背景と自覚症状
長距離を運転することが多く、先週は腰の調子が悪すぎてつらかったで。
腕や手指の炎症は完全に良くならない。
現状把握
車の運転をする姿勢や行為でかかる負担があります
気が張っている時は気づかないですが、後からその負担を自覚することが多いです。
特に、首、腕、肋、背中、お尻などに負担がかかりやすいです。
今回は、丸くなった姿勢でお腹の硬さが姿勢を崩しています
そのため、猫背や肋が閉じて呼吸が浅いです
車の運転でかかる負担
- 座る姿勢の負担(支える負担)
- 気が張ることの負担(交感神経)
- 操作する負担(こりや疲労)
車の運転は、座る姿勢や運転する行為、そして気は張る頃で緊張状態が強くなる影響を受けます。座る負担は、お尻の座面への圧迫、前屈みになると首や背中への強張り、ハンドルを操作することでの首肩凝りなどがあります。緊張することでの影響は、呼吸が浅くなる、背中が張りやすい、目や脳の疲労などがあります。また、ハンドルやアクセルなど操作することでの疲労も考えられます。無理のない範囲で運転する分には良いのですが、運転をきっかけに症状が出る場合は、これらのような負担が影響していると考えます。それでは、痒みにつながる影響を見ていきましょう。
呼吸や腕の痒みの関連
- 緊張する:呼吸浅くなる
- 姿勢が崩れる:肋が閉じる
- 神経の絞扼で痒みや硬さが出る
体は緊張すると、筋肉が強張り、ヒスタミンが分泌される、呼吸が浅くなるなどの反応を起こします。交感神経の反応は、短時間でその場を乗り切ることで使われることが多いです。いわゆる緊急時の反応とも言われています。その反応が長時間続く、期間が長いことで体は疲労してしまったり、症状に発展するケースもあります。また、運転の姿勢は無理ないように座れれば良いですが、途中で気付けてもなかなか修正できないことが多いです。特に、首が前に出る、猫背になることで肋が閉じやすい姿勢が多いです。このような姿勢不良になることで、神経が絞扼されてしまい、強張りや感覚過敏になって痒みを感じやすくなってしまいます。それでは、このかたに伝えたケアや予防法を共有させていただきます。
やってみる対処
- 喉のマッサージ
- カッサやマッサージ機で緩める
- 腹巻や湯たんぽをあてがう
手指に痒みが出やすいでの、首や肋骨に関連する部位へのケアを案内しました。まずは、喉のマッサージです。舌骨という筋肉を喉の奥の骨に向かって押し付け左右に動かすことで喉のマッサージになります。次に、胸や肋骨周囲の固まった筋肉を剥がすようにカッサやマッサージ機の使用も体験いただきました。最後に、猫背になるとお腹を潰してしまうので、湯たんぽで温める、腹巻きで緩めるセルフケアもお伝えしました。このような固まった体を解放した後に、腕や指へ直接的なケアも負担が少なく良くできます。ぜひ、試してみてくださいませ。
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