内臓の機能が落ちることで体はどんどん弱っていきます。炎症が起き続けることで体はだるくなり、気持ちも憂鬱になっていきます。ついには血液を作ることも億劫になり常にだるい、眠い状態になります。

3,寒気が起きた先にすべきこと

炎症が起き続けることで体は衰退していきます。炎症が起こることで、血液が消耗され、内臓機能が衰える悪循環が起こります。それを脱却するためにすべきことがあります。

炎症を抑える

アトピーの炎症を抑える

まずは血液を求めていいる炎症を抑えることが先決です。傷があればその修復を補助します。そうすることで血液の分布を整えやすくなります。

体のめぐりを良くする

アトピーとフットバス

炎症がおさまっても寒気はなかなか治りません。それは血液の分布の差や自律神経の乱れによるものです。

体の四肢末端を暖めることで炎症の起きた部分以外に血液を巡らせことができます。そうすることで、内臓へも血液がいきわたるのでさm毛などが治りやすくなります。

外からの刺激で自律神経を整える

アトピーと日光浴

四肢末端を暖めることは自律神経の訓練にもなります。暖まれは肌がしっとりして汗をかきやすきなります。このように外からの刺激に対して適切な反応を促すことで、乱れた自律神経の機能を整えることができます。

4,整体で寒気をよくする

整体で寒気をよくする

いかがでしたでしょうか?アトピーが重症化すると寒気が起こります。それは血液の分布の差が起こることで内臓が冷えてしまうために起こります。

これらは整体で改善できます。整体では、体のめぐりをよくして、適切な反応を促すことが可能です。もし、アトピーで寒気などを感じやすい場合には是非とも試してみてください。

5,整体を受けたほうがいい場合

整体を受けたほうがいい場合

もしこのような場合は整体を受けた方がよいです。

・かゆみと寒気がある

・鬱のように気がめいる

・体力が続かない

・無気力

・朝起きるのがつらい

このような問題は整体で解決できます。お早目の受診をお勧めいたします。

川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」