主訴と経過
仕事でマッサージなどした後に腕から肩甲骨が痒くなる。
薬がなかなか効きにくいので困ってる。
体の状態と所見
腕の緊張が強く、意識しても力が抜けない。
pHを4.5~5の範囲で顔以外は炎症がないことが伺える。
顔は5.8で若干炎症気味。露出している部分のため、花粉などのアレルギー症状を疑う。
背中のイメージがなくうまくたわめない。そのため腕に頼った体の使い方になっている。マッサージも腕おしに近い。腕の太さや筋力は十分にあるが、むねや背中の緊張はうまくコントロールできていない。
橈骨神経や正中神経の絞扼がある。そのため、力が抜けない。
右側の骨盤が高くなってゆがんだまま固まっている。食いしばりもあり、体のアンバランスが見られる。
その代償として、右の食いしばりがある
セルフケアと治療
お尻のケアをすることで、骨盤の歪みを整える。
腕を固定したまま肩甲骨回しすることで、背中を緩め、意識して使えるようにする。
骨磨き(しごく、磨く、剝がす)をして、筋肉の強張りを解消する。
指の腹で抵抗感を感じつ方向へさすることで、筋膜を緩める。
チェック項目
椅子に座った時のもも上げの差がない
足を組んだ時の左右差がない
筋肉が柔らかくなる
首の振り向きやすさが出る
など観察されてくださいませ
変化の兆しは
湿疹の分布や範囲が変わる
痒みを感じるタイミングや程度が変わる
この症例のまとめ
痒みをどんな時に感じるかは、重要な観察ポイントです。痒みはその部分に負担がかかった時に起こりやすいです。今回は、マッサージの後なので、腕への負担や神経が圧迫された対明を考えます。この状態の解消には、体の扱い方を変えることも必要になります。痒みが起こらないために固めないということです。今回は、このような症例でした。
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