質問と回答
手の甲の湿疹の原因 外と中の問題を考える
- 外側の摩擦や乾燥
- 内側のむくみ
- 内側の強張り
基本的に、皮膚そのものにかかる負担や刺激の有無を確認します。もし、刺激があれば、保護したり保湿で肌の状態を整えます。本来は、このケアで皮膚は十分回復するものです。
しかし、それでも繰り返したり、ぶり返す場合は、炎症や痒みの原因が皮膚の中にあることも考えられます。例えば、むくみや強張りがその例です。
手指が浮腫むことで、乾燥や炎症が起こります。また、筋肉や膜の強張りでも痒みを感じることもあります。まずは、内側と外側の問題を区別するためにケアをして経過を観察してみましょう。そうすることで、次にすべき一手がわかります。
症状は垂直方向に出やすい
外のケアで変わらない場合は、内側の問題も考える
手の中の問題を考える 皮膚以外の問題を見つけていく
指の筋肉は肘まで伸びる
指の筋肉のこりや強張りがあると、手のひらや手首、手の甲に湿疹や痒みが出ることがあります。指の筋肉は細かく、肘まで伸びているので、その影響する範囲は広いです。まずは、筋肉の問題かどうかを区別するために、硬さや動きやすさを確認すると良いです。
関節の負担が滞りや炎症を起こす
関節の動きが悪いと、むくみが起こりやすいです。また、関節の負担が炎症を起こすこともあります。アカギレや関節炎などがその代表です。関節の炎症が関節そのものに起きていれば、わかりやすいですが、皮膚に出ている場合は、問題が関節からの負担だとわかりにくいです。確認すべきは、関節の動きやすさや押した時の痛みがあるかどうかで区別できます。
腱や膜
指の腱に炎症が起こると、腱鞘炎やばね指と呼ばれる症状になります。しかし、その負担が皮膚に及びことがあります。その場合は、腱や膜の動きや押した時に不快感を感じることがあります。
負担のかかる部位や組織に症状が出やすい
痛みや動きやすさで確認できる
やってみる対処
炎症そのものと炎症が起きた理由とに分けてケアすると良いです。指の筋肉のストレッチやマッサージは炎症の予防や滞りを起こさないために有効です。また、起きてしまった炎症は、冷やすことで鎮静化できます。ある程度おさまってきた場合は、熱い刺激を加えることで、さらに抑え込むことも可能です。
炎症が起きた理由を止める
起きた炎症への対応を分けて行う
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