赤ら顔は血液が集まっている
時間とともに変わる赤みは鬱血
顔が赤くなる時間を確認してみましょう。1日の中で変化する赤みは炎症以外の問題を考えます。顔が赤なる時は、血液が多い場合です。血液が多くなるときは、血液を集めている、血液が滞っている、血液が透けて見えているなどがあります。特に、顔の部分は血液を集めてしまうことが多いです。
1日中変わらず赤いのは炎症
朝から晩まで時間帯によって赤みが変わらない場合は、炎症の可能性があります。そんな時は、皮膚を守る、冷やすなどのケアが有効です。また、炎症の反応そのものは、組織の修復や異物の処理のために起こります。ですので、その役割を果たせば、炎症反応は治ります。
次からは、炎症以外の血液を集めてしまう理由を考察していきます。
なぜ、集まるのか?
その理由を明確にする
圧力で血液は集まる
首以外で頭を支える
血液が集まる理由の1つに圧力が加わることがあります。特に顔が赤い場合は、顔面の関節や骨に圧力が加わり血液が集まることあります。顔面に圧力が加わる原因として、頭の骨の位置が不安定の場合があります。頭の骨は首の骨で支えられています。しかし、猫背などで背骨が撓んでしまっている時は、首よりも前に頭が位置してしまい、顔に不要な圧力が加わってしまいます。その結果、顔に血液が集まりやすくなり赤く見えることもあります。
顎の関節の緊張
首の硬さや頭の位置以外にも食いしばりで顔の筋肉が顔面に圧力を加えてしまうこともあります。食いしばりは、ストレスや緊張のほか普段の習慣や癖でも起こりやすいです。このような体にかかる負担を減らすことで顔面にかかる圧力が軽減して赤みにくくすることができます。
次は、顔面に圧力が加わる原因について深掘りをしていきます。
顔面に圧力が加わる
時間帯によって赤みが変化する
3つの原因
食いしばり
顎の緊張が強いと食い技張りが起こります。人の噛み合う時間は1日で17分20秒ほどと言われています。もし、5分間、歯を噛み合わせ続けることができれば、食いしばる癖があるかもしれません。食いしばりは無意識に起きてしまう反応です。そんな癖が皮膚にも負担となってしまいます。もし、そんな食いしばり癖がある時は、舌を上顎につけるようにしてみましょう。そうすることで意識的に顎の緊張を緩和することができます。
猫背で頭を顎で支えている
頭の位置のずれると顎で頭を支えてしまいます。その結果、顎から上の顔面には圧力が加わり血液が集まりやすくなります。首が座る位置に頭があれば、顔面にかかる負担は減っていきます。しかし、もとより食いしばりがあれば、頭を後ろに引きにくくなります。もし、意識して頭を引くことができない場合は、初めに顎周囲をマッサージして緩めてみましょう。そうすることで頭を後ろに引きやすくなります。
過緊張
体が緊張していると、関節や筋肉が常に硬くなって動きが固まります。そんな時には、食いしばりや猫背など緊張と姿勢不良の両方が起きています。もし、そんな状態の場合は、筋肉を緩めて柔らかい体を作ってみましょう。そうすることで体が変化しやすくなります。
最後に、体の確認の仕方と対策をご案内させていただきます。
硬くなって固まっていないか
習慣や癖が症状を慢性化させている
確認方法と対策
歯軋りのしやすさ(癖)
もし、歯軋りや顎の開きが悪い場合は、顎のマッサージをしてみましょう。そうすることで直接的に顔面にかかる負担を減らすことができます。それでも、硬さが取れない場合は、姿勢や緊張のケースが考えられます。
仰向けで緩むか(姿勢)
座っている姿勢よりも仰向けで寝た方が顎の動きが良い場合は、背骨を緩めると良いです。背骨が固まっているために、頭の位置が前に出てしまい、顔面に圧力の負担がかかっていることもあります。姿勢を変えて楽になるときは、背骨から柔らかくして首や頭をひきやすくしましょう。そうすることで、関節的に顔面にかかる負担を軽減できます。
背中を緩める(緊張)
マッサージをしても姿勢でも変わらない場合は、体が緊張して固めているかもしれません。そのような場合は、緊張している首や背中の筋肉を緩めてみましょう。体がリラックスすることで首や顎の関節が動きやすくなります。その後に、マッサージや関節の位置や動きを整えることで顔面にかかる負担を減らすことができます。
首が座る姿勢を意識する
顔面への負担を減らすことが目的
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
顔の赤みは血液が集まって起こることもあります。
体には、圧力が加わると血液が集まりやすいです。その圧力は、顎、姿勢、緊張で顔面に負担となって現れます。
もし、上記のような負担がある場合は、首が座る姿勢を作ることで解消できるので、ぜひ試してみてくださいませ。
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