副交感神経が優位になるとアレルギーが出やすい

自律神経失調とアレルギー

1,自律神経の役割とは

自律神経とは、体が環境に適応するために自動的に働くシステムです。例えば、寒ければ筋肉を動かして体温を高め、暑ければ汗をかき熱を発散するような働きがあります。このように、無意識に体の状態を保ってくれるのが自律神経です。

この自律神経には、役割の違いによって2つに大きくわけることができます。1つは「交感神経」。もう1つは「副交感神経」です。それぞれ体に働きかける機能の違いで役割が異なります。

2,自律神経には2つの役割がある

  • 戦闘モードの交感神経
  • リラックスモードの副交感神経

体を取り巻く環境や状況によって異なります。それらの状況の違いに応じて、うまく適応させるために、自律神経が働いています。

自律神経が適切に働くことで、私たちの体はどんな環境いても一定の状態で保つことが出来ます。体温などが常に36度5分であるのもそのためです。自律神経は、体の緊張とリラックスの2つの感度を変えることで、体の状態を一定に保っています。体を緊張させるのが「交感神経」で、リラックスさせるのが「副交感神経」です。

 

次に、その交感神経や副交感神経の役割についてご説明させていただきます。

戦闘モードの交感神経

交感神経とアレルギー

交感神経は、自律神経の1つです。その役割を一言でいえば、戦闘モードになっている状態です。この交感神経が優位な状態は、常に臨戦体制とも言えます。そのような状態ではピリピリしたり緊張が強い状態です。

交感神経が優位な状態では、意識は外向きになっているので、自分の感覚は鈍くなり、自分のことよりも人のことや周囲の状況が気になりやすいです。このように、自律神経の優位さによって私達の感覚は影響を受けます。

他にも、交感神経が優位な状態が続くことでも、身体には大きな変化が起こります。交感神経はこれから何かをするときにスイッチが入る状態です。徐々にそのボリュームが上がればよいのですが、高い状態でいすぎると体は疲弊していきます

例えば、内臓への負担も考えられます。その1つに膵臓があります。何かをする、行動するときには血糖値が高くなります。これは筋肉などをすぐに使える状態に整えるという働きからおこる変化です。高血糖の状態が続くことで、内臓や血管への負担が大きくなっていきます。

リラックスモードの副交感神経

副交感神経とアレルギー

副交感神経が優位な時には、リラックスしているときの状態です。このときは意識は内向きで体の変化に敏感になります。実はこの副交感神経が優位になっているときがアレルギー反応になりやすいときなのです。

他にも、副交感神経が優位になる状況があります。それが低気圧の状態です。気圧の変化に伴い自律神経のバランスが変わります。

例えば、季節の変わり目などにアレルギー症状がでやすいなども、この影響を受けていることが多いです。

また、有名な例では盲腸などがあります。飛行機に乗ると盲腸が破裂するといわれるのは、気圧の変化で膨れるのと、リンパ系の働きが活発になることも影響として挙げられます。

3,自律神経の乱れがアレルギー症状を引き起こす

副交感神経が優位になると、アレルギー症状が起こりやすくなります。

では、どのようなときに副交感神経が優位になるのでしょうか?それはいくつのかの条件があります。例えば、気圧の変化や疲労などあります。そのなかでも多く見られるのが、交感神経が働き過ぎた後に副交感神経が強く働くことがあります。

 

交感神経が優位すぎると副交感神経へ戻そうとする働きが強まります。正確にいますと、副交感神経が働きやすくなります。ほんの少しのきっかけで副交感神経のスイッチが入りやすくなります。そのため体は急激な変化が起きて、アレルギー症状が起こりやすくもなります。

4,アレルギーと自律神経の関係

アレルギーを日本語に訳すと「過敏」です。普通は感じることのない刺激に対しても反応してしまいます。アレルギー反応を起こすものは人によって異なります。このように反応を起こしやすい物質をアレルゲンと言います。

 

アレルギー症状は、起こりやすい条件があります。

1つはアレルゲンによって引き起こされるものです。

もう1つがアレルギー反応を起こしやすい状態、つまり副交感神経は優位すぎるときです。

自分の状態だけでなく、状況の変化によっても副交感神経が優位になったりアレルギー症状を起こしやすくなります。このように体の中と外の問題で症状が起こります。

5,自律神経失調症をよくする3つの方法

  • 適切な刺激を入れる
  • 感覚を取り戻す
  • ギャップをなくす

適切な刺激を入れる

自律神経は、環境に適応する自動的なシステムです。

そのため体へ必要な刺激を入れることで変化させることができます。例えば睡眠不足や時差ぼけなどの場合には日光浴が有効なのは有名です。日光の刺激が体に覚醒させる作用があります。

このように自分の自律神経がどんな風に乱れているかがわかれば、それを整える刺激を入れることで元に戻すことができます。

感覚を取り戻す

自律神経の影響を受けて体の感覚は変化します。

交感神経が優位であれば、鈍くなります。副交感神経が優位であれば感覚が鋭くになります。

このような状態のときに、過剰に反応しやすくなるときは症状がでます。本来の刺激に対して、適度な感度を持てるようにしましょう。

ギャップをなくす

体は、急激な変化で症状を起こします。体に作用させる場合には少しずつの刺激から始めましょう。

交感神経が優位だからとっても、急にリラックスできる環境を作ると体は、ガクッと力が抜けたようになったり、だるくなったりします。今までの感覚を自覚し始めたときに起こりやすい状態です。

体を変化させるなら、少しずつなじませながらにしましょう。

6,この記事のまとめ

体は、自律神経の影響を受けています。

自律神経は、環境に適応するためのシステムです。このシステムの影響を受けてアレルギー反応がでやすくもなります。自律神経が乱れると、本来は感じない刺激でもアレルギー症状が出ることがあります。

 

自律神経を整えるには3つの条件があります。1つは適切な刺激を与える。2つ目は感覚を戻す。3つ目は少しずつなじませながら変えるです。このようにして、自律神経が影響して起こる症状を改善していけます。

 

もし、心当たりのある場合には試してみてください。

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