デスクワークで痒みが出る原因と対策(症例)

背景と自覚症状

デスクワークで痒い症例

現状把握

お尻の圧迫で腿裏〜お尻の痒み

疲労で心肺機能の低下に伴い肋が閉じる

肋骨が閉じることで神経を絞扼

前屈みで脛に負担で痒みが起きやすい

疲労が溜まるとかゆくなる理由

疲労が溜まるとかゆくなる理由

体の体力が低下すると、免疫の機能が一番に落ちやすいです。その結果、風邪や症状が起こりやすいです。体の中の老廃物の処理も、この免疫機能が担っています。免疫機能が低下することで、老廃物の処理が追いつかず、蓄積した結果、炎症の反応が起こることもあります。また、心肺機能が低下すると、肋骨が閉じたり老廃物も蓄積しやすくなります。このようなことで皮膚に痒みや炎症が起こることがあります。このような状態ですと、意識的に回復させたりケアをする必要があります。しかし、疲れて体力がない場合は、ケアそのものができずに悪化することもよくあります。まずは、体にかかる負担を減らして、回復しやすい状態にすることが優先とされます。次は、デスクワークにおいて体にかかる負担についてみていきましょう。

デスクワークでかかる負担

デスクワークでかかる負担

デスクワークは多くの方が行ってる過ごし方の1つです。椅子に座って作業することでも体には負担がかかります。パソコンを使用することで目や脳に負担がかかります。座ることそのものも、お尻やもも裏の圧迫も起こり、痒みや滞りが起こりやすいです。また、猫背などの姿勢が崩れる時には、背中や腕などにも負担がかかり硬くなりやすいです。このように、普段過ごす姿勢や環境が知らない間に体に負担となることがあります。慣れてしまうことで、これが負担になっているとは気づきにくくなります。このような場合は、椅子の高さを変える、背もたれを使うなど工夫をするとかいかと思います。最後に、やってみるケアをご案内いたします。

やってみる対処

やってみる対処

まずは、疲れ過ぎている場合は、体が回復するように過ごしてみましょう。朝昼晩の食事のタイミングを早めにずらすのも良いです。または、小分けにして食事をすることでも内臓にかかる負担を減らすことができます。そのほかには、仮眠をとることでも、回復することができ、1日に余力やゆとりを持って過ごすことができます。このように、負担を減らせた後にはケアもできるようになるかと思います。そのあとは、閉じてしまった肋を広げるストレッチやマッサージをすると良いです。炎症が起きてしまった場合は、湯たんぽなどをあてがって血流を促すのも有効です。バームなどを塗ることで痒みの軽減や血流を促すことも可能です。ぜひ、無理のない範囲で取り組んでみてくださいませ。お役立ていただければ幸いです。

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