- 症例51 仕事終わりになると目が痒くなる 20代 女性
- 症例52 エビや魚を食べて湿疹が出た 40代 男性
- 症例53 姿勢不良と目の疲れで傷ができる 20代 男性
- 症例54 風呂上がりに乾燥して顔が引きつる 40代 男性
- 症例55 寝ている時に耳から体液がでる 40代 女性
症例51 仕事終わりになると目が痒くなる 20代 女性
施術内容
まぶたに赤みが残る。
目頭がかゆい
→まぶたのめぐりの悪さ。目の負担。目の乾燥で涙腺を刺激している
首に痒みがある
→首のコリ
ということでした。
セルフケアでは
<顔の赤みのケア>
骨マッサージを顔全体〜頭皮まで行う
首を上下左右などよく動かす
<目の周りのケア>
まぶたをつまんでマッサージする
首の後ろをマッサージ
内臓の手当て
などされてくださいませ
できたかどうかのチェックは
まぶたの赤みが減る
首の動きやすさが出ると、首の赤みが減る
あばらが膨らむように呼吸ができているか
など観察されてくださいませ
変化の兆し
首の傷がなくなる
まぶたの赤みや乾燥が減る
などがあります
考察・解説
かゆみを感じた時に、どんな行動をとったかによって、体が何を求めているのかがわかります。
目頭には涙腺があります。その部分を押したりこすったりする場合は、目の渇きを疑います。目薬で乾燥の対処をしつつ、目の循環を改善することで、目の渇きを予防することができます。今回は、このようなケースでした。
症例52 エビや魚を食べて湿疹が出た 40代 男性
施術内容
エビを食べて湿疹が出た
魚類で出る気がするので控えてみる
ということでした
体を見てみると
首の振り向きができて居ない(45度程度)
お腹の張りとコリが強い
腕の神経も硬い
という状態でした
セルフケアでは
お腹の手当て(コリを緩めて巡りを良くする)
腕のマッサージ
などされてみてくださいませ。
できたかどうかのチェックは
首の振り向きやすさが出る
お腹が緩む
など観察されてくださいませ
変化の兆しは
呼吸が楽に深くできる
などあります
考察・解説
特定のものに対して、過剰に免疫反応を起こしてしまうのをアレルギー症状と言います。アレルギー症状を起こす、特定の物質をアレルゲンと言います。このアレルゲンとなるものは、実は、自分の体調によっても左右されます。体に対して異物と認識して除去する反応を感作と言います。
この感作が起こる過程で、内臓の不調があります。炎症が起きていると、感作を起こしやすくなります。ですので、粘膜の保護や炎症を抑えることで、反応しにくい体にすることが可能です。
特に、炎症が起きている部分には、コリが起こりやすいです。腸のコリを解消できれば、アレルギー反応も起こりにくくなります。今回はこのようなケースでした。
症例53 姿勢不良と目の疲れで傷ができる 20代 男性
施術内容
こめかみがぎゅーっと頭痛がした
頬〜おでこに傷がある
ということでした
体を見てみると
食いしばりがある
目の疲労が強い
という状態でした
セルフケアでは
<食いしばり対策>
顎のケア
お尻のケア
椅子の立ち方
などされてされてみてくださいませ
できたかどうかのチェックは
歯ぎしりのしやすさ
こめかみが柔らかい
お腹の張りが少ない
首が振り向ける
など観察されてくださいませ
変化の兆しは
傷が減る
コリに気づける
などあります
考察・解説
痒みや湿疹は、体の負担がかかる部分に出やすいです。特に顔は、自分では見えない部分ですので、気がつきにくいです。
痒みが出る前に、コリや火照りなどの違和感に気付ければ、傷つけることなく症状を止めることができます。
痒みが止まらない場合は、この違和感に気づけない時なのです。本来感じるコリなどに気づくことができれば、痒みの頻度は減っていきます。今回はこのようなケースでした。
症例54 風呂上がりに乾燥して顔が引きつる 40代 男性
施術内容
顔の傷は減ってきた
風呂上がりと寝ている時の乾燥がある
ということでした
体を見てみると
足のコリやお腹のコリが強い
目の周りの疲労がある
という状態でした
セルフケアでは
お腹の手当て(コリを緩めて巡りを良くする)
<乾燥対策>
お風呂で顔周りを冷やす
ラップをして保護と保湿(顔の火照りをとる)
できたかどうかのチェックは
肌のつっぱりが減る
など観察されてくださいませ
変化の兆しは
肌の赤みが減る
傷ができにくくなる
などあります
考察・解説
足の冷えは上半身に熱を運びやすくなります。また、腸のコリは姿勢を崩して、顔の火照りを助長します。
顔が赤いと、熱がこもり傷ができやすくなります。辛いのが顔なので、顔のケアをしますが、足の冷えや腸のコリが取れないと、ぶり返しなり長引いてしまいます。
このような場合は、体の巡りを滞らせている部分を解消することから始めます。そうすることで、肌が脆くなることがなくなり、回復が早くなります。今回はそのような事例でした。
症例 55 寝ている時に耳から体液がでる 40代 女性
施術内容
体液が耳から出る。寝ている間
ということでした
体を見てみると
化の火照りがある
腕や足が固い
足は冷えやすい
という状態でした
セルフケアでは
手足を骨まで触れるようにマッサージ
熱がこもると体液が出やすいので入浴はシャワー
そのあとに、足湯
足湯
寝ている時に足元は湯たんぽ
顔〜頭まわりは冷ます
枕の下にアイスノンなどしく
できたかどうかのチェックは
顔の火照りが楽になる
腕や足が軽くなる
など観察されてくださいませ
変化の兆しは
体液が出なくなる
などあります
考察・解説
耳の周りから体積が出る「耳だれ」は熱のこもりと緊張が原因です。
緊張が先の場合は、神経や筋肉の緊張を緩めることで解消できます。
しかし、熱のこもりが強い場合には、皮膚が脆くなり、触れると剥がれてさらに体液が出てしまいます。
熱による体液とは違い、肌を保護するための体液です。そのような場合は、顔や耳周りの辺りを冷ますことが優先となります。
寝ている時には、手足や体の熱が高いと、顔の熱がこもりやすくなります。どんな時に体液が出ているかがわかれば、その時の体や周囲の環境を変えることで解消できます。
寝ている場合は、足を温めて顔を冷まします。そうすることで、熱のこもりによる摩擦や脆さは軽減できます。今回は、そのようなケースでした。
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