ささくれやあかぎれは血流を促す

手荒れの原因

乾燥による痒み

皮膚が乾燥すると痒みを感じやすいです。また、乾燥によって皮膚のバリア機能は損なわれ、柔軟性も失われます。その結果、ささくれやあかぎれなど起こるとされています。多くは炊事など家事や消毒による水分の喪失が多いです。

使い方による負担

手荒れの原因は、手指を酷使することでも起こります。例えば、乾燥する段ボールや紙を扱うと水分が奪われて手が荒れやすいです。また、指先を曲げたり押したりする動作でも関節に負担がかかり、痒みや肌荒れの原因にもなることがあります。

血流の滞りで脆くなる

皮膚を手袋で保護しても、血流が悪いことでも乾燥や炎症が起こり手荒れに発展します。緊張が強くて血管が収縮する、血管を圧迫している、筋肉の強張りがあるなどの理由でもこのような鬱血からの炎症が起こることは多いです。

このようにして、手荒れと言っても皮膚の外以外の問題でも起こります。それでは、次から手荒れが起きないように守る方法についてご案内させていただきます。

皮膚の奥の問題もある

守るための対策

手袋で守る

まずは、水分を奪う刺激から直接守る方法として、ゴム手袋などが有効です。それによって乾燥や手荒れが軽減すれば、作業する行為そのものが負担となっています。もし、手袋をしても改善が見られない場合は、皮膚の中の問題を疑いましょう。

スキンケアで乾燥対策

血流が悪いなどが続くと皮膚を潤わせることができなくなり、乾燥してしまいます。そんな時は、外から潤いを補給すると良いです。皮膚の水分を奪う負担を減らして、少ない分を補うというケアは基本的なケアです。まずは、ここから行いましょう。

フィルムを貼る

指が曲げられない、皮膚が裂けそうな場合は、進行を抑えるためにフィルムドレッシングが有効です。透明なフィルムを貼ることで、保護ができます。また、テーピングのように柔軟性もあるので、動きを制限しすぎずに使用できます。さらに、裂けそうなひを繋ぎ止めることもできるので、危うい時や予防としても有効です。

まずは、守ることをして悪化させないようにしましょう。その上で、脆くなる炎症への対応もすると繰り返すことはなくなります。最後に、炎症対策をご案内いたします。

守り方の違いがある

炎症を抑える対策

薬で炎症を鎮静化

自然に治りきらない場合は、薬の力を使い炎症を抑えることが一番早いです。炎症が慢性化すると、治癒も遅くなります。また、傷があるだけで、ばい菌も体に入るリスクはあります。長引く場合は、一度リセットすると良いです。

かっさで老廃物を流す

炎症が起きる理由として老廃物の蓄積があります。そんな異物を排除するには、かっさで流すと良いです。傷口を塞いでから行うと良いです。フィルムで保護してかっさで流すケアをすると、裂けそうな皮膚は次第に柔軟性を取り戻していきます。

お灸などで散らせる

60度近くの熱の刺激を加えると炎症を抑える効果があります。この方法でお灸はリウマチの補助治療としても使用されています。慢性化する場合や薬以外でも良くしたいときに試してもると良いです。

自然に治る以外にも方法はある

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。

手荒れの原因は複数の問題があります。まずは、乾燥対策に加えて皮膚の奥の問題も取り組むと良いです。その上で、起きてしまった炎症をより早く沈静化させる方法もあるので、予防と並行して対策を行なってみましょう。

川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」