手の指のあかぎれ

手の指のあかぎれについて解説します。

 

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血色が悪くて荒れてしまう。

最近そんな悩みよく聞くんですね

ですので、今回はそういった問題に対して

解決法を共有していきたいと思います。

今回はざっくりと2つにまとめさせていただきました。

  1. 手の観察の仕方
  2. 問題に対してどうすべきか

この2つの内容で解説させていただいます。

手の周りを観察する

手が荒れているとき3つのことを観察しましょう。

  1. 色の変化
  2. 指のむくみ
  3. 皮膚の炎症

まずはここら辺を見ていきます

色の変化

手荒れが起きた手指の色の多くの場合は、紫色とか赤紫とか、しもやけみたいにめぐりが悪い状態で見られます。

これは、そのままの通り血色の悪さを示しています。

色合いを見ることで、血液の影響を受けているかわかります。

指のむくみ

そして次に、指がむくんでいるかどうかを観察します。

浮腫んでいる場合は循環が悪いです。

一言で循環が悪いっても複数の状態が考えられます

  1. 血液が届かない
  2. 血液が集まりすぎる
  3. 行ったり戻ったりしない

1つ目を虚血、2つ目を鬱血、3つ目が還流の悪さです

色味が悪く、浮腫んでいるケースは、還流しにくい状態のことが多いです。

炎症の有無

肌荒れしている血の巡りが悪いと炎症がおります。

炎症が起こる理由はいくつもあります。

むくみによって乾燥がしてかゆみでかいて炎症。

血の巡りが悪くて炎症。

皮膚の引きつりや乾燥が重なり引き裂けて炎症。

炎症はこのように複数の要素や要因で起こります。

 

ここまでは、起きてしまった手指の観察の仕方を説明してきました。

次は、治りにくい場合において、間違ったケアをしていることがあります。そんな間違ったケアとその理由を説明いたします。

 

よくある間違ったケア

さらに、このように手が荒れた場合、間違えたケアをすることが多いです。

  1. 手先を温める
  2. ふやけさせる

曲がったケアの1つに手先だけ温めてしまうことがあります。

ハンドクリームを塗ったり手袋をしたりして、保護や保温することはよく見られるケアです。

このケアは、王道であり、多くの場合は、このスキンケアと保護で治ります。

しかし、このケアでよくならない場合は、手指そのもの以外の問題を考えます。

今の手指の状態を考えずに、ただ血流をよくしようと無闇に温めると返って悪化します。

その理由は、手先だけ温めることで、指先からどんどん熱だ抜けてしまって結局、冷えてしまうのです。

冷えることで、血流が悪くなり、治りにくくなります。

2つめに、温めるだけだと蒸れてもろくなってふやけてしまいます。

ふやけて脆くなると、ほんの少しの刺激でも皮膚が傷ついてしまいます。

 

なので、おかしい部分そのものをまずはケアする。

それでも良くならないはや他に問題がないかを探っていく必要があります。

このように、まずはやってみてどうなるか。変わらなければ、別の手を考える方が良いです・

それでは、実際に、どうやって手荒れをよくしていくかを解説いたします。

 

手荒れをよくする

まずは季節の問題を解消することです。

大きな問題の中で季節ごとにかかる負担は違うんです。

季節の問題を解消する

寒い乾燥するちょうど今1月くらいの時期に繰り返す手荒れが多くなります。

その理由は、どんどん冷えと乾燥が強くなるからです。

そういった時に内臓に負担がかかります。

どういう負担がかかるかというと、血圧が上がる血の巡りが悪くなります。

巡りの悪くなった血液を押し出そうと血圧上がって心臓とかに負担かかります。

また、他にも血の巡りが悪いことによって、肝臓や腎臓など内臓のいろんなところへ負担がかかります。

さらに気圧の問題もあります。

気圧が高くなると、呼吸が浅くなって緊張しやすくなります。

こういった状態だと血液は当然、手先足先には巡りにくくなるのです

そういった状態だと骨格も崩れて猫背になったり、呼吸する肺が入っているあばらが硬くなります。

体の強張りに伴って、神経の緊張や筋肉の固さとかリンパの滞りが起きて上記のような指先のむくみとか還流しないということが現れます。

始まりは内蔵。そして、骨格というふうに来ているんであれば、内臓から問題が解決する必要があるんです。

それでは、実際に行うケアをご紹介いたします。

 

セルフケア

では、具体的にどういうことをするか2つやっていきます

  1. お腹を柔らかくする
  2. あばらを開く

 

お腹を柔らかくする

手先指先はあばらの動きとそして、そこには神経と影響し合っています。

お腹を柔らかくするにや湯たんぽは有効です。

他にも、お腹に当てたり、手を当てて呼吸、腹式呼吸などでお腹を膨らませるのも良いです。

呼吸でお腹を膨らますっていうことだけでも内臓はよく動きます。

よく動くと柔らかくなります

あばらを開く

具体的には、胸郭を膨らます呼吸をしたり背伸びをしたりしましょう

そうすることによって指先の動きやすが変わったり指先が暖かくなります。

まとめ

さて、いかがでしょうか。

ことの起こりはどこから始まったかそれが分かることによってどうすべきかケアの順番が変わっています

目の前に起きている問題どこに皮膚であれば皮膚そのものに問題があると思いがちです

でも、うまくいかない場合にはもう少し時系列、つまり過去から現在まで遡ってみるとやるべきことの順序立てができます

ご参考いただければ幸いです

川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」