顔の肌荒れ(症例8)

  • 症例43 生理前になると顔の肌荒れがある 40代 女性
  • 症例44 まぶたの赤みとドライアイ 10代 女性 学生
  • 症例45 まぶたやあご周りの湿疹や色素沈着 30代 女性 
  • 症例46 まぶたや顔全体がのぼせてフケも出る 30代 女性
  • 症例47 顔の皮膚がぺろぺろ剥けて乾燥する 40代 女性
  • 症例48 疲れてくると赤みやかゆみが出る 40代 女性 看護師
  • 症例49 おでこから頬の皮膚がボロボロ剥ける 50代 女性
  • 症例50 気持ちが落ち込むと顔まわりを掻いてしまう 20代 男性

症例43 生理前になると顔の肌荒れがある 40代 女性

生理前になると顔に肌荒れができる

施術内容

生理1週前になり肌荒れが落ち着いてきた

頬は赤みがありザラザラしている

眠気が強く、肩こりがある

とのことでした

体をチェックすると

体温は36.4度。

ももの外側が張っている

くるぶしを押すと痛みがある

という状態でした

施術では

頭蓋骨の調節

内臓の調節

などを行いました

セルフケアでは

生理周期の変化で体の変化を読み解く

お風呂で蒸しタオルで頬周りの巡りを良くする

ももの外側を緩める

などしてされてくださいませ

チェックとしては

・おりものの量

・体温の変化

・眠気の変化

などを観察にされてくださいませ

考察・解説

顔の肌荒れは、アトピーでなくても起こります。その違いを見分けるには、肌荒れ以外の変化を見抜くことです。例えば生理の場合ではPMSなどがそれに該当します。ホルモン分泌の不具合があることでも、皮脂の分泌異常が起きて肌荒れがおこることもあります。今回はそのようなケースでした。

症例44 まぶたの赤みとドライアイ 10代 女性 学生

目の疲労や乾燥を伴うまぶたの赤み

施術内容

まぶたの赤みがある
ボトボロと皮がむける
という状態でした

体を見ていくと
目の乾燥や負担がある
という状態でした

施術では
内臓のケア
光を遮断する
など致しました。

セルフケアでは
寝る時には目を覆う
などされてくださいませ

チェック項目は
目の潤い
などを観察されてくださいませ

考察・観察

まぶたの赤みは、目の乾燥によっても起こります。目の潤いがないために目の周りの潤いを奪ってしまい乾燥します。また、乾燥することでもまぶたが赤くなるだけでなく、目の疲労で充血すると熱を持ち余計に赤くなります。このようなことからも、まぶたの赤みは目にかかるストレスをなくすことと、ドライアイのケアの両方が必要になります。今回はそのようなケースでした。

症例45 まぶたやあご周りの湿疹や色素沈着 30代 女性 

まぶたやあご周りの色素沈着

施術内容

まぶたの赤みが減ってきた
顎まわりの黒みも薄くなる
という状態でした

体を見ていくと
目の乾燥や負担がある
体のめぐりが悪い
という状態でした

施術では
内臓のケア(心臓、肝臓、右肺、脾臓)
など致しました。

セルフケアでは
寝る時には目を覆う
腕を撫で摩りめぐりをよくする
などされてくださいませ

チェック項目は
皮膚のしっとり感
目の潤い
などを観察されてくださいませ

考察・観察

色素沈着は、かき壊す癖で起こります。色素沈着は、ドライアイや口元の乾燥がかゆみの原因であっても、アレルギー症状で出ているものでも繰り返し掻くことで同じく起こります。そのため、かゆみはどこからきたのかがわかればそれ以上広がることも無くなります。今回はドライアイなども関連して起きているケースでした。

症例46 まぶたや顔全体がのぼせてフケも出る 30代 女性

頭が熱く、かゆみやフケも出てくる

施術内容

顔が赤くて痒い
頭皮からフケが出る
という状態でした

体を見ていくと
頭がほてり熱を持っている
普段から視覚に頼っていて目の負担がある
という状態でした

施術では
内臓のケア
頭の冷却
目を光から遮断する
など致しました。

セルフケアでは
撫で摩り皮脂や汗を出す
触ることで感覚を研ぎ澄ます
アイマスクたタオルなどで目の負担を減らす
ほてりがあったら冷ます
足回りのめぐりをよくする(マッサージなど)
などされてくださいませ

