顔のアトピーによる赤みや湿疹(症例12)

  • 症例75 朝起きると顔が白くなる 30代 女性
  • 症例76 お風呂上がりに顔が突っ張る 30代 女性
  • 症例77 汗をかけるけど顔の皮膚が突っ張る 40代 女性
  • 症例78 顔が火照り雨でも乾燥する 10代 男性

症例75 朝起きると顔が白くなる 30代 女性

朝起きると顔が白くなる 

施術内容

全体の赤みと痒みと落屑があり、皮膚のごわつきが続いている。
顔も薄っすら赤く、落屑があります。目のまわりは押すと痛い
お風呂に入っている時が、一番楽
腕の赤みは、肩・首の凝りは、温めても、マッサージしてもなかなか凝りが解消されない
赤くないところは、見た目 乾燥してなく綺麗なのですが、寝てる間に掻いてしまって、赤いところが広がっている
赤くない箇所は、赤い箇所に比べて、筋肉は硬くないです。
汗は、ふだんから出づらいので何とも言えないですが、赤い箇所の方が熱があります。
関節は白い方が動かしやすい
ということでした。

セルフケアでは
<緊張を解く>
胸の押し上げ

<眼精疲労回復>
首のマッサージ

<あばらを伸ばす>
背中を使う
つま先を伸ばして戦果を浮かせる
など観察されてくださいませ

できたかどうかのチェックは
鼻呼吸や嚥下がしやすい
お腹が柔らかくなる
首が動きやすくなる
など観察されてくださいませ

変化の兆し
お腹のシワの赤みがなくなる
まぶたやデコルテの赤みが軽減
などがあります

解説・考察

炎症以外の赤みは、時間や姿勢によって変わります。その時の状況が何かによって原因となる要素を導き出せます。

湿疹は負担のかかる部分に起こりやすいです。とくの姿勢の影響を受けやすいので、首やお腹に出る湿疹は姿勢を見直することで改善させやすいです。

まぶたも同じように目の負担で赤くなりやすいです。首の筋肉と連動しているので、首に動きが悪くなると、目も疲れやすくなります。総じて、姿勢が崩れると肌以外の組織や器官に負担がかかり、湿疹や痒みが起こります。今回はそのようなケースでした。

症例76 お風呂上がりに顔が突っ張る 30代 女性

お風呂上がりに顔が突っ張る

施術内容

顔の赤みが引いてきたのは持続してます。左側のたるみが少しなくなってきた
風呂上がりにかゆい(背中)
帰宅するとかゆい(腕、背中、顔)
布団に入ると背中がかゆい
ということでした。

セルフケアでは
ローションを塗って浴槽に浸かる
→皮脂や汗が出やすくなるため
蒸しタオルで顔をむす
出る時に、浴室でスキンケア
ラップを貼ってでる
自然と剥がれるまで貼っておく

骨マッサージ
内臓のケア
など観察されてくださいませ

できたかどうかのチェックは
風呂上がりに肌のつっぱりがない
など観察されてくださいませ

変化の兆し
スキンケアの量が減る
ローションを塗らずに汗をかける
などがあります

考察・解説

顔の赤みは乾燥肌でも起こります。その場合は、乾燥肌の対策をするとよくなります。しかし、単に保湿をしても改善されないケースがあります。それは、なぜ、乾燥肌にになったのかが不明な状態でのケアをしてしまうからです。

原因に対しての対応をすることで、痒みそのものが怒らない肌に変えることができます。今回は、汗をかくことができないことで、乾燥肌になっていました。この場合は、汗をかく訓練が必要になります。今回はそのようなケースでした。

症例77 汗をかけるけど顔の皮膚が突っ張る 40代 女性

お風呂上がりに皮膚が突っ張る

施術内容

風呂上がりに顔が突っ張る
→汗はかけるが、皮膚の質、量。
腕のかゆみ
神経の圧迫。右は親指の使いすぎ
ということでした。

セルフケアでは
<筋肉を柔らかく>
かっさでさする
赤くなった部位
ペットボトルマッサージ
<皮脂や汗を出す>
風呂上がりにラップ
ホットパック(血流をし皮脂や汗を出す)

<アミノ酸を摂取>

など観察されてくださいませ

できたかどうかのチェックは
ラップが張り付く
腕が柔らかく
など観察されてくださいませ

変化の兆し
傷がなくなる
鮫肌がなくなる
などがあります

考察・解説

乾燥肌は汗をかけないだけではありません。汗をかけても、肌が脆くてそれを保つことができない場合もあります。その場合は、対処としてのスキンケアに加えて、肌そのものが丈夫になるケアも並行して行う必要があります。そうすることで、使用するスキンケアの頻度や量も減っていきます。今回はそのようなケースでした。

症例78 顔が火照り雨でも乾燥する 10代 男性

顔が火照り雨でも乾燥する

施術内容

顔の火照りがある
食いしばり、目や首への負担
ということでした。

セルフケアでは
<内臓のケア>
内臓の手当て

<顔のケア>
骨マッサージ
まぶたをつまんでマッサージ
などされてくださいませ

できたかどうかのチェックは
顔の赤み
眼圧の左右差がない
など観察されてくださいませ

変化の兆し
顔の火照りが減る
などがあります

考察・解説

姿勢不良による首や顎への負担や目の疲れは、顔の火照りを作ります。雨が降って湿度が高い時にも乾燥を感じるのは、自分自身が熱を持って肌の水分を蒸発し続けているからです。その場合は、火照りの原因であるうっ血を解消します。そうすることで、化粧水で保湿や冷ますこともなくなります。今回は、このようなケースでした。

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