腕の湿疹（症例７）

全体的な赤みはましになった
腕が痒みを感じる
→腕の硬さがある
肩を痛めた

ということでした。

セルフケアでは
お腹の手当て
背中呼吸
タオルの牽引
などされてくださいませ

できたかどうかのチェック項目
内臓の反応点の変化
・同側の動きやすさや
など観察されてくださいませ

変化の兆し
記事がなくなる
腕の張りが少なくなる
などがあります

痒みの出方が変われば、原因が変わっています。自分の体調不良で痒みを感じやすくなっている場合は、全身くまなく出やすいです。その場合は、体力を整えることが優先されやすいです。今回は体力が回復して、筋肉疲労による痒みが出たケースでした。

お風呂から上がると顔の皮膚が剥けます。
また、手の甲が全体的に赤く、盛り上がってます。指の間も痒みがある
→鎖骨の動きが悪くて硬い
ということでした。

セルフケアでは
胸を緩める
お腹の手当て
など観察されてくださいませ

できたかどうかのチェックは
親指が立てやすい
腕が柔らかい
など観察されてくださいませ

変化の兆し
傷がなくなる
などがあります

手首から腕の湿疹は、皮膚そのものに問題がないことが多いです。傷がある部分を見れば、より深いところに原因があることがわかります。痒みを感じた時に、どこからかくのかが大切です。神経や骨格の問題であれば、連動して硬さや痒みが起こります。手首や腕の場合は、胸や鎖骨の硬さが神経を圧迫することが多いです。その場合は、硬さを作っている姿勢を正すことで筋肉は緩み、痒みも起こりにくくなります。今回はそのようなケースでした。

肘周りに傷がある
膝に傷がある
お風呂上がりに腕がかゆい
→保湿ができていない
ということでした。

セルフケアでは


＜肌のケア＞
湿潤療法
ホットパック（血流を促し皮脂や汗を出す）

<緊張を抜く>
ペットボトルマッサージ

＜腸内環境を良くする＞
プロバイオティクス（有用な菌を入れる）
食物繊維が豊富な食材を摂る

などされてくださいませ

できたかどうかのチェックは
腕が柔らかくなる
グーパーがしやすくなる
など観察されてくださいませ

変化の兆し
傷がなくなる
お通じが出る
などがあります

痒みは、皮膚の炎症以外でも起こります。筋肉のこわばりや神経の緊張でもそれを緩めたいという反応として起こります。そのような場合は、必要以上に皮膚へ刺激を入れてしまうため、皮膚が傷ついてしまいます。もし、痒みがあり、傷ができるまでかいてしまう場合は、より深い部分の原因を疑います。今回はそのようなケースでした。

わきやふくらはぎおが摩擦でかゆい
→フィルムで保護

右手の肌荒れ
→胸〜あばら周りを温め巡らせる

肩甲骨周りには
ということでした。

セルフケアでは
腕の硬さ
→ペットボトルマッサージ
内臓の手当て

<皮膚の保護 >
フィルムドレッシング

など観察されてくださいませ

できたかどうかのチェックは
内臓の反応点
親指の柔らかさ
腕の筋肉の硬さが和らぐ
など観察されてくださいませ

変化の兆し
傷やかさぶたの範囲が狭くなる
などがあります

手の指や腕周りの筋肉に湿疹があれば、その筋肉の緊張をみます。もし、関節を緩めても緊張が抜けない場合は、神経の障害を疑います。この肩の場合は、胸回りの神経が圧迫を受けていることで、指回りが過度な緊張状態にありました。痒みは、そのために起きていました。そのような緊張を抜くことで、痒みや湿疹は良くなっていきます。今回はそのようなケースでした。

首の赤みが楽になった
あばらの痒みは楽になった
ということでした

体を見てみると
腕〜首の緊張が強い
呼吸が止まりやすい
という状態でした

セルフケアでは
腕周りのマッサージ（褒めの奥まで触れてはがず）
首を柔らかくするために、あばらを良く動かす（呼吸）
などされてみてくださいませ。

できたかどうかのチェックは
首の振り向きやすさが出る
腕が柔らかくなる
など観察されてくださいませ

変化の兆しは
週末の疲労感や痒みがひいてくる
などあります

傷ができるほどの痒みは、皮膚よりも深い部分に問題があります。

また、時間とともに強くなる痒みは、疲労によって引き起こされるものを疑います。疲労が抜けきれないと、体が緩めないため、より強く出ます。

この場合は、まず、体を緩めて緊張していない感覚を取り戻します。その後はセルフケアで、疲労が蓄積していないかを確認しつつ、ケアを行います。

今回は、このようなケースでした。

11月は仕事が忙しくて辛かった
ギプスをしていた時は、書かないので皮が剥けたことがある
ということでした

体を見てみると
お腹の張りがある
呼吸が浅い
腹が張っている
という状態でした

セルフケアでは
あばらを広げて呼吸（３回呼吸して１回休むペース）
肘より上の腕をマッサージ（骨からはがすように）
などされてみてくださいませ。

できたかどうかのチェックは
首の振り向きやすさが出る
お腹が柔らかくなる
など観察されてくださいませ

変化の兆しは
痒みをコリとして感じる
腹が柔らかくなる
などあります

緊張が強い時は、交感神経が優位に働いている時です。意識が体の外に向かっているので、体に負担がかかっても、気がつきにくい状態になります。そのような状態では、リラックスした際に、急激な痒みを伴いやすいです。仕事の終わりに、痒みを感じる人に多い傾向にあります。

その場合は、仕事の前後に体の状態を確認すると良いです。体にかかった負担を痒みが起こる前に観察できれば、痒みに依存することなく、対処できます。

緊張が強いと、どうしても呼吸が止まりやすいです。口呼吸になると、お腹が膨れます。便秘美味の人や緊張が強い人は、息を吐くことを意識するだけでも、変わっていきます。今回は、そのようなケースでした。

顔の赤みは楽になった
腕や首の乾燥が目立つ
ということでした

体を見てみると
お腹の張りやコリがある
という状態でした

セルフケアでは
お腹の手当て（コリを緩めて巡りを良くする）

などされてみてくださいませ。

できたかどうかのチェックは
首の振り向きやすさが出る
・バンザイ
・腹を凹ます
の差がなくなる

ホットパックとスキンケア
など観察されてくださいませ

変化の兆しは
キメや乾燥の状態が変わる（2W〜）
などあります

肌の乾燥は、皮脂や汗を出せないことが主な原因です。それ以外には、皮脂や汗を出せても、肌の構造が崩れてしまい、それで水分を保てにために起こります、。今回は、肌のキメが荒くて乾燥しているケースでした。

１週間前に腕に炎症が起きて、体液が出た
薬で良くなったが抑えているだけ
ということでした

体を見てみると
腸の張りとコリがある
腕が固い（神経の圧迫がある）
しゃがみこみで足が詰まる

セルフケアでは
お腹の手当て（コリを緩めて巡りを良くする）
ペットボトルマッサージ
カイロなどはり温め巡らせる
背伸びをして呼吸
という状態でした

できたかどうかのチェックは
お腹が凹む、柔らかくなる
腕の張りが減る
鼻呼吸がしやすい
など観察されてくださいませ

変化の兆しは
体の疲労を自覚しやすくなる
などあります

痒みは体の負担のある部分に出やすいです。免疫が低下すると痒みという強いサインで体の異常を知らせます。体調不良になると、体は徐々に鈍感になります。そのため、ほんの少しの違和感に気がつきにくくなります。今回は、そのような、体調不良によって、痒みを起こす負担に気づけないために、強い痒みが起きた事例でした。