チェック項目は
頭の熱
皮膚のつまみ具合
腕などの感覚の感度
ぜひ、チェックして体の負担を減らして見てくださいませ

考察・解説

かゆみは熱がこもることでも起こります。のぼせやほてりを感じることがある場合には、その熱をまずは冷まします。そうすることで顔の赤みは炎症のところのみが残ります。なぜかゆみが出てきたのかがわかれば適切な対処ができます。今回はそのようなケースでした。

症例47 顔の皮膚がぺろぺろ剥けて乾燥する 40代 女性

顔の皮膚がぺろぺろ剥けて乾燥する

施術内容

顔が赤くなった
少し汗が出るようになった
温熱器具に入ると皮がむける
という状態でした

体を見ていくと
心臓や肝臓源への負担(循環の問題)がある
という状態でした

施術では
内臓のケア
など致しました。

セルフケアでは
ふくらはぎを緩める
温熱器具を継続
などされてくださいませ

チェック項目は
リンパの腫れ具合
汗や皮脂の出やすさ
ぜひ、チェックして体の負担を減らして見てくださいませ

考察・解説

ワセリンなどの油分の多い保湿剤を多用することで、皮膚の角層は不完全角化を起こします。不完全角化が起こると肌がボロボロとむけて、強い乾燥を感じるようになります。その結果、ワセリンなどを手放せなくなり、悪循環に陥ってしまいます。そのような場合では、皮脂や汗を出すスキンケアを並行して行うことで、悪循環を断ち切ることができます。今回はそのようなケースでした。

症例48 疲れてくると赤みやかゆみが出る 40代 女性 看護師

疲れてくると赤みやかゆみが出る

施術内容

首の周りの湿疹が良くなってきた
おでこが痒くて赤い
寝ているときに腕をかいてしまう
という状態でした

体を見ていくと
体がむくんでいる
疲労が溜まっている
という状態でした

施術では
体のめぐりをよくする(リンパのめぐり)
筋肉や関節の調整
など致しました。

セルフケアでは
首肩のコリを緩める
特に背中のコリを緩める
寝るときにタオルなどで目に入る光を遮断する
などされてくださいませ

チェック項目は
体の軽さ
腕のむくみ具合
頭皮のつまみやすさ
ぜひ、チェックして体の負担を減らして見てくださいませ

考察・解説

かゆみは滞りでも起こります。疲労すると血液がドロドロになってむくみやのぼせやすくなります。その血液の鬱滞した部分にかゆみが起こりやすいです。その場合は、血液などのめぐりをよくすることで解消します。今回はそのようなケースでした。

症例49 おでこから頬の皮膚がボロボロ剥ける 50代 女性

おでこから頬の皮膚がボロボロ剥ける

施術内容

顔の赤みは引いてきた
お風呂に入るとふやけて浮いて剥がれる
という状態でした

体を見ていくと
顎を動かす筋肉が硬い
皮膚のつまめないところがある
という状態でした

施術では
内臓のケア
フェイシャル
など致しました。

セルフケアでは
頬回りのマッサージ
フェイシャル
などされてくださいませ

チェック項目は
頬回りの皮膚の柔らかさ
ぜひ、チェックして体の負担を減らして見てくださいませ

考察・解説

肌のかゆみは、皮膚そのものに原因がないことがあります。例えば、筋肉が凝ってしまい、皮膚の動きが悪くなることでも起こります。その場合は、筋肉を緩めるKとでかゆみを軽減できます。今回はそのようなケースでした。

症例50 気持ちが落ち込むと顔まわりを掻いてしまう 20代 男性

緊張すると顔まわりを掻いてしまう

施術内容

かゆみがないのに肌をかいてしまう
体が不意に震えてしまう
という状態でした

体を見ていくと
体の緊張が強い
首が緊張で太くなっている
胸の骨に触れると嗚咽(おえつ)が出る
という状態でした

施術では
治療で体のめぐりを良くする
タオル枕で頭蓋骨と背骨を緩める
など致しました

セルフケアでは
タオル枕
https://youtu.be/2Tq-I8ijBF8

体に手を当てて感覚を感じる

などされてみてくださいませ

チェック項目は
首の振り向きやすさ
胸の違和感の有無
などチェックされてくださいませ

考察・解説

体の緊張が強いと、様々な刺激に対して過敏になりやすいです。その場合は、まずは緊張を取ることが最優先となります。触れるということに過敏になっているぶん、ほかの感覚とのバランスも崩れています。自分自身の手で体に触れることで緊張が和らぎやすくなります。今回はそのようなケースでした。

顔のアトピーについて詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」